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第22回参議院議員選挙(2010年)

6075チバQ:2010/05/31(月) 21:11:43
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005270001
【連載「政党のいま」】


(3)新党 受け皿狙う第三極
2010年05月27日





元道職員の中川賢一氏と握手する渡辺喜美みんなの党代表(右)=札幌市中央区


有権者と握手してまわる「たちあがれ日本」の中川義雄氏=札幌市中央区、吉本美奈子撮影

■父と子、異なる党を選択


 「自民は嫌だけど、民主にもがっかりという人が増えている。ここで第三の選択肢を提供するのは、大変意義がある」


 17日夜、札幌市内のホテル。みんなの党の渡辺喜美代表は、参院選道選挙区(改選数2)の候補者擁立発表の記者会見で、自信ありげに語った。


 自民党を飛び出した渡辺氏が中心となり、昨年8月の衆院選直前に結党。衆院選では5人が当選し、比例区では社民党と肩を並べる約300万票を獲得した。


 その後の各種世論調査では、民主、自民の2大政党が支持を減らしたり、伸び悩んだりする中、第三極として支持率上昇が続く。朝日新聞社の世論調査でも、参院選比例区の投票先としては、4月は7%、5月は9%と伸び、さながら「一人勝ち」の状態だ。


 その理由とみられるのが、簡潔な主張だ。取り組むべき課題を意味する「アジェンダ」は、「行政改革を進め、小さな政府を作る」。渡辺氏らはさらに「脱官僚」「官僚の天下り根絶」というわかりやすい言葉を繰り返す。


 こうした主張は、道選挙区の候補者選びにも反映した。擁立する元道職員の中川賢一氏(43)は、中央集権の仕組みによる国のさまざまな規制に限界を感じており、「私の思いを実現するにはこの党だと確信した」と、辞表を出してまでの決意を口にした。


 勢いを道内に持ち込みたい党側は、4月から支部を立ち上げている。最初は滝川市、今月上旬には帯広市に発足した。


 ただ両支部とも、支部長が党幹部と親しく、個人的なつながりで足場を築いた面が強い。勝敗を決すると見られる札幌市での支部立ち上げの時期は未定だ。


 だが帯広支部長の大塚徹・帯広市議は、自民党の故中川昭一氏の「もうろう会見」や、「政治とカネ」の問題で逮捕され、民主党を離党した石川知裕衆院議員を念頭に強調する。「帯広に政治不信の元凶がある。ここで党勢を伸ばすことが、道内全体で(党が)受け入れられることになる」


 新党結成が相次ぐ中、道選挙区には、山田宏・東京都杉並区長らの「日本創新党」も候補者擁立に意欲を見せる。


 新党「たちあがれ日本」も模索を続ける。同党は、自民党で閣僚を歴任してきた平沼赳夫氏や与謝野馨氏が立ち上げ、「反民主、非自民」を掲げる。


 その党が、ここにきて道内でにわかに注目され始めた。


 4月の結党メンバーに参院道選挙区選出の中川義雄氏(72)の姿があった。自民党の候補者選考で敗れてから2カ月のこと。道選挙区からの立候補もささやかれたが、「恨みを晴らすような形では出ない」と比例区で立つ。道選挙区で自民党に協力する可能性にも言及していた。


 ところが、「寝耳に水」の事態が生じた。それが、みんなの党の候補者擁立だった。


 中川賢一氏は、義雄氏の長男。息子の立候補の話は聞いていなかった。「理念は党にあるが、人の親なので息子を思う情もある。私自身がどういう態度を取ったらいいのか」。賢一氏の会見の2日後、義雄氏は揺れる心情を、こう率直に語っていた。


 一方の賢一氏は、父を尊敬しているとしつつ、「私は全く違う生い立ち。専門分野も得意とすることも、父と同じではない。独立した形でやっていく」と語る。


 道選挙区と比例区という違いがあるとは言え、父親と息子が違う新党の候補者として戦う「親子対決」。参院選の焦点の一つとされる「新党は有権者の受け皿になりうるか」という要素に、道内ではこの異例な構図が加わった。
(神元敦司、平間真太郎)


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