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利水・治水スレ

966とはずがたり:2014/07/30(水) 12:52:28

津付ダム中止諮問へ 下流被災地復興事業で受益者減 岩手県(河北新報 2013年08月02日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130802t31018.htm

岩手県は1日、気仙川流域の治水対策として建設していた「津付(つづき)ダム」(住田町)の事業を中止する方針を明らかにした。23日に開く県大規模事業評価専門委員会に諮問する。

県によると、陸前高田市など気仙川下流域では、東日本大震災の復興事業で住宅地のかさ上げや高台移転が行われ、治水対策の受益者が減る見込みとなった。計画を見直した結果、費用面を考慮して河川改修のみで治水できると判断した。

津付ダムは国の補助事業で、総事業費141億円。進捗(しんちょく)率は2013年度末で49.8%を見込んでいた。ダム本体は未着工だが、14年度の使用開始を予定する取り付け道路の工事や地権者13人の用地賠償などに70億2000万円を掛けてきた。
志田悟県河川開発課長は「地権者の移転も完了し、いよいよという時に判断せざるを得ず心苦しい。震災が要因とはいえ、地権者らに申し訳ない。治水対策は着実に進めていく」と話した。
津付ダムをめぐっては10年、国が事業の再評価を要請。震災前の11年2月にあった県大規模事業評価専門委員会は「継続が妥当」と答申したが、震災を経て県は国への報告を保留、事業を再度検討していた。

津付ダム 建設中止/県「河川改修が適切」(朝日新聞岩手版 2013年8月2日)
http://digital.asahi.com/area/iwate/articles/MTW1308020300003.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_MTW1308020300003
【野津彩子】県は1日、住田町の気仙川支流大股川に計画していた津付ダム(治水)について、建設事業を中止とする方針を発表した。
下流域の陸前高田市の復興まちづくり計画に合わせて治水計画を見直したところ、ダムより低予算の河川改修が適切と判断した。震災後の土地利用計画を受けてダム建設が中止になるのは、前例がないという。

津付ダムは総事業費141億円で、1981年に計画を採択。2007年に9世帯の水没地権者の移転が完了し、同年、国道397号の付け替え道路事業に着手していた。
10年には国から「ダム検証」の要請があったが、外部の有識者からなる評価委員会は「継続が妥当」と答申をしていた。ダム本体は未着工。今年度までの進捗(しんちょく)率(事業費ベース)は49・8%。
震災後の12年10月に陸前高田市の復興まちづくり計画が策定され、津波対策として高台移転や市街地のかさ上げが盛り込まれ、宅地は8〜10メートルかさ上げされることとなった。
これを受けて県は治水計画を見直し、河川改修で洪水からの浸水被害を防御でき、予算も従来の計画より65億円抑えられると判断した。国道の付け替え工事は、復興支援道路の一環として継続し、来年度の供用開始を予定している。
8月23日に大規模事業評価専門委員会で審議した後、10月に答申があり、県で建設中止を正式決定。その後、国に事業の中止を報告するという。


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