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利水・治水スレ

74とはずがたり:2009/02/24(火) 01:37:50
石木ダム計画 反対派 面会を直接拒否 路上で50人「帰れ」 知事や市長ら引き返す
2009年2月24日 01:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79100

 県が川棚町に計画する石木ダムについて、金子原二郎知事と朝長則男佐世保市長、竹村一義川棚町長が23日夜、ダム建設に反対する地権者に面会を求め、同町を訪れたが、反対派の住民など約50人が「帰れ、帰れ」などとシュプレヒコールを上げながら、面会指定場所に通じる道路をふさいだため、金子知事ら3人は約15分後に面会をあきらめ、引き返した。知事ら3人の面会訪問は昨年10月と12月にも行われたが、いずれも地権者は面会場所に現れなかった。直接拒否されたのは今回が初めて。

 この日、反対派の地権者などでつくる石木ダム建設絶対反対同盟の約50人は午後6時半ごろから、県が面会場所に指定していた石木ダム生活相談所から約100メートル手前の路上に「ダム反対」のゼッケンや鉢巻き姿で集結、「ダム建設見直しを」と書いた横断幕を掲げた。

 同50分ごろ、車で到着した知事らが車から降りて近づいたところ、反対同盟側から「ダム反対」「帰れ」と怒号が上がった。知事らは「相談所で話し合いましょう」「ここを通してください」と申し出たが、折り合わなかった。朝長市長は「きょうは残念だ。また来たいと思う」と述べた。

 反対同盟の岩下和雄代表(61)は「知事や市長は『まず建設ありき』の姿勢で、ダムを白紙撤回するまで話し合いには応じない。今回の面会も私たちの考えを無視したパフォーマンスだ」と話した。

 石木ダム計画をめぐっては、川棚町の移転対象家屋67世帯のうち54世帯が補償費を受け移転。残る13世帯がダム建設反対を訴え、移転に応じていない。これに対し、県は昨年7月、2009年度からダム周辺の付け替え道路工事に着手、16年度の完成を目指す事業工程表を作成。金子知事は地権者との話し合いを優先するとしながらも「工程表通り進めたい」と述べ、新年度がダム計画の正念場になるとの見解を示していた。

=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=


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