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利水・治水スレ
288
:
とはずがたり
:2009/10/02(金) 19:04:19
>>284-285
有名な方なんでしょうか?
なにやら調べてみるとパワフルな女性の方のようなので面識有る神奈川1区さんが羨ましいっす。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3471/masano-1.htm
「80円で川1本救おう!」
そのメッセージは1995年2月、まだインターネットも普及していなかったパソコン通信の時代、ニフティ・サーブの掲示板にアップされました。
「80円で川1本救おう。
開いてくださって有難うございます。
今日より、「ダム日記」の連載を始めます。」
書き出しは、こんな風でした。
ダム日記。それは、まさのあつこがこのあとの人生をかけて長く取り組むことになる、深くて豊かで、だからこそ苦しみもたくさんある「水脈」への入り口となりました。
まさのあつこ、31歳。当時、彼女は3万円のアパートで冷蔵庫も持たずに暮らす不思議な女性でした。
つい先日まで、1年間かけて南米を旅していた彼女は、日本にいた時代に眠る時間をナポレオン並みに削って手に入れた完璧な英語力と、渡米したあと、2週間でものにしたスペイン語力を武器に、ザックひとつで身軽に旅する"バックパッカー"だったのです。
日本と違い、いつ殺されるか、犯罪に巻き込まれるか分からない南米の旅の中で、彼女は守るべきものの順を「命、女(としての自分――レイプの可能性などからの)、パスポート、金」と決めて、常にヒリヒリするような緊張感を持ちながらも、充分に楽しんだ日々を過ごした彼女は、帰ってきたとき、当然のことながら無職でした。
旅行でお金もほとんど使ってしまった。職を探しても、「今」使えるお金がない。そんな中で、彼女はいつものように"今、自分の武器は何か?"を自らに問いました。
これは後述しますが、彼女がある人の出会いから得た、人生の指針なのです。そして、そのときに出た結論。まずは英語、スペイン語、それから……。
「バックパックだー!」
お金がなくても、いつもバック一つですぐ次の場所に旅立っていた南米での暮らし。いや実は、普通、一人暮らしに必要だと思われている様々なもの――冷蔵庫や、洗濯機や、たくさんの洋服、たくさんの食器etc…は、なくても「生きていける」ものだったのです。だから、住処もひと部屋の、3万円の部屋で上等。
「それに、私はこれからの人生、今まで私が得たものを還元するために使うのだから、自分のためのものはいらないや」。
そう彼女はつぶやいたかもしれません。そう、彼女は帰国したとき、胸の中にある決心を抱いていたのでした。
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