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利水・治水スレ

1916とはずがたり:2022/05/24(火) 18:29:13

アユ遡上 漏水後ゼロ 明治用水 上流の生態系に影響も
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20220520-OYTNT50138/
2022/05/21 05:00

 矢作川の取水施設「明治用水頭首工」(豊田市)の大規模漏水で、取水口わきに設けられている魚道に水が流れず、天然アユなどの 遡上そじょう が出来ない状態になっている。関係者によると、アユ以外の希少な水生生物も魚道を通っており、上流部の生態系に影響するのは避けられない状況という。

 同市の環境団体「矢作川天然アユ調査会」などによると、天然のアユは卵から 孵化ふか した後、海に下って冬を過ごし、成長すると春に再び川を遡上して産卵する。同施設の両岸には1か所ずつ魚道があり、右岸側は幅約2メートル、左岸側が同3メートルで、アユはこの魚道を通って遡上する。

 アユの遡上は例年4月上旬から6月上旬が中心。最も多いのは5月前半で、東海農政局では毎日、何匹が魚道を通過したかを調査しており、そのデータを同調査会などがサイト上で公表している。

 データによると、昨年は4月2日から6月30日までに約91万匹の遡上を確認した。今年は4月6日が初遡上で、魚道の水が枯れる5月15日までに60万匹が遡上したが、16日以降はゼロになった。魚道に水が流れるには、抜本的な復旧工事を終え、取水口付近まで水位を回復させる必要がある。

 同調査会によると、魚道はアユ以外にもモクズガニやハゼの仲間のヨシノボリ、希少なサツキマスなども遡上するという。会長の新見克也さんは「例年だとアユはゴールデンウィーク前後に大きいものは遡上を終えているが、このまま魚道に水が流れない状況が続くと、上流の生態系への影響は避けられないだろう。一日も早く魚道に水が流れる状態が求められる」と話す。

 東海農政局は、現在、ポンプで水をくみ上げ工業用水などに使う応急措置を進めているが、魚道に水を回すことは現実的には難しいという。同局は「生態系にどれほどの影響があるか、現時点ではなんとも言えないが、速やかな復旧を目指したい」としている。


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