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利水・治水スレ
111
:
とはずがたり
:2009/06/25(木) 09:37:06
水没予定地の住民ら翻弄 建設負担金差し止め訴訟 八ッ場ダム必要性どう判断
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090625/CK2009062502000099.html?ref=rank
2009年6月25日
国が長野原町で建設を進める八ッ場ダムをめぐり、住民が建設負担金の支出差し止めを県に求めた訴訟は二十六日、前橋地裁で判決が言い渡される。二〇〇四年十一月の提訴から四年半。原告団と水没予定地の住民らの思いが交錯する中、ダムの必要性について、どこまで踏み込んだ司法判断が示されるのか−。 (神野光伸)
六都県で争われた同様の訴訟で、原告側は、首都圏の水需要は減少傾向にあり、新たな水源開発は不要▽一九四七年のカスリーン台風をモデルに、利根川中流の八斗島基準点(伊勢崎市)で毎秒二万二千立方メートルの流量を想定した治水計画は過大▽建設予定地は地滑りの危険性がある−などと主張してきた。
しかし、先陣を切った五月の東京地裁判決は、東京都の水需要予測に不合理な点はなく、八ッ場ダムは水害発生防止に必要と判断。原告住民側の請求を退けた。勝訴でダム建設にくさびを打ちたい原告側の思惑に反し、この判決がほかの訴訟に影響を与える可能性も指摘されている。
群馬県の原告団「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」は、東京地裁判決を都の主張を追認したとして、「原告の主張をまともに受け止めていない」と強く批判。「群馬は東京と違う。八ッ場ダムの地元であり、利水や治水の不要性に加え、地滑りの危険性や環境破壊がじかに問題になる」と強調する。
ダム不要論を唱える原告側に対し、四十年以上にわたる激しい反対闘争を経て、苦渋の決断で集落移転案を受け入れた水没予定地の住民は複雑な思いを抱く。問題を収束するため、ダムの早期完成を求める声も根強い。
川辺川ダム(熊本県)や大戸川ダム(滋賀県)の関係府県で脱ダムの機運が高まる一方、八ッ場ダムは関係都県の知事が治水・利水の必要性から相次いで推進の立場を表明している現状もある。
水没予定地の長野原町川原湯地区は現在、約五十世帯。三十年前の四分の一に減った。ダム建設に翻弄(ほんろう)され続けた住民からは「人口は減り、生活は厳しい。訴訟結果が住民の生活の足かせになる可能性もある。原告は(東京地裁の)判決を真摯(しんし)に受け止め、住民の不安をあおることはやめてほしい」と戸惑う声も上がっている。
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