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小沢一郎の政権構想
2073
:
名無しさん
:2016/10/09(日) 22:41:01
>>2072
しかし、誰も彼らに期待などしていなかった。だから当然、ミッションの依頼などない。彼らは、少ないチャンスから自分たちの存在価値をアピールし、やがて、戦争の常識を変えたとまで言われるほどの奇抜なアイデアで、強敵・ロンメル司令官とやり合っていく。
それまでの常識では考えられないような、戦力で圧倒するだけではない闘い方を生み出した彼らの物語には、読みながらずっと興奮させられっぱなしだった。
本書は、戦争を扱ったノンフィクションだが、全然戦争のことについて読んでいる感じがしない。なぜなら、この物語には、戦車や砲弾といったものがほとんど登場しないからだ。本書に出てくるのは、ダンボールやペンキなど日常的なものばかり。彼らは、武器にもならない、戦場ではガラクタでしかないようなものを駆使して、少ない人員で敵を惑わす奇想天外なアイデアを次々に実行に移す。
タイトルになっているスエズ運河を消すミッションも、その1つだ。彼らは戦場で、実に楽しそうにミッションをこなしていく。彼らがどんな難問を突きつけられ、それにどんな手段で応えたのか。また、実際に銃を持って敵と戦っている者たちと比べて自分たちは何ほどの者なのだと、自分たちの存在意義に思い悩む彼らの葛藤など、読みどころ満載の一冊だ。
■ こんな社史、見たことがない
『臨3311に乗れ』(城山三郎、集英社文庫)
<日本のトーマス・クック社を目指そう>
のちに「近畿日本ツーリスト」として、日本の「旅行」を作り上げてきた会社。その歴史は、たった5人の“野武士”たちが、世界的な旅行会社と肩を並べるという大それた目標を共有した時にスタートした。
近畿日本ツーリストの前身となる「日本ツーリスト」の創業者・馬場勇の生涯を中心に、社会に適合できずに流れ着いてきた者たちが、どのように「日本ツーリスト」を作り上げていったのかを描いた本書。馬場から依頼された城山三郎が、近畿日本ツーリストの社史として書いたものが元になっている。
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