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【廃道・隧道】山さ行がねが応援スレ【冒険・探索】

1とはずがたり@元林道部会長:2007/09/30(日) 23:18:53

山さ行がねが
http://yamaiga.com/index2.html
ヨッキれんを応援しようヽ(`Д´)ノ
皆の実行したアホな冒険譚も求む。

301とはずがたり:2016/02/18(木) 14:15:55
>日本海に臨む近畿最北の水族館「城崎マリンワールド」の沖にある小島に「竜宮城」がある。今は上陸できないが、昭和25年に作られた観光施設
知らんかった。いってみてえ!(;´Д`)

2016.2.18 05:00
なぜここに駅が?「玄武洞駅」のミステリー…“豊田商事物件”と噂の廃虚ビルは何を語る 観光名所は川向こう
http://www.sankei.com/west/news/160218/wst1602180002-n1.html

 兵庫県豊岡市内に不思議な駅がある。JR山陰本線の「玄武洞駅」だ。160万年前の巨大溶岩跡があり、城崎温泉(同市)と並ぶ北近畿の観光名所である玄武洞公園への“玄関口”だが、公園は円山川をはさんで駅の対岸にあり、どうやって行くのかナゾだった。そこで調べてみると、駅がなぜここにあるのか、そのレゾンデートル(存在意義)が判明、栄枯盛衰の過去が見えてきた。さらに近くにはネットでも話題の廃虚があるなど、一帯はちょっとしたミステリーゾーンと化していた。

近くに船着き場

 豊岡市の中心街から円山川沿いの道を北へ、城崎温泉に向けて車を走らせていると、左手に見えてくるのが「玄武洞駅」だ。うっかりすると見逃してしまいそうなほど目立たない。

 駐車場も周囲にはなく、ようやくスペースを見つけて降車。歩いて駅に近づくと、特徴的な駅舎の青い屋根と青い跨線橋(こせんきょう)が見えた。

 時刻表を見ると、停車するのは上下線とも1時間に1本程度で、無人駅らしい寂寥感を漂わせている。駅前にあるバス停の待合所もペンキがはがれ、“朽ち果て感”が何ともいえない。

 「何のための駅なのか」。周囲を探索し、「玄武洞船着場」という看板の矢印の通り、円山川まで歩くとあった。さびついた看板だ。そこには「乗船希望の方はこちらへお電話ください(対岸より迎えにまいります)」の文字。電話番号と料金も書かれていた。

 「なんだ渡し船があるの?」 そう思ったが、どこかしっくり来ない。実はこれ、正式な営業路線ではなかった。

年間40万人の観光客

 玄武洞公園は、160万年前の火山活動でできた巨大溶岩跡で、規則正しい割れ目の岩石が連なる山陰海岸国立公園の名所。特別天然記念物でもある。江戸時代から観光スポットとして有名だったという。

 その対岸に明治45年、玄武洞駅ができた。現在のようなまともな道がなかった時代、両岸を行き来するのに欠かせなかったのが渡し舟。サオで漕ぐ小さな十石舟が往来していた光景は駅の開業で変わっていく。

 玄武洞への「玄関口」となった駅は、特に戦後復興期から高度経済成長期に観光客がどっと押し寄せた。十石舟はエンジン付の船となり、そして、昭和39年には株式会社「玄武洞観光渡船」が設立された。

302とはずがたり:2016/02/18(木) 14:16:12
>>301-302
 同社の船頭だった地元男性(83)が保管していたパンフレットからは、定員57人を最大に6隻の観光船を保有していたことがわかる。最盛期には年間40万人もの観光客を運び、「それはすごいにぎわい。観光バスもひっきりなしにやってきて客をはき出してくれた」と男性は振り返る。

 だが、その後、玄武洞公園へ直結する道路が整備され、次第に駅利用の客足は遠のき、45年には無人駅となった。地元の人々は無人化に反対の声を上げたが、当時の国鉄には届かなかった。渡船会社は営業を続けたものの、赤字が膨らみ、平成11年に廃業した。

噂が噂を呼ぶ赤煉瓦の巨大廃虚

 そんな過去を持つ玄武洞駅から北へ歩くと、赤煉瓦づくりの巨大な廃墟に遭遇する。落書きがされ、雑草が伸び放題の有様だが、その威容さは嫌でも目立つ。

 インターネットでも一部マニアに話題となっている廃墟は、約1万平方メートルの広大な敷地に計画されていたリゾートホテル。建物は使われることなく30年以上、雨風にさらされたままになっている。

 詳しい経緯について、地元の人たちに聞いても「あまりに古い話だからわからない」という。ナゾがナゾを呼び、バブル時代に起きた豊田商事事件絡みの物件ではないかという噂も飛び交った。高齢者を詐欺で食い物にし、会長が刺殺されたあの事件だ。

 噂は地元の人たちにも定着しているが、どうも真相は違うようだ。数少ない事情通の話では、昭和59年の着工後、欠陥工事が表面化して兵庫県内の施主と大阪府内の施工業者の間で裁判沙汰となり、計画が頓挫したという。

 それではなぜ、悪名高い豊田商事の名が1人歩きしたのか。市の関係者が示唆したのは、あるテレビドラマシリーズの影響だ。その中の一話が城崎温泉が舞台で、詐欺会社が所有していた廃墟ビルで相次いで変死者が発見されるというストーリーだった。人気シリーズだっただけに、「都市伝説」として定着したようだが、何人かの訳知り住民ははっきり「豊田商事の話はデマ」と言う。

 玄武洞周辺の廃墟はこれだけではない。ひともうけを狙ったバブルの遺物が点在していて、それを探すのも面白いかもしれない。

1日30人、寂りょう感漂う駅舎

 玄武洞駅の利用者は1日約30人。多くは通学客だといい、管理する豊岡駅やJR西日本福知山支社にも関連資料はほとんどない。

 電話で呼べばやってくる現在の渡し船は、事情を知らずに下車してしまう旅行者が時々いるため、路頭に迷わないよう、対岸で集客施設を営業する業者が親切心から始めた。適宜運航しているだけで、「主役」ではない。食堂や土産店が大繁盛していた玄武洞駅前の様子はもう残滓(ざんし)もないが、そんな風情は、当地の名物のカニと同じくらいの味わいがあるかもしれない。

 最後にもう一つ。玄武洞から離れ、日本海に臨む近畿最北の水族館「城崎マリンワールド」の沖にある小島に「竜宮城」がある。今は上陸できないが、昭和25年に作られた観光施設で、水族館敷地内にある浦島太郎伝説の亀のオブジェとともに、平成の現世では異彩を放っている。

 城崎温泉のついでに、こうした場所を訪ねてみるミステリーツアーはいかがだろう?


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