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京都・京師・京洛

1とはずがたり:2007/08/19(日) 10:50:48
きょうと・けいし・きょうらく

344とはずがたり:2014/07/11(金) 11:18:51
雄琴と云えばソープのイメージしかないけど温泉地になっていたのか。というかもともと温泉地だったのかw

「特殊浴場と共存」は昔の話、旅館2代目たちが「脱風俗」のイメージチェンジに奮闘する「おごと温泉」の“今”
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140627/wlf14062707000001-n1.htm
2014.7.11 07:00

 かつて「関西屈指のソープランド街」として名をはせた雄琴温泉(大津市)が、イメージチェンジを進めている。平仮名表記の「おごと温泉」を名乗って、「京都に最も近い温泉街」を前面にPR。その結果、男性客しかいなかった温泉街に、家族連れや女性客らが訪れるようになり、収益の柱でもある団体客や修学旅行客も戻ってきた。「脱・ソープランド」を掲げて、歓楽街から観光地への脱皮を図ろうと奮闘する温泉街の姿を追った。

(大津支局 和野康宏)

「雄琴=“関西No1ソープ街”」イメージが強く…

 琵琶湖南西部に位置するおごと温泉は、比叡山延暦寺を開いた平安時代の僧、最澄が源泉を発見したとされ、約1200年もの歴史と伝統を誇る。戦後の高度経済成長期以降は、旧国鉄湖西線(現・JR湖西線)の開通などアクセスの向上も手伝って大いににぎわった。

 当時の牽引(けんいん)役となったのは、昭和40年代に相次いでオープンしたソープランド街だった。温泉街から南へ約500メートル離れて一線を画し、源泉を引き込んでいるわけでもない。それでも、一時はソープランドの利用客が大量に温泉街に流れ込む恩恵を受けたが、一方で、「雄琴=風俗街」というイメージから女性客や修学旅行客らがまったく寄りつかなくなった。

 その後、マイカーの普及でソープランド利用客が温泉街に立ち寄らなくなると、宿泊客が激減。28軒あった温泉旅館が次々に閉店し、気がつけば生き残ったのはわずか10軒という危機的状況に陥った。

 そんななか、各旅館で世代交代が進み、旅館やホテルの跡継ぎたちが中心になって平成10年に「雄琴青経塾」を結成。温泉街の改革に乗り出した。

「雄琴」から「おごと」へ…

 改革の最大のネックとなったのは、やはり「雄琴=風俗街」というイメージの払拭だった。

 そこで、温泉街を親しみやすい場所にするため、「おごと」と平仮名表記にする取り組みに着手した。

 16年からは、JRの最寄り駅となる雄琴駅を「おごと温泉駅」にするよう署名活動を始めた。約3万2千人分もの署名が集まり、JR西日本と大津市に働きかけ、4年もの歳月を経て20年に駅名変更を実現させた。

345とはずがたり:2014/07/11(金) 11:19:18
>>344-345
 その一方で、温泉街としての魅力アップにも力を入れてきた。

 生き残った10軒の各旅館・ホテルは、旅館名を変更したり、増改築に踏み切ったりした。建築デザイナーが手がけた旅館があれば、料理が自慢の旅館がある。「雄琴の中でまねはしない」「他の温泉街のまねはしよう」と声をかけ合い、互いに個性を競い合う温泉街へと変貌していった。

 また、地元のブランド牛「近江牛」を提供する「認定近江牛指定店」に、全10軒がそろって登録。食へのこだわりがある街としてのイメージを印象づけた。

 そんなおごと温泉の最大の武器は、「京都に最も近い温泉街」という立地。京都を訪れる観光客や修学旅行客の宿泊先にしてもらうことを画策し、温泉街を挙げて旅行会社に営業活動を展開していった。

 こうした努力が実を結び、平成初めの頃は年間30万人前後だった宿泊客が、23年には48万9千人に増加した。これまでは男性客が中心だったが、家族連れ約7割、女性客約6割と観光客の構成が大きく様変わりし、客層が着実に変化したことを示している。

「ソープ街からの自立」を模索して…

 おごと温泉は今年4月から、近くのおごと温泉港を発着して琵琶湖巡りを楽しむ「びわ湖・湖上お散歩クルーズ」を就航させた。「琵琶湖のクルージングを楽しみたい」という宿泊客からの要望を受けたもので、発案したおごと温泉旅館協同組合の森崎祐次監事(47)は「おごと温泉の新たな名物になる」と自信を見せる。

 昨年夏ごろから、「ミシガンクルーズ」など琵琶湖上のクルージングを手がける琵琶湖汽船に就航を働きかけ、大津商工会議所も資金面での支援を決めたことから実現した。週末の午後4時半におごと温泉港を出航している。

 使用しているクルーズ船「megumi号」は定員200人。1階は左右ガラス張りのラウンジスタイルで、2階のデッキに上がらなくても景色が楽しめる。琵琶湖大橋をくぐり、「近江八景」の一つに選ばれている「浮御堂」をはじめ、その形の美しさから近江富士と呼ばれる三上山や世界遺産・延暦寺のある比叡山など、湖岸から名所を約1時間でたどる。

 高校の同窓会でおごと温泉を訪れ、クルージングに参加した女性(71)は、「橋をくぐったのは初めての経験。良い思い出になった」と満足そうに話していた。

 私も大学入学と同時に生まれ育った北海道を離れて関西で暮らしてきたが、「男性客中心の風俗の街」というイメージが強く、おごと温泉街は訪れる機会もなかった。しかし、新人記者として大津支局に配属され、ネタを求めて訪ねてみると、これまで思い描いていたイメージとは異なった街並みに衝撃を受けた。

 かつてはソープランド街と共存していた時代があったが、現在ではソープランド街に頼らない道を歩んでいるおごと温泉の挑戦。今後も見届けていきたい。


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