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生駒・寧楽・北倭

50：とはずがたり：2009/02/16(月) 01:35:44: 着工１カ月遅れ／ＪＲ奈良駅前ホテル
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000902060001
2009年02月06日

　◆予定地に石炭殻

　奈良市がＪＲ奈良駅西側に誘致した外資系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット」の着工が、当初予定より１カ月遅れの３月上旬にずれこむことになった。建設予定地に産業廃棄物の石炭殻が埋まっていることが判明し、処理業者の選定が難航したためだ。ただし、市は「１０年９月の開業に影響はない」としている。

　建設予定地はかつて、旧国鉄の「奈良機関区」があった場所で、市土地開発公社が９２年、国鉄清算事業団から購入した。だが、ホテルの建設計画が決まった後の０８年４月、当時ホテルの事業主体だった不動産会社「ゼファー」が調査した結果、約２５００平方メートルの建設予定地の地表近くから深さ２メートルにわたって石炭殻が埋まっていることが確認された。

　石炭殻の運び出しは今月１日に始まった。ゼファーから事業を引き継いだ新会社「ＪＲ奈良駅前ホテル開発」に対し、市が除去費約２億４千万円を支払う予定。市によると、時効のために除去費を国鉄清算事業団に請求することはできないものの、土地購入時に石炭殻が埋まっているとの説明がなかった責任があるとして、事業団に処理費用を求める方針という。

　ホテルは高さ約４０メートル、地上１１階地下１階で、客室数は約２９０。総事業費７５億円のうち、５０億円の出資については国土交通省の外郭団体や地元企業と、残る２５億円の融資は大手銀行などとそれぞれ交渉中という。ただ、この日の総務水道委員会で福井重忠副市長は「１０年９月の開業に間に合う」と話した。

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