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生駒・寧楽・北倭
477
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とはずがたり
:2024/02/22(木) 16:50:36
「奈良のシカ」10キロ圏内だけ?…それ以遠は紀伊半島から流入か
2024/02/21 00:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240220-OYO1T50046/
国の天然記念物「奈良のシカ」について、福島大、奈良教育大、山形大の研究チームが、奈良公園(奈良市)周辺のシカが特有の遺伝子型を持つ一方、10キロ以上離れた地域の個体はこの遺伝子型をほとんど持たないとする研究結果を発表した。20日付米科学誌ウェブ版に掲載された。
フン解析
奈良では古来の伝統であるシカ保護と獣害の双方が課題だ。古くから生息するシカの生息範囲がわかったことで、対策のあり方にも影響を与えそうだ。
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研究チームは昨年1月、奈良公園のシカは孤立した集団で、1000年以上にわたる交配の結果、独自の遺伝子型を持つとする研究結果を発表。今回は2017〜19年に採取したフンなどのDNA解析で、その遺伝子型を持つシカの生息範囲を調査した。
奈良公園に生息するシカ(奈良市で)
その結果、奈良公園を中心に県が定める「保護地区」では、独自の遺伝子型のシカのみが生息。離れるにつれて他の遺伝子型を持つ個体が混在し、10キロ以上離れると、独自型の個体がほとんどいなかった。
独自型を持たない個体は、紀伊半島の各地から流入してきたシカだという。
文化庁は、平成の大合併前の旧奈良市一円のシカを「奈良のシカ」としているが、厳密な定義はなく、研究チームの兼子伸吾・福島大准教授(分子生態学)は「見た目は同じでも奈良公園特有のシカと、そうでないシカの生物学的定義や生息範囲がはっきりした」と調査の意義を説明する。
保護か獣害か
奈良市では768年創建の春日大社がシカを「 神鹿 」として保護した伝統から、明治時代以降、手厚い保護を実施。保護地区の周辺の「緩衝地区」でも、獣害を及ぼす個体を駆除せず、捕獲して奈良公園内の施設「 鹿苑 」で飼育する措置が取られ、1945年に100を割り込んだ奈良公園のシカの生息頭数は、近年は1200超に回復した。
一方、周辺では農作物を荒らすなどの獣害が深刻化し、2017年には緩衝地区のさらに外側の「管理地区」では駆除を認めた。
また、鹿苑では飼育するシカの増加で飼育環境が悪化。衰弱死するケースなどが問題になり、市が昨年11月、運営主体に行政指導する事態となっている。
奈良県のシカ保護管理計画に携わる立沢史郎・北海道大特任助教(保全生態学)は、「これまでは獣害対策の観点で公園から外に出るシカに注目してきたが、外部からの流入も無視できないことが分かった。保護と獣害の防止が両立する対策を早急に検討する必要がある」と話している。
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