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筑波・TSUKUBA・菟玖波

521とはずがたり:2009/11/10(火) 13:28:04
>>514
専門的な記述はよく解らないのが正直なところだけど,俺の知り合いのプラズマ野郎も可成り楽天的で安直でええ加減で面倒くさがりではありますw

筑波大プラズマ研 不適切なデータ解析について
http://blog.goo.ne.jp/lazybones9/e/4e78edf39d596e3b216d5fc2fb8da27f

この4人の間ではルーチン化していたデータ解析の手法が大学院生にはどうも異様に映ったようである。すなわち専門家集団では日常化していて当たり前のやり方が大学院生に「ノー」と言われたのである。ここで注目すべきなのは、もしこの専門家集団に不正を働いているとの意識があれば、その手口をわざわざ大学院生に指導と称して教え込むだろうか、ということである。その後の研究公正委員会調査委員会の調査で「改ざん」と断定されたデータ解析手法が、専門家集団の常識であったのだとすると、同じく東京新聞の記事《一方、教授らは改ざんの事実を認めていないという。》こととは矛盾しない。これがまず気になったことである。

プラズマ研究の世界ではこのような「データ改ざん」が日常のことなんだろうか。とするとこれは大事である、とばかりに、いったいどのようなデータ解析をやっているのかちょっと覗いてみることにした。実験の中身は分からないが、どのようなデータなら解析に値するかぐらいかの判断なら私にも出来そうだ、と示された生データを見て、「これ、何?」と言うのが私の反応であった。

いくらデータ整理にそれなりの手法があるにせよ、上の「豆まき」データを下の「曲線」に仕上げるとはこの専門家集団はよほど楽天的なんであろう。「豆まき」データを前にして私ならどうするか。もしこれが意味のある実験結果であるとそれなりの確信と期待があれば、さらに解析に値するデータの収集に取り組むであろう。

総勢27名の研究者もいるのに測定を繰り返してデータ精度を上げる手間を惜しみ、一発データを「カレイダ」なる市販のソフトに丸投げして処理をさせる。プラズマ研究の世界がそれほど安直なものだとは思えないだけに、この調査報告書では不適切なデータ解析は指摘されているが、そもそもデータ収集の妥当性について何一つ触れられていないのが不可解である。そのあたりの事情の説明があった上でデータ解析手法の是非が論じられていると、このよくまとめられた調査報告の客観的具体性がより高まったのではなかろうかと思った。

それにしても「不適切な解析をするよう指導された」と訴えた大学院生が複数存在したというのが嬉しい。科学者の根底にあるべきなのはなにごとであれ素朴な疑問であることに尽きるからだ。それを失った4人の専門家集団が科学の世界に居残る理由はないと思う。


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