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筑波・TSUKUBA・菟玖波
381
:
とはずがたり
:2008/12/16(火) 18:15:02
茨城新聞アーカイブ】
▼20 クボタ筑波工場 トラクタやエンジンを生産(2001年11月2日付)
水道用鋳鉄管、農業機械の両分野で国内最大手のクボタ(本社大阪)。筑波工場(木股昌俊工場長)は主力であるトラクタ、エンジンの専門工場だ。堺製造所(堺市)と生産を分けた一九七五年の操業以来、汎用(はんよう)製品を造り続ける。同社のトラクタ、エンジンは北米を中心とした輸出が好調で「筑波工場はクボタの事業拡大を図る上での国際的な起爆工場」(木股工場長)となっている。
■累計100万台突破
年間の生産品出荷額は約一千億円。生産能力はトラクタで年間六―七万台、エンジンで同十三万台を誇る。米国経済の影響で在庫調整を進める今期は若干生産ペースを落としているが、今年一月にはトラクタの累計生産台数が百万台を突破。実に国内普及分の半分を生産したことになる。現在の累計生産台数は百八万台、エンジンも百九十万台に達している。
トラクタのシェアは国内で42―43%をカバー、米国では馬力によって15―40%を確保した。国内シェアはほぼ横ばいだが、北米では続伸。海外の投資家が見学に訪れるほど注目されている。このため筑波工場のトラクタ生産は輸出用が全体の約65%を占める。もともとトラクタの搭載用に造っていたエンジンも今では単体生産が約65%で、フォークリフトや発電機、冷凍機などに使われるようになった。このうち八割が輸出用という。
■「ミックス生産」
筑波工場は情報技術(IT)を駆使した生産管理の仕組みを確立した。トラクタ、エンジンの型式は用途や仕様によって異なり、それぞれ千種類。部品数は一万七千―一万八千。これに対する生産ラインはそれぞれ一本しかない。「千種類の型式をごちゃまぜで造るミックス生産」(木股工場長)のため、型式の違った製品が同一ラインを同時に流れている。
原材料の九割は二百社ほどの部品メーカーに頼っている。この中核を担うのが、筑波工場から東へ約三十㌔離れた新利根工業団地(新利根町)。九社から成る同団地の協同組合は同じ建屋に入居し、機械加工からプレス加工、溶接、組立、塗装まで手掛ける。生産工程は筑波工場と有機的につながり同期化を図っている。
■欧州、アジアへ
筑波工場は東日本総合部品センターも併設している。ほかの工場で造られた部品約十五万点をストックし、北海道を除いた東日本に供給する巨大な物流倉庫だ。また生産拠点としては県内に自動販売機の専門工場、龍ケ崎工場(龍ケ崎市)と外壁材を造る鹿島工場(波崎町)がある。隣県には田植機・コンバインの宇都宮工場(栃木県宇都宮市)がある。
十年前に十数社あった先進国の農機メーカーは同社を含め三社に集約されたとも言われ、「一時的な生き残りはできた」と木股工場長。同社はこれまでトラクタなど基幹事業で原資を拡大、環境事業などほかの分野に展開してきた。今後は欧州やアジアが事業拡大のための大きな市場という。「トラクタを国内だけでなく国際商品にするために国際的な競争力を蓄え、グローバルな工場を目指している」
◆概要メモ◆
・所在地 谷和原村坂野新田
・操業開始 一九七五年
・敷地面積 三四・一㌶
・生産品目 トラクタ、エンジン
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