[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
筑波・TSUKUBA・菟玖波
214
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2008/05/27(火) 01:26:19
見えない航路(3) 「家電アウトレットは」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1211379963100_02/news/20080525-OYT8T00141.htm
■交渉相手明快ビジネスプラン
格安航空大手「エア・アジア」(マレーシア)傘下で中長距離路線を運航する「エア・アジアX」の本社は、クアラルンプール国際空港のターミナルビル2階の一室にある。中に入ると、職員が5、6人。チケットは基本的にインターネットで販売している。アズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)にも個室はない。人件費を省くため合理性が追求されている。
エア・アジア機などで、クアラルンプール―シンガポール間を往復した県企画部の清瀬和彦部長(当時は次長)と空港対策課の薮中克一課長は、その翌日の3月25日、エア・アジアXの本社を訪れていた。視察の一番の目的、オスマンラニCEOに直接会い、就航を正式に要請するためだ。
会議室での面談。オスマンラニCEOら同社幹部は興味のない話にはまったく乗ってこなかった。袋田の滝、日光東照宮、草津温泉、ゴルフ場――。県側が薦めた観光スポットやレジャーは、彼らの狙いから外れていた。逆にこう質問してきた。「家電量販店やアウトレットはありますか」
エア・アジアXのビジネスプランは明快だ。東南アジアの中流階級を日本に運び、買い物をしてもらう。人気の高い日本製の家電や服を安く買える店や、宿泊費が1万円を切るホテルがあれば、茨城にとどまる客層も生まれるとみる。東京に遊びに行く人や、国内線で大阪や札幌などに向かう乗り継ぎ客も想定する。低運賃を掲げて日本人利用客の掘り起こしも狙う。
4月末。自民党県連の山口武平会長ら県議十数人もマレーシアを訪問し、エア・アジアXの創業者でもあるトニー・フェルナンデス・エア・アジアCEOに就航を訴えた。そして今月16日。フェルナンデスCEOの公の発言がニュースとして県にも届いた。「福岡、茨城、名古屋は候補だ」
懸念材料もある。「国民性からして、安かろう、悪かろうで、危ないという論調が生まれかねない」。航空マーケティングに詳しい筑波学院大学の大島慎子教授は消費者の理解不足を心配する。「必要な整備費は削らず、稼働率の良さなどで運賃を下げている。県はしっかり広報してほしい」
大島教授は成功の条件も挙げる。「都心からの鉄道アクセス」「成田空港との役割分担の明確化」「空港としての戦略」……。
エア・アジアXから関心とニーズは示されたが、まだ候補にすぎない。交渉材料をしっかり提示する宿題が県には残されている。
(2008年5月23日 読売新聞)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板