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筑波・TSUKUBA・菟玖波

107とはずがたり:2008/02/18(月) 01:35:54



つくばエクスプレス 新都市物語
【11】つくば駅 一体感目指す「装置」
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340712130001
2007年12月14日

 今年初め、市内で半鐘泥棒が相次ぎ、防災科学技術研究所の増田和順さん(41)は不安を覚えた。
 火の見やぐらの半鐘は、昔の防災無線。現代は、通称「ラッパ」と呼ばれる街角の拡声機に取って代わられている。だが、つくば市には、一部を除いてラッパは整備されていなかった。
 市の職員だった増田さんは5年前、代わりに携帯メールを使う情報送信システムをつくってみた。しかし、お年寄りなど携帯を持たない人もいるうえ、緊急時にアクセスが殺到すれば役立たないかもしれない。
 「もっと簡便で確実な方法はないか」。たどりついたのがコミュニティーFMだった。通常のFM放送に比べて電波の届く範囲は限られるが、大地震などの災害時に、地域に密着した情報をすばやく提供できる。国も地域活性化策として、設立しやすいよう規制緩和を進めていた。
 ラッパのないつくば市から、半鐘まで消える。住民の安全が脅かされていると感じた増田さんは、無線免許のいらない低出力の無線装置とマイクを買い込み、試しに球場で茨城ゴールデンゴールズの試合を場内放送してみた。手応えを感じた。    ◇
 もう1人、FM局の立ち上げを模索している人物がいた。筑波大准教授の足立和隆さん(50)だ。
 3年前、学内の会合で、教員から学生の元気のなさを嘆く声があがり、何げなく「地域のFM放送でもやってみたら」と口にしたら、一気に盛り上がった。
 大学から150万円の助成が出た。だが、骨の化石の研究が専門の足立さんにラジオの知識はない。とりあえず電波調査をしてみたら、84・2メガヘルツの周波数だけがあいていた。
 しかし、そこから先が進まない。資金の調達、スタジオの確保。人脈がなく、困っていたこの夏、ネットで増田さんの活動を知った。「一緒にやりませんか」。呼びかけに増田さんが応じ、2人は会社設立に向けて動き出した。
    ◇
 スタジオはつくば駅そばに借りた。共同出資者も見つかった。足立さんを代表者に、来月にも放送の仮免許を取得する。
 足立さんによると、アンテナは筑波大のキャンパス内に立て、半年後の本放送をめざす。学生も番組作りに参加する。早朝は高齢者向け、朝は生放送の交通情報。夕方はNPOと協力して、日替わりで1時間、各国語の放送をする。就寝前の子どもに童話の朗読も届け、深夜は研究者向けの番組を予定する。
 増田さんは「コミュニティーFMは、合併してできたつくば市の市民に一体感を持ってもらうための装置」と考える。
 現在、パーソナリティーを募集中だ。問い合わせのメールアドレスはinfo@radio‐tsukuba.net。
(嘉幡久敬)


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