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西洋史

49名無しさん:2015/05/31(日) 21:18:27
>>48

ファラオが自ら戦った時代
 セネブカイ以外の遺骨の1つは、鍛えられた肉体を持つ男性のもので、左腕を頻繁に使っていた形跡がある。アーチェリーまたは戦闘訓練を行っていた可能性があり、これら7つの墓は戦士のファラオが分割統治していた時代を示しているのかもしれないとウェグナー氏はいう。

 この時期にアビドス王朝は、北部のヒクソスまたは南部のテーベに脅かされていたとされる一方、王朝内部にも軋轢があった可能性がある。

 セネブカイが死亡した場所や、統治した王朝の規模は不明だが、遺骨のすぐ近くに布があった様子からすると、死後すぐにミイラにされたのではないようだ。遺体はおそらく数週間、埋葬されずに置かれるか別の場所へ移された後、ミイラにされ埋葬されたとみられている。

 ナショナルジオグラフィック協会も支援するアビドス遺跡の発掘は今年夏に再開される予定だ。

文=Nick Romeo/訳=キーツマン智香


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