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各種イノベーション・新発明・新技術など

261名無しさん:2015/08/30(日) 16:18:49
>>260

●弁護士の業務はロボット・人工知能に奪われる可能性はある。

【太田 哲郎弁護士】「人工知能が、具体的事案について、当方の手持ち証拠を与えられ、依頼者とのコミュニケーション能力、争点について立証すべき事実とその方法を設定する能力、立証するための文書作成技能等を有するに至れば、十分に、人間の弁護士に代わって、業務を遂行することができると考えます。普通の弁護士が行っている業務よりはるかに難しい将棋において、プロが、人工知能にかなわなくなっている現状からみて、弁護士業務がすべて人工知能にとってかわられるのも、数十年とたたずに実現するのではないでしょうか」

【岡田 晃朝弁護士】「可能性はあるでしょうが、それが可能になった時点では、世の中の労務のほぼ全てがコンピューターで可能になっているでしょう。人の感情を理解し、社会常識なども理解の上で、あらゆる具体的事情を前提に、相当の検討をするわけですからです。それは相当に先になるはずです。もし、この質問が、法と判例から、機械的なだいたいの相場が見れるようになる程度の意味でしたら、分野によっては、近い将来に可能かもしれません」

【中尾田 隆弁護士】「弁護士の仕事の基本は、事実を法的に評価すること、法的評価を前提にアドバイスや交渉等をすることだと思います。これを行うためには、法的価値観が必要となりますが、人工知能が弁護士業務をサポートすることは出来るようになるかも知れません。これを超えて人工知能が善悪などの価値判断ができるようになった時には、弁護士だけでなく、裁判官も検察官も不要となるかも知れませんね」

【大貫 憲介弁護士】「弁護士業務のうち、契約書作成等のマニュアル化しやすい業務は、人工知能で代替可能でしょう。交渉、調停、訴訟などの人間的要素が強いもの、駆け引きの要素があるものは、代替は困難と思います。ただし、交渉、調停、尋問での攻め方、守り方、駆け引きにもパターンがあるので、将来は、人間と人工知能の共同作業になると予想します」

【杉山 伸也弁護士】「どんな仕事にも言えることですが、ロボットや人工知能により人間の仕事が取って代わられるのは歴史の必然です。例えば初歩的な人工知能といえる電卓ひとつ取っても『計算』という仕事を人間に取って代わってこなしているのですから。ただ、完全に自立した人工知能の支配する世界、それこそ映画のターミネーターやマトリックスのような世界にでもならない限り、ロボットの操縦者たる人間は残る。その意味で、弁護士の仕事も変容しながら続いていくのだと思います」

【飛渡 貴之弁護士】「どんな専門職であろうと、新しいものを作り出すのではなく、既存のものから考えていくものは、考えるパターンがあるということでしょう。そうだとすると、アルゴリズムを作ることが出来ることになるので、ロボット・人工知能ができるということになるのではのではないでしょうか。さらに、学習できるとなれば、将来的には、ロボットが、ほとんどすべての職業をすることができることになるのではないでしょうか」

●弁護士の業務はロボット・人工知能に奪われる可能性はない

【濵門 俊也弁護士】「弁護士の業務としてどのようなものを想定しているのかが不明ですが、感情をもたないロボットにとって代わられるほど甘くないと思います。単純な案件で、法律の解釈もいらず単純に適用すればいいだけならともかく、そのような事案は一つとしてありません。弁護士にとって最も重要なのは、法律が素直に適用できない問題に対しても新しい解釈を与え処理をしていくことにありますから、感情はどうしても必要となるはずです」

【秋山 直人弁護士】「弁護士の業務の中心は、裁判を例にとっていえば、人の話を聞き、資料を検討し、それらを整理して、裁判官に分かりやすく言い分を示すことです。紛争となるとお互い感情も相当にからみますので、右から左にというわけにはいきません。証拠作成等の事務作業はロボットができるようになるかもしれませんが、弁護士の中心業務は、個別性が強く、また依頼者の感情をうまく受け止めてほぐしていくことも必要ですから、そうそうロボットができるものではないと思います」


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