したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Book Review

195神奈川一区民:2010/12/11(土) 11:52:41
【文芸】第14回司馬遼太郎賞は楊海英『墓標なき草原』に決定!内モンゴル自治区における文化大革命・虐殺の記録[10/12/08]

司馬遼太郎賞に楊海英さんの「墓標なき草原」

 第14回司馬遼太郎賞(司馬遼太郎記念財団主催)は8日、静岡大教授の楊海英
(ようかいえい)さん(46)の「墓標なき草原」(岩波書店刊)に決まった。

 内モンゴル自治区における文化大革命の実態を独自の聞き取り調査や史料で明
らかにした点が評価された。副賞100万円。

■ソース:YOMIURI ONLINE (2010年12月8日16時20分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101208-OYT1T00737.htm

第14回司馬遼太郎賞
楊海英著『墓標なき草原』上下巻 (岩波書店刊)

<贈賞理由>
 この作品の主題である反エスノセントリズムを、迫害された人間の叫びと歴史の
周到な取材に基づいて再現した日本語表現の迫真力を高く評価した。

<楊海英氏の略歴>
 1964(昭和39)年、内モンゴル自治区オルドス生まれ。モンゴル名オーノス・チョクト。
北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。89年3月来日。国立民族学博物館総合
研究大学院大学博士課程修了。文学博士。関西外国語大学講師、中京女子大学人
文学部助教授、静岡大学人文学部助教授を経て現職。

 選考委員はドナルド・キーン、柳田邦男、養老孟司、松本健一、関川夏央氏の5氏です。

http://www.shibazaidan.or.jp/21topics/14thsibasho_fellow.html
http://www.shibazaidan.or.jp/17shibasho/s14.html

墓標なき草原
―― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録 ――

■構成 全2巻
楊 海英
文革の凄惨な階級闘争は少数民族地域には及ばなかったとされるが,事実は決して
そうではない.文革時期に五人に一人が「民族分裂主義者」とみなされ,公式発表でも
3万人近くが殺害された内モンゴルで,何があったのか.体験者への綿密な聞き取り,
同時代資料,国内外の研究を渉猟して明らかにした,隠蔽されたままの過去.

http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/024771+.html


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板