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Tohazugatali Book Review

1小説吉田学校読者:2006/05/29(月) 22:32:07
新スレ誕生。古今東西、森羅万象、硬軟織り交ぜ、新刊・旧刊問わず、読んだ本、読もうとする本、読んでない本、読ませたくない本をああだこうだ言うスレ。

2小説吉田学校読者:2006/05/29(月) 22:39:49
とういうことで、書き込み第1号は、私、小説吉田学校読者であります。
私のオールタイムベスト1を書き込みたいのであります。

何と言っても、日本でしか編纂されていないヤッフェのこの短編集がベスト1。小尾芙佐の軽妙な翻訳とブロンクスのママの安楽椅子探偵ぶりが光る。
日本でしか編纂されていないから、日本でしか読めない。つまり、日本語が読めないとこれは読めない。私は、この本が読めることを、日本人に生まれて良かったと思う理由の1つに挙げています。
とりあえず、ナンピンで買った後、平均購入値よりわずかに値が上がったが不安だから売り抜けてしまって、小金しか残らなかったような時、すぐにこの本を買いなさい>この掲示板の株屋衆

ママは何でも知っている    ジェイムズ・ヤッフェ
ハヤカワ・ミステリ MOM,THE DETECTIVE 小尾 芙佐 訳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150012873/249-0039396-1577932?v=glance&n=465392

3とはずがたり:2006/05/30(火) 17:19:54
スレ立て乙っすヽ(´ー`)/。最近本読めてない俺に色んな本紹介お願いします。m(_ _)m

吉田学校さんが立てなかったらとはの名を冠するのは畏れ多いのでMutou-ha Book Reviewという名前でスレ立てしようかと思ってたところでした。

4とはずがたり:2006/05/31(水) 09:40:34
読みたい本ども。円高になったら検討。

Dynamic Macroeconomic Analysis: Theory and Policy in General Equilibrium (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0521534038/249-7801335-5409126?v=glance&n=1000&m=AN1VRQENFRJN5
Sumru Altug
価格:¥ 6,265 (税込み)

Poverty Traps (ハードカバー)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0691125007/249-7801335-5409126?v=glance&n=1000&m=AN1VRQENFRJN5
Samuel Bowles
価格:¥ 4,476 (税込み)

A Theory of Economic Growth: Dynamics and Policy in Overlapping Generations (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0521001153/249-7801335-5409126?v=glance&n=1000&m=AN1VRQENFRJN5
David De LA Croix
価格:¥ 3,836 (税込み)

Growth Theory: An Exposition (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0195109031/249-7801335-5409126?v=glance&n=1000&m=AN1VRQENFRJN5
Robert M. Solow
価格:¥ 3,319 (税込み)

Lectures on Economic Growth (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0674016017/249-7801335-5409126?v=glance&n=1000&m=AN1VRQENFRJN5
Robert E., Jr. Lucas
価格:¥ 3,191 (税込み)

5小説吉田学校読者:2006/05/31(水) 22:38:23
原書ですか。羨ましいなあ〜。
私、ロサンゼルスに旅行行ったとき、向こうの大手書店(名前忘れたけど)で、ジョン・ディクスン・カーの「パパラバス」を原著で買ったんですけど、読めずに積ん読状態です。

J・D・カーというと、これですねえ。これが最強傑作(最高ではなく)。

火刑法廷
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%88%91%E6%B3%95%E5%BB%B7

6とはずがたり:2006/06/05(月) 15:31:47

待ち時間の多い旅でした。読んだ本は以下の通り

『東京奇譚集』 村上春樹

『帝都衛星軌道』 島田荘司

『「靖国」と小泉首相』 渡辺恒夫vs若宮啓文

『白洲次郎 占領を背負った男』北 康利

7片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/05(月) 20:04:19
>>6
最後の本はちょっと興味あります。
本人が書いたエッセイ集も一冊あるみたいですね。
どれも読んだことないんで、何か感想でもあればお聞かせください。

8とはずがたり:2006/06/06(火) 16:55:12
>>6-7
あと
『男は3語であやつれる』 伊東 明
も。

『白洲』は面白かったですよ。
松本清張の『黒い霧』ですと
いいもん…民政局(GS)
わるもん…参謀部(G2)
という位置づけですが,この本では正反対で新鮮でした。
更に憲法改正派や近衛文麿にも肩入れしてて,筆者の思い入れが全面に出ている。

9小説吉田学校読者(清張全集読破の男):2006/06/11(日) 06:12:31
>>8
清張と言えば、文春文庫の「昭和史発掘」が完結しました。全9巻。この作品、磯部浅一の最期を読むためにあると言っても過言ではなく、私の勝手な思い込みでは、その最期を書くために5年の歳月を費やしたと言っていい。
【昭和史発掘 <新装版> 9】 文春文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167697084/qid=1149973609/sr=1-10/ref=sr_1_10_10/503-0203664-5401550

こちらは、幻の書、ついに初訳。こういうフレーズを書く度に、英語を原著で読めない現役院生の方々に劣等感を抱くわけではありますが、小林信彦はこれへのオマージュとして紳士同盟を書いたのであります。ということで、読まずに死ねるか〜〜。
【紳士同盟】ハヤカワポケットミステリ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150017883/qid=1149973805/sr=1-10/ref=sr_1_10_10/503-0203664-5401550

10小説吉田学校読者:2006/07/02(日) 08:33:51
もう最近では、ダールといえば「チョコレート工場の秘密」しかないのか。
ダールといえば【あなたに似た人】であります。これも読まずに死ねるか〜〜。

「チョコレート工場」建設へ オランダにテーマパーク
http://book.asahi.com/news/JJT200606300002.html

 オランダの首都アムステルダムに、英国人作家ロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」を題材にしたテーマパークが建設される。2009年の完成を目指しており、ファンタジー好きの子供たちの関心を呼びそうだ。
 同作品は、架空のチョコレート工場の所有者ウィリー・ワンカ氏に、主人公の少年チャーリーら5人の選ばれた子供が招待され、チョコレートの川が流れたり、不思議な菓子が研究されていたりする工場内を見学するという内容。原作を基に制作された映画「チャーリーとチョコレート工場」(2005年、ティム・バートン監督)も好評を博した。(時事)

あなたに似た人 ハヤカワ・ミステリ文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150712514/qid=1151796744/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-7163582-3465815

11小説吉田学校読者:2006/07/02(日) 18:29:15
もうね、目黒孝二=北上次郎が一押しなんだから、こりゃあ買わないとだめじゃないか。欧米のノワールを読んじゃうと香港ノワールの映画なんて××みたいなもんだね(最近、バカとかアホとか書きなぐってるから一部自粛)。ということで、これもまた読まずに死ねるか〜〜。

<ミステリー三昧>評論家・北上次郎
http://www.sankei.co.jp/news/060702/boo010.htm

【レイヤー・ケーキ】 角川文庫 J・J・コノリー (著), 佐藤 耕士 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4042959016/qid=1151832317/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-7163582-3465815

12とはずがたり@掛川:2006/07/07(金) 00:51:53
浜野安宏『35歳から伸びる人,止まる人』PHP文庫

母親が浜野氏の講演を聴いて買ったようだが,たまたま北山孝雄(安藤忠雄の弟)の講演も聴いていたが,この浜野氏のボスだったそうな。
どうも出版社が売れそうな題名を着けたわざとらしさ観や自信たっぷりな書きぶりがひっかかるが,この8月に35になる俺としては感慨深いものもある・・

13とはずがたり:2006/07/07(金) 00:56:25
×浜野氏のボス
◎浜野氏がボス

14杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/07/09(日) 19:10:30
そう言えば近所の本屋へ行く機会は殆ど無いのですよね。やっぱし品揃えの豊富な大規模書店で色々逍遥したりして買ってますし。この間もアルビン=トフラー「富の未来」上下巻を買ったところです。

ネット書店で本「延命」 巨大倉庫が書棚のかわり
http://www.asahi.com/business/update/0709/003.html
2006年07月09日17時14分

 短期間に売れるベストセラーで稼ぎ、売れない本は短命で絶版する。書籍のこんな常識が、ネット書店の普及で崩れつつある。無限に広いパソコン上の「書棚」からは、年月を経て書店では消えてしまった本が読者に選ばれ、寿命を延ばしている。

 ネット書店最大手、アマゾンで今年1〜3月期に最も売れた本は、一昨年に発売された「7年前の顔になる 田中宥久子(ゆくこ)の『肌整形』メイク」(講談社)だった。今年1月までの順位は全体の2000位前後だったが、2月中旬に著者がテレビ出演すると売り上げが跳ね上がった。

 売り上げのグラフで突如として突起が生じるイメージから、同社で「スパイク」と呼ぶこうした現象は、普通の書店ではあり得ない。年間8万点に迫る新刊本に押し出され、売れ行きの悪い本は半年で店頭から消える。一方のネット書店は書棚の制約がなく、買われるのを待つ余裕がある。

     ◇  ◇

 流通業界では、売り上げ上位2割の製品が、売り上げ全体の8割を稼ぐ「パレートの法則」が有名だ。しかし、アマゾンでは上位3割でも売り上げの7割。書籍取り次ぎ大手トーハンが運営するネット販売支援サイト「e―hon」では上位2割の本が占める割合は4割にとどまった。下位の売り上げも収益源となる「ロングテール現象」が生じている。

 多くのネット書店で、膨大な点数から本を探す手助けとなるのが、これまでの購入や閲覧の記録から好みにあった本を自動的に推薦する「おすすめ」機能だ。「顧客が潜在的に欲しいものを、全商品から探し当てる」とアマゾンは胸を張る。

 例えばビジネス書。好調が続くトヨタ自動車に関する本をネットで購入すると、78年発行で「古典」と評される「トヨタ生産方式」(ダイヤモンド社)が紹介される。同書の売り上げのほとんどは、ネット書店経由という。

     ◇  ◇

 出版科学研究所によると、05年のネット書店の市場規模は600億円を超え、出版市場全体の約3%に成長した。楽天や宅配大手のヤマトホールディングスなど他業種からの参入も相次ぐ。

 負担が増しているのが「ネットの向こう側」にある書籍の倉庫だ。アマゾンの物流センター(千葉県市川市)の延べ床面積は東京ドームの1.3倍、小売業者としては異例の規模だ。

 トーハンも埼玉県桶川市にある物流拠点で、最終的に80万点を備えるようにする。取り次ぎ大手、日本出版販売(日販)も来年夏には、東京・王子にある物流拠点を大幅拡充する方針だ。

15杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/07/09(日) 19:10:47
■「月1冊ペース」ざら・希望募り2640点復刊・小規模店の廃業相次ぐ

 書店最大手の紀伊国屋書店は96年にネット書店を「併設」した。売上額は全国に約60店ある実際の店舗がまだまだ圧倒的だが、品数ではネットが逆転する。特に岩波書店など学術・教養書が多い出版社では、毎月の売り上げが1冊という本が数十点生じ、着実に売れ続ける。小澤利彦・ネットビジネス部長は「検索を頼りに読者が本にたどり着く。出版社もそこに期待している」と指摘する。

 ネットによる書籍の「延命」に焦点をあてたサービスも現れた。日販の子会社ブッキングが運営する「復刊ドットコム」は、読みたい絶版本の希望を募り、100票に達すると出版社に復刊を働きかける。

 三銃士などの登場人物で知られる「ダルタニャン物語」を皮切りに、01年からこれまでに計2640点を出した。7月には、ソルジェニーツィンの代表作「収容所群島」を約30年ぶりに復刊する。左田野渉専務は「次々消え去る書籍から名著を救い出すネット上の仕組み」を目指す。

 大規模書店の場合、店頭にある本をネット書店の在庫としても使えるが、小規模書店には難しい。昨年1年間で全体の5%に当たる約900店が廃業した現実がある。

 出版プロデュースを手がける「エリエス・ブック・コンサルティング」の土井英司代表は「小さな書店は品ぞろえを個性的にして、ちょっとやそっとの検索ではたどり着かないような本を紹介する必要がある」と話す。

     ◇

 〈キーワード:ロングテール現象〉 売り上げの多い商品から少ない商品へと、売上数の棒グラフを順番に並べていくと、下位の部分は、恐竜の長大なしっぽ(ロングテール)のように見える。ネットビジネスでは、「チリも積もれば山となる」で、この部分の売り上げに占める割合が店頭販売よりも大きくなると言われている。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

16小説吉田学校読者:2006/07/14(金) 22:20:18
>>14-15
もう、何度でも言いますが、地場書店は「外商」が命綱。銀行の待合室、喫茶店の週刊誌から学校の図書室の蔵書まで、外商これ一本であります。

さて、DVDも広義の書物でありまして、これ買いなさい。放送批評懇談会はなぜこの番組にギャラクシー賞をやらぬ。とりあえず見て。買って。とりあえず、木村カエラが出ております。歌に笑いにミュ〜〜ジック〜〜♪

saku saku Ver.1.0
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00076QHQ8/250-7163582-3465815?v=glance&amp;n=561958

17小説吉田学校読者:2006/07/15(土) 16:46:15
>>14-15
そういえば、週刊誌、マンガの類は近所の書店で、ハヤカワミステリ関係となると大型書店に行きますわね。私も。
ですけど、そういう場合は、千葉には大型書店がないので、どうしても「千葉の神保町」習志野・船橋に行かなければいかないのであります。丸善、くまざわ、リブロと大型書店がひしめく間を縫って、地場書店の昭和堂も頑張っております。

まあ、それはそれ。今年のミステリベスト10の上位ランキングは間違いない作品を紹介するのを忘れておりました。
抜けなくなる暗さではあるが、そのリアリティが良い。いかんせん近くの書店では望むべくなく、大型書店でも2〜3冊しか置いていないので、図書館でも行って読みんしゃい。

あなたに不利な証拠として  ローリー・リン ドラモンド
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150017832/250-7163582-3465815?v=glance&amp;n=465392


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