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重工業・造船・航空機スレッド

425とはずがたり:2013/08/11(日) 17:47:42

三井造船:LNG運搬船受注で提携…統合破談の川重と
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20130809k0000m020075000c.html
毎日新聞2013年8月8日(木)21:33

 三井造船の田中孝雄社長は8日、6月に経営統合交渉が破談になった川崎重工業と液化天然ガス(LNG)運搬船の受注活動で提携する方針を明らかにした。LNG船はシェールガスや海底油田の開発などで需要拡大が見込まれており、両社で2014年前半の受注を目指す。

 毎日新聞のインタビューに答えた。田中社長は「海洋資源開発など成長分野で両社の技術力や資源を結集すれば、大きなビジネスを展開できると考えた」と川重との交渉を振り返った。新たな経営統合については「(統合でなく)個別の案件ごとに他社との提携は進めていく」と述べるにとどめた。

 川重とは17年以降に米国や豪州などに就航する国内船主向けLNG船の受注活動を共同で行う計画で、生産も分担できるようになるため、1社では難しい大型案件の受注も狙う。三井造船は千葉事業所の建造ドックの一部をLNG船向けにして備える考えだ。

 三井造船は売上高の5割を造船に依存しているが、国内造船は中国、韓国の台頭で低迷が続く。一方、連結子会社の三井海洋開発が、原油や天然ガスなど海底資源開発に伴う海上構造物などの海洋資源開発分野で高い実績を持つ。この分野は新興国のエネルギー需要の高まりなどで市場規模が20年に3倍の11兆円に拡大すると見込まれている。三井造船は設計人員20〜30人を送り込むなどして連携を強化し、年内に開発能力を現在の1・5倍に引き上げるという。日本近海での長期的な資源開発も視野に入れており、田中社長は「成長分野でメインプレーヤーになるための種まきを進める」と述べ、造船から海洋資源開発へとシフトする考えを示した。【松倉佑輔】

 ◇LNG船◇

 天然ガスをマイナス162度に冷却して液化し、タンクに積んで運搬する船。メタンが主成分の天然ガスは、液化すれば容積が気体の約600分の1となり、効率的な輸送が可能になる。

 陸上で液化天然ガス(LNG)を貯蔵するタンクは1940年代に登場したが、安全面や耐久性でより高い技術を要する船上のタンクは60年代に実用化された。

 LNG船は構造が複雑でばら積み船などより建造費が高い。中韓勢が台頭する中、日本の造船各社は技術力を生かして付加価値の高いLNG船に注力しようとしている。しかし、世界規模でみれば、コスト競争力で勝る韓国勢が圧倒的に強く、日本企業は受注競争をどう勝ち抜くかが課題となっている。


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