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重工業・造船・航空機スレッド

391チバQ:2013/04/23(火) 18:33:48
http://mainichi.jp/select/news/20130423ddm008020118000c.html
川崎重工・三井造船:統合協議 船舶存続へ技術結集 中韓台頭・需要減で苦戦
毎日新聞 2013年04月23日 東京朝刊

 造船・重機大手の川崎重工業と三井造船が経営統合に向けた協議に入ることが22日、分かった。合併を軸に検討し、早ければ14年度中の統合を目指す方針。実現すれば連結売上高は約1兆9000億円となり、規模で首位の三菱重工業(約3兆円)に近づく。かつてシェア世界一を誇った日本の造船業は、中国や韓国の攻勢でシェアが激減した上、世界的な需要低迷が重なり構造不況に陥っている。川重と三井造船は統合で造船やエネルギー関連事業など幅広い分野の技術や経営資源を結集し、生き残りを目指す。【松倉佑輔、横山三加子】

 国内の造船各社は1970年代と80年代に造船不況を経験。大規模なリストラなどで競争力強化を図ったが、00年以降はコスト競争力を武器に韓国勢が台頭。さらに、近年は中国メーカーが造船事業を急拡大。中韓がシェア7割以上を占める中、日本勢は苦戦を余儀なくされている。

 世界の造船市場は新興国の成長に伴う運輸需要増大を当て込んだ海運会社の新船発注による「造船バブル」で02〜07年に一時的に盛り上がった。しかし、リーマン・ショック後の世界経済悪化で「造船バブル」が崩壊。日本の造船各社は既存の受注分の製造を終える来年には造る船が無くなる「2014年危機」に直面している。

 「規模拡大など手を打たないと、生き残れない」(業界筋)状況に業界再編が加速。今年1月にはJFEホールディングスとIHIの造船部門が統合したほか、三菱重工業はコンテナ船など採算の低い汎用(はんよう)船の生産を縮小し、成長が見込める液化天然ガス(LNG)運搬船や採算性が高い大型客船などの受注に注力。競争力強化へ同業他社との提携にも踏み切った。三井造船は売上高に占める造船部門の比率が5割超と高い。13年3月期連結決算は83億円の赤字に陥る見通しで、生き残り策を迫られていた。

 川重と三井造船の国内生産拠点は香川、岡山県などで場所が近く、同種のLNG船などを建造しており、統合すれば、部材調達コスト削減などの利点が見込める。さらに、三井造船は洋上の石油・ガス田開発の設備や技術に強みを持つ。ブラジルの海底油田開発に参画するなどエネルギー分野を強化する川重にとっては、統合で三井造船の技術を取り込めば、資源関連ビジネス拡大が期待できる。

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