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重工業・造船・航空機スレッド
334
:
チバQ
:2012/05/29(火) 20:02:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120528/erp12052822490000-n1.htm
露の航空産業、復活に打撃 スーパージェット墜落事故
2012.5.28 22:43 (1/2ページ)[航空事故・トラブル]
スホイ・スーパージェット100(ロイター)
【モスクワ=遠藤良介】ロシア製の新鋭中距離旅客機「スホイ・スーパージェット」(SSJ)がインドネシアで販路開拓のためのデモ飛行中に墜落、乗客・乗員45人が死亡した事故がロシア国内で波紋を広げている。ロシアはソ連崩壊後、壊滅的に衰退した航空機産業の復活をかけてSSJを開発。しかし、国内では航空事故が多発してロシア機全般の安全性に疑問符が付けられており、今回の惨事が航空大国の再生戦略に影を落とす可能性が出ている。
インドネシアなど5カ国の航空業界関係者やジャーナリストらを乗せたSSJは9日、首都ジャカルタから約60キロの山中で絶壁に激突。就任早々のプーチン露大統領はインドネシアのユドヨノ大統領に弔意を伝え、メドベージェフ首相は事故調査委員会の設置を命じた。
SSJは「世界の最新鋭機」を標榜(ひようぼう)し、ロシア人機長は開発段階から携わった大ベテランだった。販売攻勢をかけるため、アジアの6カ国を巡るデモ飛行中の事故だっただけに衝撃は大きい。
冷戦時代に東側陣営の市場を独占したロシアの航空機産業はソ連崩壊後、年間に数機しか旅客機を製造できないまでに零落し、技術者の流出に見舞われた。国家資金が行き届かなくなった上、旧ソ連の大手航空会社も性能や品質、燃費で勝る欧米製機材への乗り換えを進めたためだ。
また、零細航空会社が乱立して老朽機が飛び続け、技術とモラルの低い人材が運航に携わることにもなった。ロシア国内では昨年、8件の航空事故で120人が命を落とし、今年もすでに33人が死亡した。
こうした状況を打破しようと2006年末、当時のプーチン政権はスホイやイリューシンなど軍民の航空機メーカーを統合して国策企業「統一航空機製造会社」(OAK)を設立。国家予算の集中投下によって業界の再建を目指した。
その起爆剤とされたSSJの開発では、「純国産」のプライドをかなぐり捨て、フランスやイタリアなどの外国企業の協力も得た。これまでに9機のSSJがロシアとアルメニアで就航。OAKは26年までに同機を800機売り、中距離機分野で世界のシェア15%を獲得すると意気込んでいた矢先の事故だった。
インドネシア当局は機器類の不具合と操縦ミスの両面で事故原因を調査。ロシアではSSJの先行きを懸念し、原因を操縦ミスに求めるような論調が目立つ。
ただ、SSJはロシアで初めてコンピューター制御を本格的に取り入れ、高度な対地接近警報装置(EGPWS)も装備している。事故前、機長が降下の許可を管制官から得ていたことから、機体の位置測定などに関する機器に欠陥があったとの見方も出ている。
モスコフスキー・コムソモレツ紙は「今回の事故でロシアは政治、経済、そしてイメージの面で膨大な損失を被った」と評している。
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