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重工業・造船・航空機スレッド

24とはずがたり:2006/08/14(月) 23:18:45

三菱電機・日立製作所・東芝エレベータ・フジテック・日本オーチス

エレベーター進化中 競争激化、中国も視野
http://www.asahi.com/money/topics/TKY200501200112.html

 エレベーターメーカーが次世代機開発で激しく競っている。まずは、東京都心部などでの大規模ビル開発が一段落した国内市場で勝ち残るためだ。さらに、次の巨大市場・中国への売り込みにも直結するので、各社とも手を抜けない。

■ICカードで目的階へ

 日立製作所はIT(情報技術)との融合で安全性向上をめざす。主力商品「ITエレベーター」はマンションの玄関で専用のICカードをかざすと、玄関の扉が開くと同時に人を乗せるかご部分が1階に降りてくる。カードには自分が住む階の情報が入力され、ボタンを押さなくても目的階に着く。深夜に不審者と乗り合わせることのないよう、居住階まで直行する。累計販売台数は、04年度末までに300台近くに達する見通しだ。

■早いかごを瞬時に選択

 最大手・三菱電機の大型ビル向けの最新式は目的階を指定するボタンが機外の乗降場所にもあり、それを押す仕組みだ。

 搭乗人員の多いエレベーターは、高層階に行く人と下層階で降りる人がそれぞれまとまって乗った方が効率がよい。コンピューターがこれを考慮し、最も早く目的階に着くかごを瞬時に判別し、ボタンの横の小型画面に乗るべきかごの番号を表示する。従来より待ち時間が最大3割減という。

■上下連結、輸送力2倍に

 日本オーチス・エレベータ(本社・東京)は二つのかごが上下に結合して動く「ダブルデッキ型」を開発し、03年に東京・六本木ヒルズに納入した。奇数階、偶数階で乗り場が異なる。片方の階だけに利用者がいると、もう片方は待たなければならないが、朝夕のラッシュ時にはほとんどの階に止まるため、輸送能力は従来型の2倍になる。六本木ヒルズの場合、ビル管理者は設置面積を減らせたため、賃貸面積を3割増やせたという。

 日本市場は、これら3社と東芝エレベータ、フジテックの大手5社でシェア9割程度を占める。市場規模は96年ごろから年3万3千台前後で推移し、「共存可能な水準」とされてきたが、今後は大きな伸びが期待できないため、新技術開発が生き残りには不可欠だ。

 一方、年10%ずつ成長する中国市場への売り込みの武器にもなる。

 日本オーチスは昨年末、ダブルデッキ型を上海に完成予定の超高層ビルに22台納入する契約を結んだ。東芝は今月、台湾の超高層ビルに分速1010メートル(時速約60キロ)の最新型を納入。そのスピードはギネスブックに記載されたという。東芝の担当者は「中国は高層ビル建設が進んでおり、超高速機の需要が確実にある」と話す。

 フジテックが、03年に上海に設立した研究拠点の人員を20人から約100人に近く拡大するなど開発拠点の設立・増強も相次ぐ。広州市に昨年10月、開発センターを設立した日立の角田義人・執行役常務は「北京五輪や上海万博で需要はさらに高まる。06年か07年には中国市場シェア25%を確保したい」と意気込む。 (01/20)


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