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重工業・造船・航空機スレッド

1176とはずがたり:2021/08/15(日) 21:07:35

https://www.chunichi.co.jp/article/306375
農民車コマツ 60年ぶり復活 コマツ労組有志ら10カ月かけ
2021年8月7日 05時00分 (8月7日 05時03分更新)
農民車コマツを復元し、試運転の成功を喜ぶコマツユニオン北陸支部の支部員=小松市二ツ梨町の日本自動車博物館で

農民車コマツを復元し、試運転の成功を喜ぶコマツユニオン北陸支部の支部員=小松市二ツ梨町の日本自動車博物館で
 建機大手コマツが六十年前に販売した小型特殊自動車「農民車コマツ」が、同社の労働組合「コマツユニオン北陸支部」によって復元され、小松市二ツ梨町の日本自動車博物館で六日、試運転の様子が報道陣に公開された。組合の有志十八人が職場で磨いた技能を生かし、休日に交代で作業。約十カ月かけて修復した歴史的価値のある車両の復活を喜んだ。(坂麻有)
自動車博物館で展示「走り見てほしい」
 農民車コマツは一九六〇(昭和三十五)年、農耕にも街乗りにも使える車として製造、販売された。全長二・三メートル、幅九十八センチ、高さ一・二メートルの三人乗り。鮮やかなオレンジ色の塗装が目を引く車体は、世界的な工業デザイナー、剣持勇(一九一二?七一年)がデザインを手掛けた。販売は二年間のみで、四千三百台しか生産されなかった貴重な車種という。
 同市佐美町の北森清二さんが、父の代に購入し壊れたまま自宅に置いていた農民車コマツを同支部に譲渡。コマツが今年創立百周年を迎えるのに合わせ、同支部は昨年十月から同博物館に作業場を借り、復元に取り掛かった。当時の設計図が見当たらなかったため、支部員たちは建機とは全く異なる農機具の仕組みを一から勉強。いったん解体して部品を修復したにもかかわらず、エンジンがかからないなど困難もあった。試行錯誤しながら部品を組み上げ、塗装や座面の張り替えもして、販売当時のぴかぴかの車両に仕上げた。
 試運転では支部員一人が乗り込み、エンジンを始動。排気音が響くと、支部員が熱い拍手を送り、白煙を吐いて走りだす農民車を見守った。同支部の執行委員、田村一洋さん(46)は「コマツでは今、農業支援をやっているが、六十年前の先輩も同じ気持ちで農業者のための車を造っていたことを感じた。多くの人に動いている農民車を見てもらいたい」と期待した。復元した車両は、同館で九月末まで展示される。


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