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重工業・造船・航空機スレッド
1138
:
荷主研究者
:2020/10/11(日) 11:10:50
https://www.sanyonews.jp/article/1046169?rct=m_chihou_keizai
2020年08月28日 21時49分 山陽新聞
三井E&SHDの岡社長に聞く 造船縮小の玉野 今後も中核拠点
岡良一社長
玉野事業所(玉野市玉)で造船事業の縮小を検討している三井E&Sホールディングス(HD、東京)の岡良一社長=玉野市出身=が28日、山陽新聞社のインタビューに応じた。玉野では、ばら積み貨物船など商船の建造を来夏ごろに終える一方、防衛省向けの艦艇はグループ外に事業を売却した後も建造を継続できるよう協議していることを説明。「玉野は今後もグループの中核拠点であり続ける」と強調した。
―5日に発表した中期経営計画で、玉野での商船建造を終え、受注残をこなした後は提携企業の海外工場に委託する方針を示した。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって商船は市況が非常に悪く、今の低い船価では大きな赤字が出る。現在5隻ある受注残は来年夏ごろには終わるが、会社の経営状況を踏まえると、赤字での受注は続けられないと判断した」
―その後の雇用や工事量確保の見通しは。
「商船で鉄板加工や溶接、塗装などに携わる従業員や協力企業には、艦艇や官公庁船で設備や配管などを施す艤装(ぎそう)の仕事に回ってもらいたい。要員については精査しているが、現時点で希望退職者の募集は考えておらず、人的リストラをせずに済むよう、いろいろと検討している。2022年からは艦艇など有望な工事が増える見込みだが、21年についてはコロナ禍もあり、工事量はかなり厳しくなりそうだ」
―艦艇事業は三菱重工業(東京)に売却する方針だが。
「(海上保安庁の巡視船、海洋調査船といった)官公庁船も含めた譲渡を三菱重工と協議している。建造に必要な土地は当社が貸す方向で、設備の帰属は今後詰める。転籍者の範囲もこれから。一番留意しているのは、艦艇も官公庁船も玉野で建造を続けることだ。秘密保持のため時期は言えないが、三菱重工から当社が受注している護衛艦2隻の引き渡し後も、玉野で造り続けてもらえるよう協議を進めている」
―商船建造の終了で生じる余剰人員や設備を活用するため、玉野で外注しているエンジン部品の加工などを内製化する可能性はあるか。また、エンジン技術で提携するMANエナジーソリューションズ(独)は売却話があり、競合する中国や韓国の企業が買収した場合、エンジンを造れなくなる懸念はないのか。
「エンジンの競争力は強化し続けねばならない。メリットがあるなら所内で造るが、今の時点では何とも言えない。MANのエンジンは玉野で造る当社の製品を含め日本でのシェアが8割に上り、造れなくなれば一大事。そうならないよう努力していく。ただ、MANのようにライセンスを持つ企業は、多様な提携先に技術供与することで収益を上げる構造があり、過度に恐れることはないとみている」
―玉野の協力企業や市民にメッセージは。
「当社グループは今、将来を見据えた変革期にある。協力企業には艦艇以外にも三菱重工などの仕事を受注できるよう実力をつけてほしい。当社は玉野で生まれ、育てられた。(商船建造の)千葉工場がなくなることで玉野の役割は一層高まり、グループを支える中核拠点であり続ける。これからも協力企業とともに、玉野地域の発展のため尽力していきたい」
おか・りょういち 朝日高、東大工学部を経て1981年三井造船(現三井E&Sホールディングス)入社。常務執行役員機械・システム事業本部長、取締役などを歴任し2018年4月から三井E&Sマシナリー社長。19年4月から現職。61歳。
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