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重工業・造船・航空機スレッド

1123荷主研究者:2020/07/01(水) 19:59:12

https://www.sakigake.jp/news/article/20200424AK0024/
2020年4月24日 秋田魁新報
沢木組、大型多目的作業船を建造 洋上風力工事で活用へ

沢木組が新たに建造した大型作業船「第七大雄号」=秋田港

 秋田県内建設大手の沢木組(男鹿市、沢木則明社長)は、情報通信技術(ICT)を導入した大型多目的作業船「第七大雄号」を建造した。クレーンでつり上げることができる重さは最大400トンで、同社によると日本海側では最大級。港湾整備のほか、本県沿岸で計画が進む洋上風力発電施設工事での活用を見込んでいる。

 船は香川県で建造され、昨年7月に進水式を実施。3月に沢木組に引き渡された。全長65メートル、幅25メートル。クレーンはアームが長さ47・2メートルで、各種バケットを備える。重量物をつり上げる起重機船としての役割に加え、水底の土砂をさらうしゅんせつ船としての機能も持つ。

 作業効率と精度の向上を目指し、ソナーや衛星利用測位システム(GPS)から集めたデータを総合的に処理する最新の施工管理システムと船内ネットワークを導入した。クレーン操作室に施工管理スペースを設け、オペレーターと施工管理者が一体となった作業が可能になった。

 波消しブロック撤去時などに人力で行っていた荷掛け作業が不要となる多目的バケットを採用。ハイブリッド蓄電システムにより作業時の余剰電力を停泊時に使用するなど、環境にも配慮した。快適な労働環境のため広々とした個室と食堂を設けた。

 沢木組によると、新潟県以北の日本海側では起重機船の多くが建造から25年以上たち、老朽化が進んでいる。近年は港湾構造物の大型化が進み、既存の船では対応できない作業も増えた。他地域から船を借りて対応しているが、コストや時期の面で制限があったという。

 同社は「日本海側の安定的な港湾整備に寄与すると同時に、担い手確保の面でも看板船としたい。さらに本県沿岸では多数の洋上風力発電計画がある。新たな作業船が工事に参加し、洋上風力の進展に携わることを期待している」とした。


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