したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

重工業・造船・航空機スレッド

1096荷主研究者:2019/09/29(日) 20:00:12

https://www.sakigake.jp/news/article/20190917AK0006/
2019年9月17日 秋田魁新報
北秋田「新東北メタル」、海外向け建機部品増産へ

新東北メタルが製造している超大型ショベル向けの鋳鋼品(同社提供)

 日立建機グループで北秋田市綴子の「新東北メタル」(来栖直敏社長)は、「鉱山機械」と呼ばれる超大型の油圧ショベルやダンプトラック向け部品を増産するため、敷地内に工場3棟を増設する。年内に用地を造成し来年春に着工、2021年度の完成を目指す。海外の鉱山で使われる建設機械の需要増加を受けて判断した。総事業費は約13億円。21年度末までに17人を新規雇用する。

 新東北メタルは高温で溶かした鉄を型に流し込んで金属部品を造る鋳鋼(ちゅうこう)品メーカー。従業員96人。建設機械を製造する日立建機(東京)の子会社で、主に北米やロシア、オーストラリアなどの鉱山で使われる同社建設機械の部品を製造している。

 油圧ショベル向けには走行装置の無限軌道を構成する直径約2メートル、重さ約3トンの巨大な円形の鋳鋼品、長さ1・4メートル、重さ850キロの板状の鋳鋼品をそれぞれ供給。ダンプ向けには駆動モーターとタイヤをつなぐ直径2メートル弱の円形の鋳鋼品などを造っている。

 19年度の同社全体の生産量は好調な需要を反映し、前年度(3024トン)比9%増の3300トン、売上高は前年度(15億4200万円)比17%増の18億円になる見込み。

 同社が増設する工場はいずれも鉄骨造りの平屋建て。▽砂を固めて鋳型を作る造型場(延べ床面積約700平方メートル)▽鋳物の表面や形状を整える工場(同約390平方メートル)▽穴を開けたり面加工をしたりする機械加工工場(同約540平方メートル)―の3棟から成る。省力化に向けて積極的に機械を導入して生産効率を高め、22年度の生産量を18年度比39%増の4200トン、売上高を47%増の22億7400万円とする計画だ。

 既存工場の東側にある同社所有の林などに用地を確保する。同社によると今回の設備投資に当たり、県から「あきた企業立地促進助成事業」の補助金を受けるという。

 来栖社長は「地域の誇りとなるような安全で働きやすい工場を完成させ、しっかりと利益を上げたい」と話した。

 同社の前身は1953年創業の共栄鉄工。県北地区の鉱山で使う鋳鋼品を製造するために設立された。2001年から現社名となり、14年に日立建機の完全子会社となった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板