したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

重工業・造船・航空機スレッド

101荷主研究者:2008/05/03(土) 01:32:15

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1972
新潟日報 2008年3月22日
純国産の小型航空機開発へ アメリカ市場にらみ

 燕市に拠点を置くベンチャー企業「ATRヤマト」が、純国産部品による小型航空機の研究・開発を進めている。ボディーなど主な部品製造は県央地区の金属加工業者が担う計画で、小型機の需要が伸びつつある米国市場をターゲットに、3年以内に発売のめどを付けるとしている。21日には原寸大模型の公開を始めた。
 同社は2007年9月設立。にいがた産業創造機構(NICO)の起業家支援事業「ニュー・エジソン育成事業」に指定され、小型航空機の開発に着手した。
 開発の中心は、音響機器メーカーなどでデザインを担当してきた工業デザイナーの吉田宗玄社長と、30年近く航空機事業に携わってきた技術者の明石克人チーフエンジニアの2人だ。
 吉田社長は起業に当たり、本社所在地を長野県など全国を視野に検討。その結果、「県央地域には、金属加工の工程ごとに業者がおり、技術力が非常に高い」として、燕市に拠点を置くことを決めたという。
 米国では、04年の法改正により、セスナ機と、レジャー用のウルトラライト機の間に位置する「ライト・スポーツ・エアクラフト(LSA)」と呼ばれる2人乗り小型プロペラ機の分野が新たに設けられた。
 吉田社長によると、法律が施行された05年2月から06年12月までの間に約500機が売れ、今後の需要は年間1500−2000機になるとみられる。1機の平均価格は11万ドル(約1100万円)だが、同社は1機8万8000ドルほどの低価格で市場参入する計画だ。同社は、すべて日本製の部品を使った純国産航空機の開発を目指す。エンジンは、自動車、航空機用エンジンメーカーのHKS社(静岡県)製を使う。ボディーなどエンジン以外の部品加工は、燕市の金属加工業者2社が既に協力に名乗りを上げている。
 これまでに基本的な外観などの設計を終え、スチレンボード製の原寸大模型を製作した。機体の大きさは、全長5・7メートル、全幅7・79メートル、全高2・47メートル。米国で一般的に流通しているLSAより一回り小さいという。模型は、25日まで同市小高の開発センターで公開している。吉田社長は「開発から販売まで事業費は2億5000万円程度に上る見込み。スポンサーや、技術協力をしてくれる企業を探していきたい」と話している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板