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大中華世界的話題

6611チバQ:2014/10/07(火) 23:35:27
http://mainichi.jp/select/news/20141007k0000e030212000c.html
香港:正面衝突を回避 デモ収束は不透明…正式対話合意
毎日新聞 2014年10月07日 12時45分(最終更新 10月07日 12時47分)

2回目の事前交渉を終えて記者会見する学生団体の幹部ら=香港で2014年10月6日、隅俊之撮影
2回目の事前交渉を終えて記者会見する学生団体の幹部ら=香港で2014年10月6日、隅俊之撮影

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが続く中、香港政府と民主派の学生団体が、早ければ今週中にも正式対話を実施することで合意したことで、双方が正面衝突する事態はひとまず回避された。6日夜の交渉後、政府の交渉担当官は「(交渉時の)雰囲気は良好だった」と述べ、学生側は「対話の成否は政府側の誠意にかかっている」と語った。双方は7日に再び事前交渉を行い、対話の場所などについて話し合う。一方、休校となっていた小学校は7日、授業を再開した。

 政府と学生双方が対話開始の合意を歓迎する姿勢を見せたが、対話によって双方が受け入れられる結果を導き出すのは非常に難しいとみられる。

 中国政府が決めた選挙制度改革は、これまで経済界などに割り当てられていた「選挙委員会」から、市民一人一人に投票権を広げる一方、「指名委員会」が2〜3人の候補を指名する。指名委は親中派で占められる可能性が高く、民主派は事実上民主派の立候補が阻まれるとして、中国が決めた原則を撤回し、市民の支持があれば誰もが立候補できる仕組みを要求している。

 親中派の香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は撤回を拒否しており、香港政府が中国の決定を撤回する可能性は極めて低い。このため対話が実現しても、事態が収束に向かうかどうかは不透明だ。

 政府庁舎などがある金鐘(アドミラリティ)地区で占拠を続ける男子大学生(20)は合意を歓迎し「私たちが力を結集して政府にプレッシャーを与え続け、その成果が示され始めた。対話で政府から変化を引き出してほしい」と期待を語った。女子大学院生の梁美※(りょう・びき)さん(21)は「政府を最後まで信用しきってはいけない。中国が決めた制度の撤回など目に見える成果が得られるまでは絶対に占拠はやめてはいけない」と警戒した。

 ※は王ヘンに其

6612チバQ:2014/10/07(火) 23:38:12
http://mainichi.jp/select/news/20141008k0000m030110000c.html
香港:デモ戦術で主要3組織に温度差 絶対的リーダーなく
毎日新聞 2014年10月07日 21時56分(最終更新 10月07日 23時17分)

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモで、抗議行動の中心となっている学生団体など主要3組織の間で、占拠の継続などの戦術を巡り温度差が目立つようになっている。香港政府と民主派の学生団体が6日夜、12日にも正式対話を行うことで合意。双方が衝突する事態はひとまず回避されデモ参加者数も激減したが、今後の戦術を巡って混乱も予想される。



 抗議行動のきっかけは、街頭行動「中環占拠」だった。学者ら3人が発起人で、中国が決めた選挙制度を香港政府が撤回するよう圧力をかけるため金融街・中環(セントラル)地区を10月1日に民衆で埋め尽くす計画だった。ところが、香港大学など主要8大学の学生会で構成する「大学生連合会」(学連)と高校生らが参加する「学民思潮」が連携し、9月22日から高校や大学で授業ボイコットに突入。政府庁舎前で抗議集会を始め、大規模デモへと発展した。その後はこの二つの学生団体が主軸となった。

 学連は、中国の政治改革を求める抗議活動などを行ってきた。「学民思潮」は、より急進的で2011年には、中国政府の指示で香港政府が計画した「愛国主義教育」の導入に反対して高校生らを中心に結成。抗議集会を続け翌12年には、愛国教育の導入を撤回に追い込んだ。今回は9月26日から27日にかけて政府庁舎構内に突入し、代表が逮捕された。

 抗議行動が拡大して長期化するにつれ、さらに急進的な勢力やいずれの組織にも属さない市民もデモに加わり、意見も多様化。絶対的なリーダーが存在しない中、行動の統制を図るのが難しく、状況をより複雑化させている。

 3日には繁華街・旺角(モンコック)で占拠する民主派と占拠反対派が衝突。「中環占拠」の学者らは、占拠の全面解除を訴えたが、学連は政府庁舎がある金鐘(アドミラリティ)地区に集中して継続するよう呼びかけた。しかし、旺角の多くのデモ参加者は従わず、占拠を継続したため学連は「自らの判断で決めるように」と修正した。

 対話で合意した6日、学連は成果が得られるまで占拠の解除は呼びかけないと表明。学民思潮も占拠の持久戦の準備を呼びかけたが、政府との対話が決まったことで、占拠の継続を巡って学生らの間でも意見が分かれ始めている。占拠を巡って指示が迷走しているとの指摘もある。

 金鐘の占拠地区では大学などの授業が再開された6日以降、学生らの姿が激減した。昼間でも数千人で埋め尽くされていた幹線道路は、少ない時には数百人に減った。男子大学生の林嘉熙(りんかき)さん(21)は「対話が決まり、一定の進展があったと受け止める人が出ているのは確か。でも私は対話が始まっても『真の普通選挙』を勝ち取るまで占拠は続けるべきだと思う」と話す。さらに「私は私の信念で行動しているので学連や学民思潮の指示に従わない。ただ民主主義を勝ち取るというゴールは共有しているから問題はない」と話す。

 一方、7日朝に金鐘の占拠場所を離れた男子大学生(19)は「多くの学生は対話にまで持ち込んだことに一定の評価をしている。対話で何の進展もなければ再び数万人が集まって抗議するだろう。その重みは政府も分かっているはず」と話す。

6613チバQ:2014/10/07(火) 23:40:45
http://www.47news.jp/47topics/e/258139.php
【香港デモで台湾に対中警戒感】 一国二制度は「空手形」 与野党挙げて民主化支持

■台湾の馬英九総統=7月、台北市(共同)
 香港行政長官選挙をめぐる香港の学生らの民主化要求に、台湾では与野党がともに支持を表明している。中国政府が「一国二制度」方式での台湾統一を目指していることに台湾社会では警戒感が強く、選挙制度見直しを求める香港住民の訴えに応じない中国の姿勢に、「高度な自治」を約束した同制度が「空手形であることをあらためて示した」との声も上がる。
 ▽ジレンマ
 台湾では今春、馬英九政権が目指した対中サービス貿易協定は「台湾に不利だ」として学生らが立法院(国会)を占拠、承認を阻止。「ヒマワリ学生運動」と呼ばれた学生らの行動は多くの市民の支持を集め、台湾における対中警戒感の根強さが浮き彫りとなった。
 馬総統は、対中貿易協定は、環太平洋連携協定(TPP)など地域経済統合への台湾の参加にもつながり有利とする立場で、さらなる関係強化に向け、中国の習近平国家主席との「首脳会談」も模索していたが、学生らの抗議以降、中台交渉は足踏み状態に。
 今回の大規模デモで中国の強硬姿勢がさらに鮮明になれば、台湾でも反発が強まる恐れがあり、馬政権はジレンマに直面している。
 ▽反発
 「香港で(完全な)普通選挙などが実現すれば両岸(中台)市民の心理的距離が縮まり、両岸関係に有利だ」。馬総統は9月30日、トップを務める与党国民党の会合で強調。中国が努力を怠れば台湾市民も「反感を深める」とも述べ、香港の民主化に支持を示した。
 最大野党、民主進歩党(民進党)も蔡英文(さい・えいぶん)主席がデモの支持を示した上で「今日の香港は明日の台湾だ」と指摘。「中国ファクター」が香港や台湾に影響を及ぼしているとして、デモの行方を注視するよう呼び掛けた。
 1996年に総統選の普通選挙が実現した台湾では「民主主義や自由の堅持」は既に社会の総意といえる。馬総統も2008年の就任後、一貫して掲げており、中国の一方的な統一論には反論を続けている。
 ▽現状維持
 台湾人意識の高まりも背景に、習主席が掲げるスローガン「中華民族の偉大な復興」は、「40歳以下の台湾人にはほとんど支持されないだろう」(民進党幹部)との声もある。習氏が香港で抗議活動が広がっていた9月26日、一国二制度で台湾統一を目指すとの原則的立場を示すと、台湾社会では激しい反発が出た。
 台湾政府は7割以上の市民が一国二制度に反対しているとの世論調査を示しながら、中台関係について「統一せず、独立せず、武力行使せず」の「三つのノー」を原則とする現状維持を訴える馬政権の立場を強調。民進党スポークスマンは、今回の事態は一国二制度が「空手形だったことを証明した」と非難した。(台北共同=鈴木雄士)
(共同通信)

6614チバQ:2014/10/07(火) 23:48:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014100702000116.html
台湾、香港学生を支持 一国二制度の形骸化を懸念

2014年10月7日 朝刊


 【台北=迫田勝敏】二〇一七年の香港行政長官選挙をめぐる学生らの抗議運動を、台湾市民は重大な関心を持って注視している。中国との関係緊密化を進める馬英九総統も来月下旬の統一地方選挙を控え、「民意に耳を傾けるべきだ」と支持する。中国は「一国二制度」での台湾統一を目指しており、長官選制度の見直しに応じない中国の姿勢に、台湾では一国二制度を形骸化させようとしているとの懸念が広がっている。
 台湾メディアは連日、香港の運動を大々的に伝えている。一日夜には台北市などで学生支援集会を開き、立法院(国会)でも「香港の普通選挙の実現を支持する」(国民党立法委員)など、与野党ともにデモ支持の発言が相次いだ。
 与野党の声に押されるように馬総統が学生支持を表明した背景には、二年後の総統選の前哨戦と位置付けられる来月二十九日の統一地方選があるとみられる。
 今春、馬政権が目指した中台サービス貿易協定をめぐり、台湾学生が政権の「中国傾斜」を批判、立法院を占拠し、承認阻止に追い込んだ「ヒマワリ学生運動」は急速な対中接近に対する台湾社会の不信感を浮き彫りにした。それだけに今回の香港の運動を批判すれば、地方選で国民党の得票減は必定。その一方で、中国を刺激しない言い回しでの学生支持になった。
 一九九七年に香港が英国から返還された際、中国は経済、社会などの制度は五十年変えない一国二制度を公約した。中国が香港の運動に強硬姿勢を貫けば、一国二制度は結局、返還実現のための空約束になる恐れがある。台湾市民が運動を注視するのはこのためで、最大野党、民主進歩党の蔡英文主席は「今日の香港は明日の台湾だ」と強い警戒感を示した。
 中国の習近平国家主席が先月二十六日、一国二制度での台湾統一を目指す方針を表明したのに対し、台湾総統府は即座に「受け入れられない」と拒否。統一派と目される馬総統はジレンマに直面しているといえる。
<一国二制度> 社会主義の中国に資本主義を併存させる制度。本来は台湾統一政策として構想されたが、1997年に英国から返還された香港と、99年にポルトガルから返還されたマカオに適用。中国共産党独裁下の中国における「特別行政区」として、外交と防衛を除く「高度な自治」を認め、返還前の社会、経済制度や言論の自由などを50年間維持することを保障しているが、政治改革など重要事案は中国の承認が必要となっている。 (共同)

6615チバQ:2014/10/07(火) 23:49:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014100602000207.html
香港政府機能ほぼ回復 繁華街一部学生居残る

2014年10月6日 夕刊


6日、通路が部分的に開放され、香港の政府庁舎に出勤する職員=共同
写真
 【香港=新貝憲弘】香港トップを決める二〇一七年の行政長官選挙をめぐり政府に抗議する学生らによる香港市街の「占拠」は六日午前、政府庁舎の出入り口封鎖を学生らが解いたことで職員が出勤できるようになり、政府機能はほぼ回復した。ただ、繁華街モンコック(旺角)などでは一部の学生らが居残って退去は進まず、社会生活への影響は残っている。
 政府庁舎があるアドミラリティ(金鐘)でも、鉄柵を取り払うことでいったんは合意した行政長官弁公室(官邸)前の道路で十数人の学生らが居座り、警官らと向き合う状態が続いている。主要道路では数百人の学生らが一夜を明かすなど全面退去の動きはなく、六日午前も一部地区でバスの運休や小学校の休校が続いた。
 事態打開のカギを握る対話に向けて、政府と学生側は五日深夜に準備協議を行ったが、対話開催の合意には至らなかった。両者とも協議を続ける意向は示した。

6616チバQ:2014/10/08(水) 20:44:00
http://www.sankei.com/world/news/141008/wor1410080036-n1.html
2014.10.8 19:11

北京、最悪の大気汚染 街中かすみ、日中もヘッドライト



大気汚染でかすむ北京市内を歩く人たち=8日(共同)
 中国の天気予報サイトによると、北京市や河南、河北両省など広い地域で8日、微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染指数が6段階のうち最悪の「深刻な汚染」(指数301以上)となった。

 北京市は汚染物質が拡散しにくい気象条件が数日続くなどとして、深刻さの度合いが3番目の「黄色警報」を出した。街全体がスモッグで白色にかすみ、乗用車は日中もヘッドライトを点灯した。

 北京の米大使館のウェブサイトによると、北京の大気汚染指数は午後4時(日本時間同5時)時点で410。隣接する河北省では各地で300〜500となった。

 北京市の会社員女性(29)は「外出を控えざるを得ない。できることなら海外に逃れたい」と話した。(共同)

6617チバQ:2014/10/08(水) 20:54:21
http://mainichi.jp/select/news/20141008k0000e030204000c.html
香港デモ:正式対話、10日開始で合意 議題に学生不満も
毎日新聞 2014年10月08日 11時05分(最終更新 10月08日 12時13分)

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが続く中、香港政府と民主派の学生団体は7日夜、3回目の事前交渉を行い、正式対話を10日午後に開始することで合意した。学生側は合意した一方で、設定された議題を巡り「失望と怒りを感じる」と不満を表明。政府と学生の間の意見は大きく隔たっており、対話は難航が予想される。

 事前交渉後、政府高官は「議題は政治制度発展に関する憲政の基礎と法律規定」と述べたのに対し、学生側は「政府は問題になっている選挙制度の問題を法的な手続き論にすり替えている。選挙制度を法律論だけでなく、政治的に議論すべきだ」と憤った。対話の行方次第では「対話の打ち切りもありうる」とけん制した。

 また幹線道路の占拠行動は、政府から譲歩を引き出すまで継続すると強調。政府は一部占拠地区での強制排除の可能性も示唆しているが、学生側は政府が対話開始前に強制排除すれば「対話に影響を及ぼす」と警告した。

 政府高官によると、政府側は政府ナンバー2の林鄭月娥政務官をトップとし、学生団体幹部と対話する。双方5人以内で、対話の全過程がメディアに公開される。場所は、香港中心部の湾仔(ワンチャイ)地区で最終調整していると述べた。場所については8日に改めて話し合う。

 選挙制度改革の最終決定権を持つ中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が8月末に決めた制度は、これまで経済界などに割り当てられていた「選挙委員会」から、市民一人一人に投票権を広げる一方、「指名委員会」が2〜3人の候補を指名する。香港の憲法に相当する香港基本法では、候補者を委員会で選出すると規定しており、中国はこの規定を利用した。

 指名委は親中派で占められる可能性が高く、民主派は事実上民主派の立候補が阻まれるとして、香港政府に対して中国が決めた制度を撤回し、市民の支持があれば誰もが立候補できる仕組みを要求している。

6618チバQ:2014/10/09(木) 21:29:05
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090029-n1.html
2014.10.9 14:00
【香港民主化デモ】
強まっていた嫌悪感 城壁内の民主社会に「巨人」中国が襲来

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(1/4ページ)

香港住民の帰属意識調査
 「私たちはウォール・ローゼのエレンとミカサかもしれないね」。選挙制度の民主化を求め、香港のアドミラリティ(金鐘)で抗議を続けていた女子大生の劉さん(21)は、こう言って笑った。日本の新聞記者だと聞いて、劉さんは香港でも人気の日本アニメ「進撃の巨人」のストーリーに自分たちの姿を重ねてみせたのだ。

 このアニメは、城壁(ウォール)に囲まれた小さな都市に暮らす人類が、壁の外から襲撃してくる恐ろしい「巨人」と戦って生存空間を守る内容。エレンとミカサは主人公の男女だ。

 主権こそ1997年7月に英国から中国に返還されたが、返還後も50年間保証された「一国二制度」の国際公約の下で、香港は民主社会を謳歌(おうか)してきた。

 だが、経済力の膨張とともに存在感や発言力を増した中国が、「巨人」となって壁の中の民主社会を襲ってきたと劉さんらの目には映り、エレンやミカサに共感を覚えるのだという。

 暑い日差しや激しい雨だけではなく、催涙スプレーや催涙ガスから身を守るために使った傘が象徴となり、「雨傘革命」と呼ばれる今回の街頭抗議。9月28日未明に始まった街頭占拠は、2017年の次期行政長官選挙をめぐって、中国側が民主派の立候補を阻止する制度改革を8月31日に決めたことが引き金だ。

 香港紙「星島日報」によると、デモ参加者は一時10万人を超え、当局の事前承認抜きの抗議活動では返還後、最大規模になった。ただ、劉さんが例えた「巨人」への嫌悪感は、デモの前から城壁の中の人々に強まっていたことは確かだ。

 人口700万人ほどの小さな香港に昨年、中国本土からは実に延べ4千万人以上が押し寄せた。

 観光収入など経済的効果もあったが、一方で「運び屋」による日用品や食品などの買いあさり、子供の永住権取得を狙った富裕層の妊婦の大量越境、家族連れ観光客などの不作法な振る舞い−など目に余る行為が、英国式教育を受けた香港人に強い「反中感情」を生んでいた。

6619チバQ:2014/10/09(木) 21:29:27
 12年には香港政府が小中高の教科として「国民教育」を義務化しようとして猛反発を受ける問題もあった。

 中学生の子供を2人持つ40代の香港人女性、張さんは、「中華人民共和国を愛せという愛国教育、中国共産党を崇拝せよという洗脳教育だった」と憤る。市民や学生が「反洗脳」を訴えて数万人規模のデモを繰り返して撤回させた経緯があるが、親中派の香港政府と中国政府の“結託ぶり”があらわになった。

 そして今年6月10日。中国の習近平政権が、「香港に対し全面的な管轄統治権を持つ」とした初の「一国二制度白書」を発表。「返還後わずか17年で中国政府は『一国二制度』の国際公約を破った」と立法会(議会)の民主派リーダー、李卓人議員は感じている。白書発表の後、民主派の間では「一国1・5制度」などと揶揄(やゆ)する声も増えた。

 香港大学による市民の「帰属意識調査」によると、白書発表直後には自ら「香港人」と考える人が67・3%と、「中国人」との31・1%の2倍以上になった。08年に両者が逆転して以来、「中国人とは呼ばれたくない」と考える香港人が急増した。

 反中感情が渦巻く中で起きた「非暴力」の抗議デモに、香港警察が催涙ガスで強制排除を試みた。城壁の中の人類と巨人の戦いの行方はまだ読めないが、民主主義を信奉する国際社会は、エレンやミカサをもっと強く支援していかねばならない。香港の街頭で、劉さんたちの笑顔を見てそう思った。(上海・河崎真澄)

6620チバQ:2014/10/09(木) 21:32:29
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090018-n1.html
2014.10.9 11:09
【香港民主化デモ】
幹線道占拠に民主派内からも批判「力消耗するだけ」デモ12日目






デモ隊の占拠が続く幹線道路=9日、香港(共同)
 香港の大規模デモは香港島中心部アドミラリティ(金鐘)などの幹線道を占拠してから9日で12日目となった。長期化による市民生活への影響から、学生を支持してきた民主派内部からも批判の声が上がり始めた。

 9日付の香港紙、明報によると、デモ隊内部でも日中に幹線道の占拠を一部解除して、交通渋滞を緩和する案が検討され始めた。だが「政府が要求に応えていないのに、容易に妥協すべきでない」との意見も根強い。

 カトリック教会香港教区の前司教で民主派の重鎮、陳日君枢機卿はテレビのインタビューで、占拠を続ける学生団体に「自分の力を消耗しているだけで、政府には全く効果がない」と撤退を呼び掛けた。

 金鐘の政府本部庁舎前の幹線道は、香港島の東西を結ぶ基幹道路で、学生らの占拠により迂回路は大渋滞している。(共同)

6621チバQ:2014/10/09(木) 21:33:02
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090011-n1.html
2014.10.9 11:00
【日々是世界】
セウォル号「強硬遺族」に投げかけられる批判…韓国社会分断、メディアは「ゆがんだ自画像だ」





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セウォル号沈没から100日を迎えた7月24日、ソウル市中心街で抗議デモを行う遺族ら。韓国では一部の強硬な遺族が「特権意識」を振りかざし、国会が5カ月も機能を停止する事態を招いた(共同)
 韓国の国会で9月30日、90余りの法案が一気に可決された。法案成立は5カ月ぶり。旅客船セウォル号沈没事故に関する特別法案をめぐり、遺族や野党の一部強硬意見に引きずられ、国会が空転していた。遺族団体幹部による暴行事件も伝えられ、韓国世論に、遺族に対する冷ややかな見方も広がった。発生から半年近くたった今、セウォル号事故は、韓国国民の間に深刻な亀裂を生んでいる。

 「セウォル号法交渉とは別に、法案を処理すべきだというのが多くの国民の希望だ。5カ月間、国会を封鎖し、他の91件の法案まで処理を妨げる大義名分はない」。韓国大手紙、東亜日報は9月26日の社説(電子版)でこう強調した。

 セウォル号法とは、事故の真相究明に向けた特別法案を指す。事故で犠牲となった高校生らの遺族団体が、特別法で「遺族が加わる調査委員会に捜査権と起訴権を与えるべきだ」と主張。民間人への捜査・起訴権付与は「司法の根幹を揺るがす」と応じない政府・与党に対し、遺族側はソウル中心部でハンガーストライキを行うなどして抗議を示し、遺族を支持する野党が法案審議を拒否してきた。

 与野党は結局、調査委に捜査権などは与えないものの、真相究明を指揮する特別検事の推薦者に遺族を加えるかは今後、議論し、10月末までに特別法案を処理することで合意し、国会空転がようやく解消された。この合意に対しても遺族団体は「遺族を排除するものだ」と強く反発している。

 この遺族団体のかたくなな姿勢に対し、別の韓国紙、朝鮮日報の社説(電子版、1日)は、「沈没事故の影響に引きずられ、国全体が沈んだ雰囲気になるのは、もう終わりにしたいのが国民の思いだ。遺族らは国民の思いにも配慮すべきではないか」と指摘した。

 遺族寄りの主張を続ける左派系新聞のハンギョレも1日の社説(電子版)で、「『セウォル号(事故)の前と後で変わらなければならない』としたあの日の誓いを再確認する必要がある。あのとき、セウォル号問題は、政府と反対派の争点でもなかった」と不毛な対立に対して反省を求めた。

 韓国紙によると、強硬姿勢を貫く高校生犠牲者の遺族団体と距離を置く遺族もいる。一般乗客の遺族らは与野党合意に理解を示し、合同焼香所から家族の遺影を別の場所に移した。街からセウォル号関連の横断幕を撤去するよう求めたり、事故現場近くの港でも行方不明者家族に立ち退きを求めたりする声が上がっているという。

 遺族に対する国民の目が厳しくなったきっかけは、9月中旬に起きた運転代行業者への暴行事件だ。遺族団体幹部らと野党議員が酒を飲み、呼んだ業者に暴言を吐き、暴行したとされる。団体幹部らは「俺たちが誰か知っているのか」と言い放ったと伝えられる。
 韓国紙は一部遺族が振りかざす「特権意識」を問題視し、朝鮮日報の社説(9月19日)は、「暴力を振るう遺族代表の姿は、韓国社会が情に流され、間違った対応を取ってきたかを示す、この国のゆがんだ自画像だ」とまで断じた。

 問題は、遺族だけにとどまらない。ハンストをする遺族のそばで、「暴食」して挑発するグループも現れた。タレントの一人が「断食を続けて死ね」と口にしたとの話題も広まった。

 中央日報(電子版、9月30日)は社説で、セウォル号事故後、「政界や政府も社会の弊害を清算しようと叫び、人々はより安全な国にと希望を抱いた。だが、違う状況へと韓国社会が変わった」と嘆き、こう警告する。

 「韓国社会の分裂は、来るところまで来た。今の分裂は、韓国の総体的な水準を端的に見せている」(国際アナリスト EX)

6622チバQ:2014/10/09(木) 21:33:48
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090025-n1.html
2014.10.9 11:18
【本紙前ソウル支局長起訴】
韓国紙「異例の起訴」「裁判、検察に厳しい」起訴の特異ぶりを報道

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産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴したソウル中央地方検察庁=韓国・ソウル(桐山弘太撮影)
 【ソウル=藤本欣也】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が書いた朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が加藤前支局長を「情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律」(情報通信網法)における名誉毀損(きそん)で在宅起訴した問題で、韓国各紙は9日付で事実関係や反応などを報道。「異例の起訴」である点や、「検察側にとって裁判は厳しいものになる」との見通しなどを伝えた。

 保守系大手紙、中央日報は3面トップで、「検察、前産経支局長を起訴」との見出しを掲げ、「大統領に関する名誉毀損で外国人ジャーナリストが起訴されたのは初めて」と強調。「今月15日までとなっている加藤前支局長の出国禁止措置は、裁判のために延長される」という検察関係者の話を伝えた。

 朴政権に厳しい左派系、京郷新聞は1面と社会面で展開。検察側は、加藤前支局長のコラムに関し「虚偽」「悪意的」であると強調しているが、「立証するのは容易ではないとみられる」などと分析した。

 また、岸田文雄外相の「遺憾」発言を紹介しながら、「韓日間の外交摩擦に飛び火している」と指摘した。

6623チバQ:2014/10/09(木) 21:34:44
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090024-n1.html
2014.10.9 11:16
【本紙前ソウル支局長起訴】
野党も韓国批判、民主・海江田氏「報道の自由への圧力」

 民主党の海江田万里代表は9日午前、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「意見が違っても『違う意見を言う自由』は保障するのが基本的な考え方だ。しかも産経新聞は報道機関だから、報道の自由に対する大きな一つの圧力になる」と強調した。国会内で記者団に答えた。

http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090022-n1.html
2014.10.9 11:14
【本紙前ソウル支局長起訴】
国連報道官「報道の自由を尊重する側に立つ」重ねて強調

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【本紙前ソウル支局長起訴】

 【ニューヨーク=黒沢潤】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法における名誉毀損(きそん)で在宅起訴した問題で、国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は8日の定例記者会見で、「われわれ(国連)は普遍的な人権を擁護するため、報道の自由を尊重する側に立っている」と強調した。

 同報道官は8月27日の記者会見でも、「特定の件についてコメントしない」と断った上で、同様の見解を示した。

6624チバQ:2014/10/09(木) 21:36:45
http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090035-n1.html
2014.10.9 13:52
【本紙前ソウル支局長起訴】
共産・志位氏も韓国批判「言論には言論で。懸念と憂慮」


 共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「言論の自由、報道の自由は守られなければならない。言論による体制批判には言論で応えるのが民主主義のあるべき姿だ。懸念と憂慮を持っている」と語った。

http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090020-n1.html

2014.10.9 12:35
【本紙前ソウル支局長起訴】
社民・又市幹事長「言論の自由を封殺する対応」
 社民党の又市征治幹事長は9日午前の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「言論の自由そのものを封殺するような対応だ。厳しく批判しなければならない」と語った。

6625チバQ:2014/10/09(木) 21:37:30
http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090052-n1.html
014.10.9 17:13

ドラえもんに「日本側の政治的な意図」と中国機関紙 菅官房長官「論評に値しない」と一蹴
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9日午後の記者会見で、中国・成都市共産党委員会の機関紙が人気キャラクター「ドラえもん」に日本側の政治的な意図が隠されているとの論評を掲載したことについて、「あまりにもバカバカしくて、論評にも値しない」と述べた。

 機関紙の論評は、ドラえもんが日本の文化大使を務めていることなどを紹介。「安倍晋三政権は侵略の歴史を隠し、国際的な緊張状態を招いている」とし、「ドラえもんが善良な人たちの目に映る日本を象徴しているとすれば、安倍政権もまた日本の真の姿だ」と主張。むやみにドラえもんに親しみを持たないよう訴えていた。

6626チバQ:2014/10/10(金) 21:57:21
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100064-n1.html
2014.10.10 20:57
【香港民主化デモ】
「対話撤回」に反発、抗議集会でさらに圧力 政府高官、中国側と協議か

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香港中心部アドミラリティで、学生団体の演説に拍手を送る大勢のデモ参加者=9日深夜(共同)
 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求めている民主派の学生や市民は10日夜、政府が同日の対話を撤回したことに抗議する集会を、政府庁舎に近いアドミラリティ(金鐘)地区で開催。街頭占拠を継続し、政府側に圧力をかける狙いがある。一方、政府側は同日、トップの梁振英行政長官ら高官が11日からの経済フォーラムに出席するため、広東省広州市を相次ぎ訪れると発表した。中国側と大規模デモ問題で協議するものとみられる。

 9月28日に始まった香港民主派の街頭占拠は11日で2週間となるが、打開の糸口も見えないまま、事態は一段と混沌(こんとん)としてきた。

 民主派系学生団体の大学生連合会(学連)や、学生政治団体の学民思潮などの代表は10日、抗議集会に先立ち、幹線道路の占拠継続などを理由に、いったんは合意した対話を拒絶した政府側を非難。学生らデモ隊の鎮圧に計87発の催涙ガスを発射したことに対する謝罪などを再度要求した。

 さらに一般の学生や市民に対し、週末となる11、12両日、街頭の抗議活動に参加するよう呼びかけた。

 しかし、選挙制度改革を担当する閣僚も含む政府高官は、11日から13日にかけてそろって中国本土に越境して会議に出席。梁長官も12日に広州入りするため、週明けにかけ、民主派との対話や交渉は一時ストップする。

 地元紙は「香港政府が中国高官との協議を経て、13日以降、民主派への新たな対応を打ち出す可能性がある」との見方を伝えた。

 民主派にとっては、大規模デモで生活や経済への悪影響を訴える声が逆風になっている。ホテルなど観光業界の幹部は10日の記者会見で、デモ隊の早期撤収を強く求めた。香港警察の幹部は同日の記者会見で、計3キロにわたるデモ隊の道路占拠で同日、香港では異例の16キロ以上の渋滞が起きたなどと指摘。「法に基づいて行動する」と述べ、改めて強制排除を示唆した。

 また、親中派のアクションスター、ジャッキー・チェン氏も、中国版ツイッター「微博」に「強い国がなければ豊かな家もない」などと書き込んで政府側を支持し、デモを批判した。

6627チバQ:2014/10/10(金) 21:58:16
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100026-n1.html
2014.10.10 10:20

香港の梁行政長官に“裏金”疑惑 豪企業から7億円

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 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)は8日、香港の梁振英行政長官が、オーストラリアのエンジニアリング企業UGLから、ひそかに400万ポンド(約7億円)を受け取っていたと伝えた。主な香港メディアも9日、このニュースを一斉に報じた。長官の辞任を求める民主派の動きがさらに強まりそうだ。

 同紙によると、UGLは2011年、梁氏が取締役を務めていた英不動産仲介会社DTZを買収。梁氏が長官に選出される以前の同年12月2日、支払いに関する覚書を交わしていた。実際の支払いは長官就任後の12年と13年の2回、行われたとしている。

6628チバQ:2014/10/10(金) 22:06:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3028575
香港政府、民主派との対話見送り 抗議デモ再燃の兆し
2014年10月10日 09:57 発信地:香港
【10月10日 AFP】香港(Hong Kong)特別行政区政府は、10日に行うことで合意に至っていた民主派との対話を見送った。

 民主派はこの数時間前、要求が満たされなかった場合には市内主要部分の占拠を強化する方針を明言し、バリケードからの撤退を拒んでいる。香港政府も譲歩することなく、さらなる交渉を拒否しており、アジアの金融の中心地は新たな危機に突入しつつある。

 香港の民主派は中国政府に対し、民主的な香港行政長官選挙と、梁振英(Leung Chun-ying)行政長官の辞任を要求。この抗議デモにより、香港の一部はほぼ2週間にわたってまひしている。

 数万人が繰り出した前週のデモのピーク時と比べると抗議運動は大幅に縮小したが、香港政府が対話を見送る決定をしたことで、民主派デモの参加者は指導者たちの反応を聞こうと集まり、その数は再び増えている。AFP特派員によると、抗議デモの中心となっている香港中心部、アドミラルティ(金鐘、Admiralty)地区の行政府庁舎前には9日夜の時点で約1000人が集まっている。(c)AFP

6629チバQ:2014/10/10(金) 22:09:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3028651
金正恩氏、労働党創建の記念行事も姿なし 高まる憶測
2014年10月10日 19:28 発信地:ソウル/韓国
【10月10日 AFP】1か月以上も公の場から姿を消したままの北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記は10日、恒例となっていた平壌(Pyongyang)の錦繍山太陽宮殿(Kumsusan Palace of the Sun)参拝も欠席したとみられることから、正恩氏の健康や政局の行く末の不安が、さらに高まっている。

 推定年齢30〜31歳の正恩氏は、平壌(Pyongyang)で前月3日に李雪主(リ・ソルジュ、Ri Sol-Ju)夫人と楽団の公演を鑑賞して以来、公に姿が目撃されていない。

 この件に関して韓国政府は、北朝鮮の実権を握るのは依然として正恩氏であるとの見方だ。北朝鮮国営メディアも正恩氏を「尊厳ある無敵」な絶対的権力保持者と称えている。

 正恩氏の「失踪」に関する憶測は、休養期間が長引いているというものからクーデター説まで幅広い。疑われる病名も、痛めた足の治療から痛風、糖尿病など様々だ。

 最も広く信じられているのは健康に問題があり、一時的に執務を離れているという説だ。

 朝鮮中央通信(KCNA)は労働党の創建記念日にあたる10日、正恩氏の父親の故金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記と祖父の故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)国家主席の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝した朝鮮労働党幹部らの氏名を伝えているが、この中に正恩氏の名前はなかった。だが正日氏と日成氏の銅像には正恩氏の名で献花があったという。(c)AFP/Giles HEWITT

http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100034-n1.html
2014.10.10 12:57

党記念日でも金正恩氏の動静パッタリ 北朝鮮、首都は祝賀ムード






朝鮮労働党の創建記念日を迎え、「万寿台の丘」を訪れた軍人=10日、平壌(共同)
 北朝鮮は10日、朝鮮労働党の創建記念日を迎えた。動静が1カ月以上途絶えている金正恩第1書記は2011年末に北朝鮮の最高指導者となって以降、昨年と一昨年のこの日は故金日成主席、故金正日総書記の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿の訪問が未明から伝えられたが、今年はこうした報道は出ていない。

 首都平壌は例年通り祝賀ムード。金主席、金総書記の銅像が立つ市中心部の「万寿台の丘」では早朝から人々が献花に並んだ。

 金第1書記は9月3日に音楽公演を観覧したことが翌4日に報じられて以降、動静が途絶え、韓国を中心に健康不安説も取りざたされてきた。一方で友好国に祝電を送ったり、国内の政治集会に書簡を寄せたりしたことは報じられており、ラヂオプレス(RP)は金第1書記が「政治的に健在」と分析している。(共同)

6630とはずがたり:2014/10/12(日) 19:31:26
72時間以内に日本を壊滅状態に、中国の新しい原子力潜水艦23隻が海軍基地に出現―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141011/Recordchina_20141011021.html
レコードチャイナ 2014年10月11日 13時21分 (2014年10月12日 19時20分 更新)

2014年10月7日、中国メディア・雷霆軍事網は中国遼寧省の葫芦島人民解放軍海軍基地に新しい原子力潜水艦23隻が出現したと伝えた。以下はその概要。

現在、中国が保有する核兵器の威力は24〜72時間以内に日本に対して2〜5発の核ミサイル攻撃が可能。中国の最初の核攻撃で、日本は東京などの大都市が壊滅状態になる。さらに、日本の4大軍港の呉、横須賀、沖縄、佐世保を攻撃目標にすれば、海上自衛隊へのダメージは計り知れない。

中国が日本に対して核攻撃を行っても、米国が核ミサイルを中国へ打ち込むことはない。米国防省は軍事報告書のなかで、これを指摘している。米国は現在、4300発の核ミサイルを保有しているが、中国の核ミサイル製造速度には目を見張るものがある。中国はわずか6年で浙江省東部の沿岸に核ミサイル631発を配備したが、その半

6631とはずがたり:2014/10/13(月) 08:25:13
なんでこんなスタンスになったんかねぇ?
北朝鮮賛美で国外追放なら問題ないけど朴批判で追放なら問題だ。
こういう記事があると次スレでは中国スレ,韓国スレ,東南アジアスレとかにわけようかとも思ったけど中韓は一緒の方がよいかな・・。

韓国、中国人留学生を「利敵行為」で強制退去処分=朴大統領を批判、ネットで北朝鮮称賛―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a95382.html
配信日時:2014年10月8日 11時44分

5日、韓国法務部は、インターネット上に北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みをしていた中国人留学生を、今年8月末に強制退去処分にしたと明らかにした。資料写真。
2014年10月7日、韓国・朝鮮日報によると、韓国法務部は5日、インターネット上に北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みをしていた中国広東省出身の留学生(24)を、今年8月末に強制退去処分にしたと明らかにした。環球時報(電子版)が伝えた。

2012年12月に来韓し、ソウル市内の大学の語学学校で韓国語を学んでいたこの留学生は、左派市民団体の抗議活動に頻繁に参加。自宅からは「不正に当選した朴槿恵(パク・クネ)は退陣せよ」「朴槿恵OUT」などと書かれたボードが多数見つかった。インターネット上にも、中国語と韓国語で、北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みを300回余りしていたという。

韓国で外国人留学生が「利敵行為」で強制退去処分を受けるのは初めて。この留学生は韓国への再入国も禁止された。(翻訳・編集/NY)

6632とはずがたり:2014/10/13(月) 09:49:03
海外逃亡中の汚職官僚の皆様へ、今だけ特別!「自首」すれば減刑の特別キャンペーン―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141012/Recordchina_20141012015.html
レコードチャイナ 2014年10月12日 17時06分 (2014年10月13日 09時30分 更新)

2014年10月10日、新華網は、中国政府が海外逃亡の汚職官僚などを対象に自首した場合には減刑する期間限定の取り組みを始めたと報じた。

中国公安部、最高人民法院、最高人民検察院、中国外交部は合同で「海外逃亡経済犯罪者の自首勧告に関する通告」を発表した。海外逃亡中の経済犯が12月1日までに自首し、罪を認めて帰国を希望した場合、量刑を軽減するという内容だ。また被害者に経済的補償をした場合にはさらに減刑することも定めている。

中国では「裸官」、すなわち汚職官僚が海外逃亡に備えて妻や子どもを海外に移住させる行為が横行するなど、官僚や国有企業高官の海外逃亡が多く、一般庶民の政治不満の温床ともなっている。中国政府は海外逃亡犯の摘発を強化するキャンペーン「捜狐2014」を実施しているが、今回新たに自首を推奨する対策も盛り込んだ。(翻訳・編集/KT)

6633チバQ:2014/10/13(月) 15:11:59
http://mainichi.jp/select/news/20141013k0000e030139000c.html
香港デモ:2週間 隔たり大きく 政府、民主派の要求拒否
毎日新聞 2014年10月13日 11時03分(最終更新 10月13日 11時21分)
【香港・鈴木玲子】香港の次期行政長官選挙の制度改革に反発する民主派の大規模デモは12日で2週間が経過した。香港政府トップの梁振英(りょうしんえい)行政長官は12日、中国が決めた原則に基づき制度改革を進める考えを改めて示した。政府ナンバー2の林鄭月娥(りんていげつが)政務官(閣僚)も、学生との対話の条件は中国が決めた原則の受け入れと明言。双方の主張は大きく隔たったままで、事態は混迷を深めている。

 民主派の学生団体などは11日、香港政府が中国側に提出した報告書について補充報告を提出するよう要求した。中国は香港政府が提出した報告書を根拠に選挙制度の原則を決めた形になっている。

 梁長官は12日のテレビ番組で「民主派の要求は過大だ」と指摘。選挙制度は香港の憲法に当たる香港基本法と中国の決定に基づいて進めると従来の見解を示し、要求を退けた。また、政府はデモ隊に「最大の寛容」をもって対応していると強調。デモ鎮圧のための催涙弾使用は現場の警察指揮官による専門的な判断だと釈明した。進退については「私が辞めても問題は解決しない」と述べた。

 政府と学生側の対話について林鄭政務官は11日、「最も重要なのは対話の目的と性質をはっきりさせることで、普通選挙の実現に共に努力することだ」と強調した。

 これに対し、学生団体「大学生連合会」(学連)の岑敖暉(しんごうき)副秘書長は12日、毎日新聞の取材に「政府は香港の民意に真摯(しんし)に耳を傾けるべきだ」と反論。その一方で「学生側は、民主派も立候補が可能となる『真の普通選挙』を即時に受け入れなくても真の普通選挙に向けたスケジュールを提示するよう要求した。政府との対話を待ち望んでいる」と述べ、一定の譲歩案を示したことを強調した。

 学連などは11日夜、中国の習近平国家主席に対する公開書簡を発表。「『1国2制度』の下で香港の民意は正視されるべきだ」と主張した。香港政府の報告書については「民意を完全に無視した誤り」として原則の撤回を求めつつ、「『1国2制度』を尊重する」とも表明し、中国への配慮もにじませた。

 親中派団体は12日、繁華街・旺角(モンコック)でデモ隊の退去や警察支持を訴えた。また、占拠行動に反対する香港企業が11日、大学への奨学金打ち切りを決めた。この企業から奨学金を得ている香港大学では、学生会の梁麗幗(りょうれいかく)会長が「政治的圧力だ。学校の自主と学業の自由に影響を及ぼす」と批判した。

6634チバQ:2014/10/13(月) 15:36:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101200039
政府と民主派、こう着状態=長官「最大の寛容」と強調−香港の道路占拠2週間



香港島の金鐘(アドミラルティー)にある政府本部付近の幹線道路上に、民主派デモ隊が設置したテント=12日
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を求めて幹線道路を占拠する民主派の街頭行動は12日、開始から2週間がたった。道路占拠は民主派にとっても想定外の形で広がり、事態は長期化。政府と民主派系学生団体の大学生連合会(学連)はいったん正式対話で合意したが、議題などをめぐる対立で実現せず、こう着状態が続いている。
 民主派は、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除した中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定について、撤回か見直しを要求。しかし、香港選挙制度改革の原則を決める権限は中国側にあるため、香港政府は当事者能力を欠き、柔軟な対応を示すことができずにいる。一方、民主派デモ隊は全体の司令塔が不在で、統制が取れない状態だ。
 梁振英行政長官は12日のテレビ番組で、政府はデモ隊に「最大の寛容」をもって対応していると強調。自身の進退については「私が辞めても、問題は解決できない」と明確に辞職を否定した。
 梁長官はまた、政府には学生と対話したいという希望があると語った。一方で、長官選挙制度改革は香港基本法と全人代常務委の決定に基づいて進めると述べ、民主派の要求を拒否した。(2014/10/12-19:21)

6635名無しさん:2014/10/13(月) 15:57:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3028652
「金の卵を産むガチョウ」、中国が手放せない香港
2014年10月13日 12:26 発信地:北京/中国
【10月13日 AFP】香港(Hong Kong)で続く民主的な行政長官選挙を求める抗議行動に対し、中国政府が報復措置に出るのではないかとの恐れが膨らんでいる。しかし、中国にとって香港の経済的価値は非常に高く、ライバルとして上海(Shanghai)が頭角を現しているといえども、懲罰を与えて中国経済の主役の座から引きずり下ろすことは当面できないだろうと観測筋は指摘する。

 2017年に行われる次期行政長官選挙で完全な民主的選挙の実施を求めるデモは、時に数万人規模の参加者を集めながら、この数週間、香港の路上を占拠し都市機能をまひさせてきた。こうしたなか香港では、体制批判には容赦ない中国政府が妥協しない姿勢を示すため、「高度な自治」を謳歌する香港に制裁を加えるのではないかとの懸念が広がっている。

 最大の脅威は、共産党指導部が「金融ハブ(中心地)」として成長著しい上海を優遇し、旧英国植民地で自由経済によって繁栄する香港を爪はじきにするのではないかというものだ。上海では昨年、当局が鳴り物入りで自由貿易試験区(FTZ)を開設している。

「中国に抵抗している香港は、信頼できないパートナーとみられている」と、香港に拠点を置く証券会社ジオセキュリティーズ(Geo Securities)の最高経営責任者(CEO)で金融アナリストのフランシス・ルン(Francis Lun)氏は言う。「これにより、上海が将来的に香港に代わって中国の金融センターになるというトレンドが加速するだろう」

「もし潮目が変われば、後戻りはない」とルン氏は補足した。「そうなる可能性はある。それも、非常に速く」

 だが、短期的には香港が軽んじられるリスクはないとの見方を専門家らは維持している。なぜなら、それは香港を自国の一部だと繰り返し強調し、重要な経済のパイプとして利用している中国にとって自滅行為だからだ。

 香港に経済的打撃を与える制裁措置を取れば、香港の人々の「強硬姿勢を強める」だけだと、英経済調査会社キャピタル・エコノミクス(Capital Economics)の中国担当エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリッチャード(Julian Evans-Pritchard)氏は指摘する。

「もちろん、中国は抗議行動で起きていることを好ましくは思っていない。だが、中国は今もなお、香港を手本にして中国本土で数々の(金融)改革を行おうとしている」「したがって、中国は香港を後退させたがらないだろう。報復するのは愚かだ」(エバンスプリッチャード氏)

■「世界で最も自由な経済」を「活用」

 1997年に英国から中国に返還された香港は、「一国二制度」の下で中国本土とは異なる政治体制と法制度を持ち、人々は本土の中国人が経験したことのない自由と権利を享受している。経済活動に開放的なことで知られ、米ヘリテージ財団(Heritage Foundation)と米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が毎年発表する「経済自由度指数(Index of Economic Freedom)」では、20年連続で「世界で最も自由な経済体」に選ばれている。ちなみに中国本土の今年の順位は、137位だった。

 アナリストらは、香港の「透明で公平な」法制度こそが、中国と世界の金融界をつなぐ「架け橋」の要石(かなめいし)だと評価する。

 また、香港は中国本土の投資家の主要な投資先でもある。中国商務部(省)によれば、2012年末までに行われた中国の対外投資の実に6割近くが香港への投資か、香港を経由した投資だった。

 中国当局は資本市場を少しずつ開放し、人民元の国際通貨化を推進している。同時に、主要な経済活動に対する統制は維持しようとしており、外国企業は上海FTZの改革の進展の遅さに失望している。

「中国は間違いなく、上海を発展させたいと考えている」とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の上級エコノミスト、レイモンド・ヤン(Raymond Yeung)氏は語る。「だが、だからといって中国が既に香港を見捨てたとはいえない」

「『おまえは言うことを聞かないから、もう知らない』という考え方は単純に過ぎる。現在の中国指導部は非常に現実的だ。『結果をもたらしさえすれば、おまえを活用してやる』と言うだろう」(ヤン氏)

6636名無しさん:2014/10/13(月) 15:57:26

■香港と本土、縮まる差

 短期的には、香港が本土のライバル都市に追い落とされる心配はないだろうが、香港が中国に完全返還される2047年が近づけば、力学が変化する可能性はある。そのころには香港は、英語の浸透などの「固有の利点」を一部維持しつつも、独立した法制度など他の特徴は失っている可能性があるとエバンスプリッチャード氏は分析する。

「長期的なシナリオは予見できる。2047年に中国に戻った後、香港の特別な地位は基本的に失われるだろう」「上海がより重要性を増し、少なくとも国内の金融センターとして香港を追い越すのではないか」

 一方、ANZのヤン氏は、香港が上海に追い越されることはないとみる。それでも「間違いなく、収束は起きるだろう。中国も、上海も(香港に)追いついてきている」として、次のように断言した。「上海と香港の差は、縮小する。それは間違いない」 (c)AFP/Felicia Sonmez, with Laura Mannering in Hong Kong

6637チバQ:2014/10/13(月) 23:47:49
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130037-n1.html
2014.10.13 16:14

7億円顧問料「問題ない」 香港行政長官





 香港の梁振英行政長官は、オーストラリア企業から顧問料として400万ポンド(約7億円)を受け取ったとされる問題について「法的、道徳的に問題はない」と述べた。12日放送のTVBテレビの番組で語った。

 梁氏は2012年の長官選に出馬を表明した直後、アジア事業拡大を狙うオーストラリア企業と顧問契約を結び、報酬を当選後に受け取ったとされる。一部メディアは、この企業が関連するテレビ局に有利になるよう、梁氏が別のテレビ局への免許交付を認めないよう働きかけた可能性があるなどと報じていた。

 問題について梁氏が公の場で直接語るのは初めてという。一方、地元記者協会の幹部は12日、「TVBの単独取材に答えただけでは、市民の知る権利に応えたと言えない」とし、報道各社の取材に応じて問題について説明するよう求めた。(共同)

6638チバQ:2014/10/13(月) 23:50:55
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130050-n1.html
2014.10.13 20:35

中国貴州省で数千人が当局と衝突 自治体合併案に不満





 13日付の香港紙、星島日報によると、中国貴州省三穂県でこのほど、周辺自治体との合併案に不満を持つ住民数千人が同県政府の庁舎を包囲するなどして公安当局と衝突、多数が負傷した。

 香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは約5万人が抗議に参加、約500人が負傷したと伝えている。

 同紙によると、当初は三穂県と2県が合併し、行政の中心は三穂県に置く計画で、同県政府は住民から土地を接収するなどした。だが9月末、行政の中心の設置場所を別の県に移すことが判明、住民らが説明を求め今月7日から連日、抗議を始めたという。(共同)

6639チバQ:2014/10/13(月) 23:51:31
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130041-n1.html
2014.10.13 18:17
【香港民主化デモ】
迫る反デモ集団…マスクにサングラス「暴力団じゃないか」 メディア攻撃も

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バリケードを撤去しようとするマスクの男性を制止する警察官=13日、香港(AP)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で13日午後、道路の占拠中止とデモ解散を求める約千人の集団が、学生らが座り込みを続けている政府庁舎付近のアドミラリティ(金鐘)の路上に集結し、激しい口調で抗議した。反対派の一部はバリケードを撤去しようとして学生らと小競り合いになり、現場は一時、混乱したが、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。

 反対派の多くは、同じ型の白いマスクやサングラスで顔を隠していたほか、同じデザインのプラカードを手にしていた。親中派の市民団体が動員し、組織化した集団の可能性がある。学生らが、「(反対派は)黒社会(暴力団)の関係者じゃないのか」と叫び、これに反対派が「おまえらには関係ない」とすごむ場面もあった。14日未明にかけ、反対派が再びデモ隊への抗議を行うとの情報もある。

 また、13日付の民主派寄り香港紙、蘋果日報は、親中派団体が同紙の配送業者に圧力をかけて発行業務を妨害したと報道。さらに同紙電子版は13日、同紙のネットサイトが何者かによるハッカー攻撃を受けたとした。民主派を支援している同紙の創業者の自宅前などでは、反対派が座り込みによる抗議を行っている。

 また、13日は金鐘の幹線道路に約30台のタクシーが集まって一斉にクラクションを鳴らし、デモ隊に抗議した。親中派の団体以外にも、デモの影響で中国本土からの観光客が減り、観光バスの予約がキャンセルされたなどとして、旅行会社が民主派団体を相手取って損害賠償を求める裁判を起こす意向を決めるなど、社会混乱が広がっている。

 民主派団体は、政府庁舎前広場の立ち入り禁止措置が解除されれば、ビジネス街である金鐘の道路占拠を中止して広場に抗議の場を移すと提案したが、政府は13日、これを拒否した。

 13日午前には、警察がデモ隊の少ない幹線道路などで一部のバリケードを撤去した。警察は「強制排除の目的はなく(鉄柵など)政府の所有物を回収して、障害物を撤去するだけ」と説明した。警官隊がデモ隊に発射した催涙ガスへの批判を受け9月29日に強制排除を中断してから、警察側が事実上のデモ規制となる措置を取ったのは初めて。

 バリケード撤去は金鐘のほか同じく香港島中心部のセントラル(中環)とワンチャイ(湾仔)、九竜地区の旺角(モンコック)。梁振英行政長官は13日、訪問先の中国広東省広州市で記者団に対し、衝突が起きないよう確認の上、デモ隊が使っていない障害物を撤去させたなどと説明した。

 これに対し、デモ隊の一部は「強制排除の準備ではないか」として、数十人が催涙ガスの防御策としてゴーグルやマスク着用して路上に座り込み、警官隊とにらみ合う場面もあった。ただ、現場では大きな混乱はなく、通行止めだった幹線道路が一部で開通した。

6640チバQ:2014/10/13(月) 23:54:29
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130018-n1.html
2014.10.13 14:33

金正恩氏、両足首手術で療養中 地下には司令部指揮所 夫人、妹が付き添う 韓国紙報道

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「新年の辞」を発表する北朝鮮の金正恩第1書記 =1月1日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
 【ソウル=藤本欣也】韓国主要紙、中央日報は13日、健康不安説が取り沙汰されている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について、両足首を手術し現在、平壌北部の専用別荘で療養中であると報じた。李雪主(リ・ソルジュ)夫人と金第1書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が付き添っているという。公の場から姿を消して約40日となるが、軍部を掌握するなど統治状況に問題はないとしている。

 北朝鮮情報に詳しい韓国と米国の消息筋などの話として報じた。外国医療団の動静や車両の移動状況などから分かったという。

 それによると、金第1書記は9月中旬、平壌市内にある専用の診療所で、フランスの医師から両足首の関節の手術と、足の裏のはれや水ぶくれの治療を受けたという。ほかに深刻な疾患があるという情報はないとしている。

 また、平壌北部の山麓にある専用別荘には、朝鮮人民軍最高司令部の地下指揮所が備えられている。政権内で実質ナンバー2である黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長ら側近が専用別荘を訪れ、金第1書記から重要懸案の指示を受けているという。

6641チバQ:2014/10/14(火) 21:10:02
http://www.sankei.com/world/news/141014/wor1410140014-n1.html
2014.10.14 11:58
【香港民主化デモ】
香港警察、繁華街でバリケード一部撤去 「強制排除ではなく障害物を撤去」

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バリケードを撤去する警察官ら=13日、香港(ロイター)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で、13日から14日午前にかけ、警察当局が一部の幹線道路で道路占拠に使われたバリケードを撤去した。警察は「強制排除ではなく(鉄柵など)政府所有物を回収、障害物を撤去した」と説明した。

 警官隊がデモ隊に向けて発射した催涙ガスへの批判を受け、9月29日に強制排除を中断してから、警察が実質的なデモの規制措置を取ったのは初めて。

 バリケードの撤去は、香港政府庁舎に近いアドミラルティ(金鐘)や、香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)、九竜地区のモンコック(旺角)で行われた。14日午前には一部で車両が通行可能となったが、学生らはなおテントを張って道路占拠を続けている。

 13日には、デモ解散を求める反対派の約千人が金鐘に押しかけ、学生らと一時、小競り合いになって混乱し、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。反対派の多くは、同じ型の「白いマスク」で顔を隠して行動するなど、組織化されていた可能性が指摘されている。

6642チバQ:2014/10/14(火) 21:11:07
http://www.sankei.com/politics/news/141014/plt1410140052-n1.html
2014.10.14 20:58
【本紙前ソウル支局長起訴】
韓国国会 「言論の自由ない国と世界に広まった」「国益に反する」との批判も セヌリ党は「処罰は軽い」と強弁





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 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、ソウル中央地検が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した問題をめぐり、韓国国会で「不要な措置」「韓国のイメージ低下につながり、国益に反する」と論議が起きている。

 論議は在宅起訴(8日)以降続いている。韓国メディアによると、最大野党、新政治民主連合の朴智元(チウォン)議員(元文化観光相)は13日、国会での法務省への監査委員会で「韓国が言論の自由のない国であることを世界に広めてしまった。不必要な行為だ」と、起訴を強く批判した。

 さらに「朴大統領が(旅客船沈没事故の当日)7時間も所在不明だったとの問題を各国メディアが報じた。むしろ(誤った判断をした)検察を起訴すべきではないか」と訴えた。野党議員からは「(大統領の名誉を守るため)韓国の国益を損ねてしまった」との主張が続いている。

 これに対し、与党セヌリ党側は「当然の処分」との意見のほか、「なぜ在宅のままなのか。在宅起訴は外国人記者への優遇措置であり、処罰としては軽い」との反論も出た。

 朴議員ら野党は左派系で、歴史認識をめぐって産経新聞には日ごろから批判的だ。起訴によってその産経新聞が“言論弾圧の被害者”に祭り上げられ、同時に、韓国の国際的なイメージを著しく低下させた。「二重の逆効果を招いた」との批判だ。

 同様の指摘は韓国メディアにもある。東亜日報は「(韓国に)実益はない。韓国は言論弾圧の国となった。起訴は(韓国にとって)負けだ」とし、ハンギョレ紙は「(起訴処分は)外交的損失であり、朴大統領が自ら収拾すべきだ」と主張した。

 問題は“政争の具”とも化し、事実誤認や情報の混乱も起きている。朴議員は法相に「謝罪すれば起訴しないとの条件を検察側が加藤前支局長に提示したのか」と問いただし、「被疑者の懐柔は韓国検察の独自スタイルではないか」と皮肉った。朴議員の質問そのものが事実に反する。

6643チバQ:2014/10/15(水) 21:45:55
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150003-n1.html
014.10.15 05:07
【香港民主化デモ】
民主派に立ちはだかる「3つの壁」…市民、観光業界、親中派の「白マスク」

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14日、香港中心部でデモ隊が設置した鉄柵を撤去する警官隊(共同)
 【香港=河崎真澄】街頭占拠デモを続ける香港の民主派が「やや劣勢」(学生団体幹部)に追い込まれている。抗議の相手だった香港政府や中国共産党政権とは別に、「3つの壁」が立ちはだかったからだ。

 9月28日に始まった街頭占拠に当初は声援を送っていた一般市民。だが、道路封鎖によるバス運休や交通渋滞など、生活問題で「怒りや困惑」に変わった。

 13日には座り込みが続く幹線道路に約100台のタクシーが集まり、一斉にクラクションを鳴らして「道路を返せ!」と抗議。小中学校の休校や通学への影響にも業を煮やした付近住民が14日、88歳の代表者を先頭に、「民主活動は分かるが生活環境を取り戻したい」と学生に懇願した。

 中国大陸からの団体客急減で、観光バスの予約がキャンセルされたとして、複数の旅行会社が14日までに相次ぎ、民主派団体を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こすと表明した。

 ホテルなど観光業界の団体も早期のデモ解散を求める声明を発表。「外国人への観光イメージも大きく傷ついた」との抗議も。また金融機関の中にも、市場下落で民主派団体に賠償を求める動きもある。民主派は本来は理解者だった層まで敵に回した恐れがある。

 道路の占拠中止を求める約千人の集団が13日、金鐘の路上に集結。学生らと小競り合いになり、デモ現場に一時、緊張が走った。

 集団は同じ型の「白マスク」姿だった。3日から4日にもモンコック(旺角)で、「白マスク」姿の十数人の男らが突然、学生らに殴りかかったことがある。警察はこの際に逮捕した20人のうち8人について「黒社会(暴力団)と関係」と発表した。親中派住民団体が、暴力団を動員したと民主派は判断し、警戒を強めている。

6644チバQ:2014/10/15(水) 21:49:12
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150015-n1.html
2014.10.15 11:28
【香港民主化デモ】
官邸前で強制排除、45人逮捕、催涙ガスを使用

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15日、官邸前でデモ隊を排除する警官ら(AP)
 【香港=河崎真澄】香港の民主化デモは、14日深夜から小競り合いが続いていたアドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)周辺で、香港警察が15日未明、催涙ガスを使った強制排除に乗り出し、官邸前の幹線道路を制圧した。警察はこれまでに女性8人を含む学生ら45人を逮捕、警察側でも4人が負傷した。

 香港警察はデモ隊に負傷者はいないと発表したが、地元テレビは15日、デモに参加した男性が複数の警察官に暴行される映像を放送した。

 現場では、両手を挙げて無抵抗を示す男子学生に警察官が至近距離から催涙ガスを噴射するなど実力行使が繰り返され、悲鳴や怒号が飛び交う中で、学生らが次々と拘束された。

 警察は「ほかの違法占拠デモ現場でも強制排除の可能性を排除しない」と警告している。

 香港では15日、デモの影響で延期されていた立法会が政府庁舎に隣接する議会棟で開会する予定で、周辺はものものしい警戒態勢が敷かれている。政府庁舎前の幹線道路はデモ隊の最大拠点で、依然として学生ら数千人が路上にテントを張り、占拠を続けている。

このニュースの写真

6645チバQ:2014/10/15(水) 21:49:47
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150032-n1.html
2014.10.15 20:32
【香港民主化デモ】
警官隊一気に強制排除、世論の“潮目”に変化も

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香港の行政長官弁公室前の幹線道を占拠したデモ隊を排除する警官隊=15日未明(AP)
 【香港=河崎真澄】両手を挙げて無抵抗の姿勢を示す学生に、催涙スプレーを噴射する警官。悲鳴を上げて逃げ惑うデモ参加者らは、警官隊の手で続々と連行された。15日未明、香港島中心部アドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)前の幹線道路で、香港警察は衆人環視の中、容赦なく約千人の強制排除に踏み切った。

 地元テレビは15日、警官数人がデモ参加者を建物の陰に連行し、殴る蹴るの暴行を加えた場面を放送した。同日開幕した香港立法会(議会)では民主派議員がこれを非難、警察トップの引責辞任などを求めた。警察を管轄する黎棟国保安局長(閣僚)は調査を行うと回答するにとどめた。

 デモ開始当初は警察の強硬措置への反発も強かったが、強制排除が行われた15日には冷淡な一般市民の態度が目立った。

 デモ隊の占拠が続くコーズウェイベイ(銅鑼湾)で衣料品店を経営する黄さん(43)は、「民主派を応援したいが今回はもう無理。(交通渋滞など)市民生活をここまで悪化させた上、中国共産党を本気で怒らせた」と首を横に何度も振った。

 香港で選挙制度の「真の民主化」を求めるデモの要求に共産党政権が譲歩すれば、体制批判のマグマが中国本土に飛び火するのは自明の理だ。黄さんは「香港政府が相手の民主派デモとは事情が違う。学生らは引くべきだ」と話した。

 15日付の香港紙、星島日報は、「デモは民心を失って“災難”になった」と社説で指摘した。香港警察は世論の“潮目”や立法会の開幕、共産党政権の意向も見極めながら強制排除のタイミングを見計らったようだ。

 9月下旬に始まった街頭占拠デモで警察隊は当初、強制排除を試みたが失敗。その後、ここまで強硬姿勢を示したのは初めてだ。警察側は、「官邸前以外の占拠場所でも強制排除の可能性を排除しない」と改めて警告した。金鐘で占拠を続ける女子大生の施さん(21)は15日、「暴力的な手法では何も解決しない。最後まで抗議を続ける」と語気を強めた。

6646チバQ:2014/10/15(水) 21:50:05
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150033-n1.html
2014.10.15 20:41
【香港民主化デモ】
強制排除に中国の影

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民主化デモの学生らを主要道路から排除しようとする警官ら=15日未明、香港(AP)
 【北京=矢板明夫】香港の警察当局がデモ隊の強制排除に踏み切ったことについて、15日付の中国共産党機関紙、人民日報は1面で「(香港)特区政府の措置を断固として支持する」と題する長文の論評記事を掲載した。デモへの対応は香港当局が主導していることになっているが、強制排除のタイミングなどから、北京の共産党指導部が背後で指揮している可能性がうかがえる。

 論評記事はデモについて「社会秩序を破壊し、市民生活を混乱させる動乱」と決め付け、香港警察による強制排除を「法律に基づいた対応だ」と高く評価した。

 しかし、14日夜までに執筆されたはずのこの記事は、15日未明の出来事を事前に知っていたことを強くにおわせており、香港当局と共産党指導部が綿密に打ち合わせていた公算が大きいことを示している。

 20日には北京で中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第4回総会(4中総会)の開会が予定されており、習近平指導部としてはその前に香港のデモへの対応に一定のメドをつけ、国内の思想統一を図る必要があった。共産党筋は「会議前の準備もあるため、15日未明の強制排除は習政権にとってギリギリのタイミングだった」と指摘する。

 共産党最高指導部である政治局常務委員会は9月末と10月上旬、2度にわたり香港デモへの対応を協議する会議を開いたとの情報もある。

6647とはずがたり:2014/10/15(水) 22:20:35

韓国空軍の飛行隊、米側から中国航空ショーへの参加を反対される・・技術漏洩を懸念―韓国紙
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141010/Xinhua_97856.html
新華経済 2014年10月10日 07時57分 (2014年10月15日 17時20分 更新)

9日付の韓国紙・朝鮮日報によると、国産の超音速訓練機「T−50」からなる韓国空軍のアクロバット飛行隊「ブラックイーグルス」が来月、中国広東省珠海で開催される航空ショーに参加する予定だったが、技術漏洩を懸念する米国から参加取りやめを求められている。環球網が伝えた。
T−50は韓国航空宇宙産業(KAI)が米ロッキード・マーティン社の技術支援を受けて製造された練習機。輸出するには米側の許可が必要で、敵対国を飛行する際にも米側の了承を得なければならない。
韓国政府の情報筋は8日、「ブラックイーグルスは来月の珠海航空ショーへの参加が決まっており、早々に準備を始めていた。だが、米側が最近になって参加を反対してきた」と語っている。米国が中国への技術漏洩を懸念しているとみられている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)

6648とはずがたり:2014/10/16(木) 13:00:43
4年前の記事

北朝鮮
奇襲攻撃でソウルを制圧せよ
The Drumbeats of War
天安号「魚雷攻撃」への関与を否定する金正日政権が準備する新たな戦争プラン
2010年6月24日(木)14時31分
マーク・ホーゼンボール、ブラッドリー・マーティン
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/06/post-1385_1.php

 韓国海軍の哨戒艦「天安」が爆沈し、乗員46人が死亡・行方不明となったのは3月26日のこと。原因究明に当たっていた国際チームが、ついに結果を公表した。

「証拠を見る限り、北朝鮮の潜水艦が発射した魚雷によるものと結論せざるを得ない。それ以外に説明がつかない」。アメリカ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの専門家を含む調査チームの報告には、そう記されている。

 5月20日に発表されたこの報告、確かに証拠は示しているが、動機には触れていない。

 病身の「親愛なる首領様」こと金正日(キム・ジョンイル)総書記率いる北朝鮮に、もとより国際社会の常識は通用すまい。だが、それにしてもなぜ、この時期に韓国の軍艦に魚雷を撃ち込むという危険な挑発に出る必要があったのか。

 あいにくアメリカは、こと北朝鮮に関する限り、直接的な情報をほとんど持っていない。安全保障に関わる当局者らも、金正日の不可思議な思考回路や同国の権力構造がほとんど分かっていないことを認めている。

 微妙な問題であるため匿名を条件に取材に応じた米当局者2人によれば、北朝鮮が攻撃に踏み切った理由を裏付けられる情報をアメリカはまだ入手していない。

 しかしアメリカの専門家の間では、ある見解が定着しつつあるという。3月の魚雷攻撃(北朝鮮は関与を真っ向から否定している)は、昨年11月に北朝鮮の艦艇が韓国側の砲撃によって大きな損害を被ったとされる事件への報復だとする見解だ。

 当時のBBCの報道によると、韓国軍は北朝鮮艇が黄海上の北方限界線(北側は認めていない)を越えてきたので砲撃した。北朝鮮艇も応戦したが、あっという間に炎上したという。

 北朝鮮側は限界線を越えていないと反論し、韓国に謝罪を求めているとBBCは伝えた。またニューヨーク・タイムズは、北朝鮮の将校1人が死亡し、乗組員3人が負傷したと伝えている。

 言うまでもないが、北朝鮮は3月の魚雷攻撃以前から、自国の敵は「容赦なく殲滅する」という威嚇を繰り返してきた。しかし、誰も真に受けなかった。それは50〜53年の朝鮮戦争以来、北朝鮮がお題目のように唱えてきた常套句の1つにすぎないからだ。

ソウル占領だけで十分

「北朝鮮の脅威を口にする専門家たちも、実は相手を見くびっていた。軍隊の規模こそ大きいが、朝鮮半島の統一を実現する力があるとは思えないからだ」と、米海兵隊指揮幕僚大学の教授(国際関係)で北朝鮮の軍事力に詳しいブルース・ベクトルは言う。

 だがベクトルによれば、今後は北朝鮮が核兵器を使用する可能性も考慮すべきだ。同国が戦争プランを変更したとの報道もあり、北朝鮮の「威嚇」を単に虚言癖のある独裁者のはったりと考えてはいけないのかもしれない。

「(諸外国は自国にとっての)北朝鮮の軍事的脅威を軽視しがちだが、大事なのは韓国にとっての脅威を考えることだ」と、『赤いならずもの国家──北朝鮮の絶えざる挑戦』という著書もあるベクトルは言う。北朝鮮が「軍隊とその作戦計画を、今の時代に合わせて変えてきた」からだ。

 この発言は、5月18日付の韓国有力紙「中央日報」に載った記事を踏まえたものだ。

6649とはずがたり:2014/10/16(木) 13:01:01
>>6648-6649
 同紙が韓国軍高官の発言として伝えたところでは、北朝鮮は戦争勃発の事態に際して、韓国全土を1週間以内に占領するという従来の作戦計画を破棄したらしい。

 中央日報によると、代わりに北朝鮮が立てた計画はこうだ。北朝鮮軍は軍事境界線から南下して速やかに韓国の首都ソウルとその周辺を制圧する。さらに南進するか、直ちに停戦交渉に入るかは、状況次第で決めればいい。

 人口が多く経済活動の中心地でもある首都ソウルを人質に取っている限り、北朝鮮は韓国(と同盟国のアメリカ)に対して有利な立場で交渉に臨める。

 ベクトルによると、「北朝鮮にとって、もはや朝鮮半島の統一は必要ない。ソウルを奪うだけで十分だ。ソウルを手にすれば圧倒的な強みになる」。

 ベクトルは、北朝鮮が韓国への「侵攻ルート」に配備しているミサイルや特殊部隊、機動部隊は「そうした目的を持ち、その目的のために訓練されている。以前から私はそう主張してきた。ここで重要なのは、ついに一般メディアも同様な主張を載せるようになったことだ」と言う。

 中央日報の記事は、北朝鮮の作戦計画変更は「米軍と韓国軍の兵器システムが改良されたことに対応するため」ではないかとする情報筋の観測も伝えている。

 さらに軍事専門家の言葉も引用している。それによると、北朝鮮は03年のイラク戦争を見て、米軍には標的を正確に破壊できる兵器があり、時代遅れの武器しかない自国の軍隊では歯が立たないことを認識したという。

 そこで北朝鮮は作戦を変更し、機動力のある歩兵隊を前線に増強して短期決戦を仕掛け、素早くソウルに入って首都占領の既成事実をつくろうと考えている。

 同紙の取材に応じた韓国軍の高官によれば、北朝鮮は潜水艦を提供するのと引き換えにイランから新型魚雷を入手し、敵が海岸線から上陸してくるのを防ぐ計画も練っているらしい。

北朝鮮版カミカゼの恐怖

 ただしアメリカ政府は、3月の哨戒艦への魚雷攻撃が本当に昨年11月の事件への報復かどうか、まだ断言できないとしている。

 もちろん、動機としてはかなり説得力のある話だ。しかし本当の問題は、あれが報復行為であったとして、それが国軍の最高責任者である金総書記の許可ないし指示の下に行われたのか、それとも現場の軍指揮官の裁量の範囲で行われたのか。

 韓国の哨戒艦が何らかの状況で北朝鮮の攻撃で沈没したことが明らかになった現在、場合によっては戦争になりかねない。しかしアメリカや日本、韓国、とりわけ中国は破滅的な戦争へとエスカレートさせないよう、慎重に行動しているように思える。

 5月21日に訪中したヒラリー・クリントン米国務長官は、この事件や今後起こり得る北朝鮮の挑発への対抗策について、中国と重点的に話し合っている。

 脱北者らの情報によれば、北朝鮮は「人間魚雷」で自爆攻撃に出る兵士も訓練しているらしい。第二次大戦中の日本軍と同じだ。

 何万もの兵士を駐留させて韓国を攻撃から守っているアメリカは、41年の真珠湾攻撃の悪夢を忘れていない。どう考えてもアメリカに勝てる力はなかったのに、当時の日本軍は大胆な奇襲攻撃でアメリカを揺さぶった。

 70年前の日本軍と似ているという視点は重要だ。北朝鮮のプロパガンダに詳しいB・R・マイヤーズも、新著『汚れなき民族──北朝鮮民族の自画像とその重要性』で、北朝鮮版「特攻隊」の危険を指摘している。

 「北朝鮮による最悪の行為といえば、より危険な中東の勢力に核物質や核技術を輸出することだと考えられているが」と、マイヤーズは書いている。「その一方で軍事最優先の北朝鮮は、特攻精神を鼓舞するスローガンを叫び続けている。太平洋戦争の頃の大日本帝国と同じだ」

(GlobalPost.com特約)

[2010年6月 2日号掲載]

6650とはずがたり:2014/10/16(木) 13:06:33
こちらは最近の記事だけど40年前のネタ。。進歩的文化人とかいう今では胡散臭く感じられるものを俺は肯定的に捉えてるけど,韓国が軍政でダメだったせいで北朝鮮がよく見えてしまった点(及びその他同様の諸々)に関しては大いに反省の必要があるだろう。。

北朝鮮が「地上の楽園」だった時代 --- 池田 信夫
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141014-00010003-agora-int
アゴラ 10月14日(火)9時50分配信

ハンキョレ新聞(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/18491.html)が、朴槿恵大統領のやり方は父親と似てきたと論じている。そのころを体験した人は少ないと思うので、メモしておこう。

私が大学に入った70年代、韓国は朴正煕の軍事政権で、言論弾圧の嵐が吹き荒れていた。弾圧は今の中国やロシアより激しく、日本でも民主化を支援する運動が起こった。東大でも和田春樹氏が中心になって支援運動が起こり、私も募金を手伝ったりしたのだが、ある日、向こうの運動体から「支援をやめてくれ」という連絡が来た。日本人が支援しているとわかると、他の韓国人が反発するからだという。

当時は北朝鮮が「地上の楽園」で、韓国は軍事政権の最悪の国ということになっていた。朝日新聞などが先頭に立って、北朝鮮への帰国事業を支援し、1984年に終わるまでに9万人以上が帰国し、一人も戻ってこなかった。これは慰安婦などよりはるかに罪深い、集団拉致事件である。朝日の市川速水記者(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51912476.html)も、次のように率直に責任を認めている。

“かつて南の軍事政権と対比させたとき、南はダメだ、北はいいという論調の記事がありました。北朝鮮に対しては、社会主義幻想と贖罪意識に加えて、その「悪い南と対峙している」という面も加わって、目が曇ったんだと思います。帰国事業に朝日新聞も加担した。[…]自分が1950年代、60年代に記者だったら、踏みとどまれたか、まったく自信はありません。(『朝日vs産経 ソウル発』p.160)”

当時、韓国の民主化運動をもっとも熱心に支援したのは岩波書店で、『世界』には「TK生」という韓国人が弾圧下の韓国から送ってくるというふれこみで「韓国からの通信」が連載された。実は、このTK生は当時の東京女子大教授、池明観氏であり、彼の「通信」は日本で入手した2次情報を加工したものだった。

こういう運動を支援したのが岩波の社長になった安江良介で、岩波は北朝鮮の拉致を一貫して否定した。町山智浩氏が安江に「私は元在日として拉致事件が許せないから調査しているんです」といったところ、「お前には関係のないことだ!」と一喝されたという。岩波の御用文化人だった大江健三郎氏(http://deepfuchsiapigment.myartsonline.com/brd004-01.html)は、次のように書いている。

“北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。[…]ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。 ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。”

慰安婦問題をめぐる朝日や岩波の異常な言説の背景には、こういう「進歩的文化人」の北朝鮮に対する幻想のなごりがある。

北朝鮮は変わらないが、韓国も軍事政権の時代から本質的には変わらない。フクヤマ(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51915152.html)も指摘するように、政治的腐敗を防ぐ方法は上からの支配と下からの競争だが、この二つはトレードオフになっている。ヨーロッパ圏が過剰な競争のためにいつまでも統一できないのに対して、中国や韓国は過剰な支配のためにいつまでも変化できないのである。

池田 信夫

6651チバQ:2014/10/16(木) 22:05:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101600839
政権長期化を否定=「毎日辞めたい」−タイ暫定首相


 【バンコク時事】「辞める用意はある。毎日辞めたいと思っている」。タイ軍事政権のプラユット暫定首相は15日、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席のため訪れているイタリア・ミラノでタイの経済関係者らと行った夕食会でこう述べ、政権の長期化に否定的な姿勢を示した。タイのメディアが16日伝えた。
 プラユット氏は席上、「(計画より)1日も長く(首相の)職にとどまりたいとは全く思わない」とし、「毎日けんかしている。家に帰ると妻ともけんかだ」と述べた。その上で「私は依然不満だ。国民がまだ幸せではないからだ。国民に幸せを取り戻す必要がある」とも語ったという。
 プラユット氏は先に、民政移管に向けて総選挙を2015年中に実施する意向を示す一方、新憲法制定のタイミングや改革の進展次第では総選挙が16年にずれ込む可能性も示唆していた。(2014/10/16-18:37)

6652チバQ:2014/10/16(木) 22:08:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3028985
相次ぐデモ襲撃、闇組織「三合会」に再び疑いの目 香港
2014年10月16日 16:33 発信地:香港
【10月16日 AFP】マスクをした男たちの集団による香港(Hong Kong)の民主派デモ襲撃事件は、香港で暗躍する「三合会(Triad)」と呼ばれる犯罪組織への注目を集め、中国政府がこうした組織と協働していると糾弾する声を復活させた。

 完全に民主的な香港行政長官選挙の実施を求めるデモは2週間以上に及んでおり、市内の一部はまひしている。大通りは抗議行動の参加者らがバリケードを築き、占拠している。ここ最近で相次いだデモ隊への襲撃事件によって、民主派活動家の間では、これまで汚れた政治の世界からおおむね遠ざかっていた三合会が、香港の未来をめぐる議論に自ら関与するようになったことを懸念する声が上がっている。

 香港中心部では13日の白昼、武器を持たない平和的なデモの参加者たちに、マスク姿の男たち数十人が襲い掛かり、大勢の報道陣の目前で乱闘を繰り広げた。デモの呼びかけ人らは、金鐘(アドミラルティ、Admiralty)地区で明け方に警察がデモ隊のバリケードを撤去した後に男らが行動を開始したことを指摘。ある民主派議員はAFPに「三合会と思われる連中がデモ隊に到達できるよう、警察がバリケードをどかしたように見える」と語った。

■保安当局は断固否定

 今月に入ってまずマスク集団に襲われたのは、三合会の勢力範囲として知られる労働者階級地区、旺角(モンコック、Mongkok)の民主派デモ拠点だった。警察によれば、逮捕された男8人は三合会との関連が疑われている。この襲撃の後、警察と香港自治区行政府は、犯罪組織と結託しているのではないかとの疑念の払拭を余儀なくされた。香港保安局の黎棟國(Lai Tung-kwok)局長はこの疑惑について「でっち上げで、行き過ぎ」だと怒りをあらわにし、警察も犯罪組織との共謀を否定した。

 しかし、意図的かどうかにかかわらず、暴行集団は衝突の際、政府側についていたという目撃証言が出ている。民主派の香港立法会(議会)議員、何俊仁(Albert Ho)氏は13日の衝突の後、「行政府は、実力行使を下請け的に委託していないまでも、暴徒らをするがままにさせているように見える。これは中国本土の共産党がよく用いる戦術の一つだ。政府が責任をとらなくて良いように、三合会や政府寄りの暴徒を使って市民を襲わせる手法だ」と語った。

 一方、香港大学(Hong Kong University)の組織犯罪専門家、王鵬(Wang Peng)氏は「香港にしても本土にしても、政府が三合会を警官として雇えば、自分たちの正統性を破壊することになる」として、当局が犯罪組織に積極的に関与しているとの主張に疑問符を投げかけている。

■実業家が三合会雇うことも?

 三合会は従来、麻薬取引や売春、恐喝などに手を染めてきたが、最近ではそれに加えて不動産業や金融業といった、上場企業とのつながりもある、より「堅気の」事業に乗り出していると専門家はいう。三合会のなかでも、地元の報道でよく名前が挙がる3大組織が「和勝和(Wo Shing Wo)」、「14K」、「新義安(Sun Yee On)」で、その活動は香港や中国南部だけでなく海外まで及んでいる。さらにもっと規模の小さい三合会のネットワークや関連組織はあまたとある。

 民主派の活動家たちが、三合会が政治に関与していると非難する一方で、犯罪組織にはバリケードを張っているデモの参加者を襲う、もっと基本的な理由があるという意見もある。つまり、金銭だ。

 風俗店や売春宿が並び、みかじめ料の取り立てがうろつく旺角地区は、三合会と深いつながりを持つ地域だ。そして同地区の店主たちは、デモが始まって以降、収入が落ちていると苦情を言っている。「中国政府とつながりを持ち、支持を表明したがっている愛国的な中国人実業家らが…三合会の構成員を雇って(デモをしている)学生たちを脅すこともあり得るだろう。オキュパイ運動で商売に影響を受けている香港の実業家も、三合会の構成員を雇うかもしれない」と香港大の王氏は指摘する。

 王氏によれば、香港がまだ英国の植民地で、警察の汚職が蔓延していた1960〜70年代に勢力を拡大した三合会は、17年前の香港の中国返還後、活動の焦点を中国本土へ移したという。とはいえ、13年に行われた香港のナイトクラブや風俗店の摘発による逮捕者は1800人以上、12年の三合会摘発による逮捕者は1200人だった。そうした中、「龍頭(Dragonhead)」と呼ばれる三合会の首領格たちが逮捕されたり、投獄されたりすることはめったにない。(c)AFP/Aaron TAM

6653チバQ:2014/10/16(木) 22:16:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101502000237.html
香港、学生を強制排除 衝突で45人逮捕

2014年10月15日 夕刊


 【香港=白石徹】香港警察は十五日、香港トップの行政長官の民主的選挙を求める一部学生と衝突し、公務執行妨害などの疑いで四十五人を逮捕したと発表した。学生を排除する際、こしょう入りスプレーが使われたが、学生は傘で防御するなどした。
 千人近い学生デモ隊は十四日深夜、行政長官弁公室(官邸)北側の道路を新たに占拠。その数時間後の十五日未明、街頭占拠の拡大による交通妨害を懸念した警官隊が強硬措置に出た。ただ催涙弾などは使用されず、抵抗する学生を警官隊が取り囲んで排除した。
 現場は政府庁舎があるアドミラリティ(金鐘)に隣接し、議会棟では十五日、学生デモ隊の抗議活動で延期されていた立法会(議会)が開会する予定。学生の占拠運動による香港市内の混乱収拾策などが話し合われるほか、梁振英行政長官がオーストラリア企業から受け取った四百万ポンド(約七億円)に上る秘密報酬問題も追及されるとみられる。

6654チバQ:2014/10/16(木) 23:15:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000025-jij_afp-int
香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
AFP=時事 10月16日(木)15時37分配信

香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
香港特別行政府庁舎前で、一斉に携帯電話の光を掲げる民主派のデモの参加者たち(2014年9月29日撮影)。
【AFP=時事】香港(Hong Kong)の民主派によるデモが、意外な人々からの支持を勝ち取っている──香港の人から煙たがられながらも市内各地に暮らしている中国本土出身者たちだ。彼らは香港のデモに対する中国政府の強硬姿勢に挑み、ソーシャルメディア上で同胞たちから寄せられる反感もものともしない。

香港警察、民主派デモでの暴行映像で非難集中

 香港の人々にとって本土出身者らは、人口過剰な香港に移り住み、病院のベッドから乳児用の粉ミルクまで、あらゆるリソースを奪い取る存在とみなされ、長年にわたり苛立ちを向ける対象となってきた。

 一方、完全な形での民主的な香港行政長官選挙の実施を求める今回の香港のデモについては、中国本土の人々は大半があきれ顔だ。「国家主義者」たちの暴言を招き、共感を示すわずかな人々は当局に拘束されてしまう。

 しかし香港に住む本土出身者の中には、2週間前に始まった民主派のデモに勇気をもって加わり、運営の手助けや運動論的な支援を行い、さらに中国共産党が一党支配する本土では固く禁じられていること──民主主義への支持表明──を享受している人たちがいる。

「本土だったら、自分の信念のために牢屋に放り込まれることだってある」と広東(Guangdong)省出身で社会学を学ぶリーさん(21)は言う。「香港でデモに加わって、民主主義を求めるスローガンを叫び、自分が本当に信じていることのために立ち上がることは、真に解放的な体験」だと語った。

 ただし、実名は伏せておいてほしいと言うリーさんは、香港のデモで北京語を話したことはなく、「台湾アクセント」の広東語だけを使っている。そして自分が通う大学の欧米人学生たちと常に離れないように行動し、広東省にいる両親に「迷惑が掛からないよう」顔をマスクで覆っている。

 香港のデモを支持し参加する本土出身者の数を突き止めることは難しいが、こうした動向は香港の民衆の反乱が本土へ広がるという、中国政府にとっては悪夢のようなシナリオへの「ドミノ効果」の可能性を高めるものでもある。


■本土のSNS上では「友達削除合戦」も

 しかし、交流サイト(SNS)フェイスブック(Facebook)での反応を見ていると、抗議運動が本土にまで広がる可能性はわずかだと、香港大学(University of Hong Kong)の学生シンさん(24)は言う。フェイスブックは中国本土では禁止されているが、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使えば、政府の巨大な検閲機構を迂回してアクセスできる。

 シンさんはデモの参加者たちが、ソーシャルメディアで進捗状況を更新できるよう、香港の繁華街・銅鑼湾(Causeway Bay)で自分が住むビルの屋上に無料のWiFi(無線LAN)スポットを設置した。そしてこの屋上から撮影した写真をフェイスブックの自分のページに投稿し始めたところ、シンさんのタイムラインは「戦場」と化した。

「香港人は甘やかされていて、感謝が足りない」「中国なしでは生き残れないくせに」「民主主義? おまえたちにはもう十分自由は与えているだろ」といった投稿であふれ、なかには9月28日に香港警察が、傘を差して身を守るデモ隊に催涙ガスを使用したことをあからさまに支持する意見もあった。

 香港の「雨傘革命(Umbrella Revolution)」を支持するシンさんへの怒りをあらわにし、フェイスブックでの交流を断ち切った「愛国的な」中国本土の友達もいたという。

 香港のデモは中国本土でも支持派と批判派の政治的分断を招き、本土のソーシャルメディア上では両者が互いに友達リストからの削除を繰り広げる「削除合戦」の引き金となっていると報じられている。

6655チバQ:2014/10/16(木) 23:16:06
■本土出身者に対する偏見

 それでも、どれほど熱く民主主義を支持しようとも、本土出身者がデモに参加する香港人の信頼を得ることは容易ではない。

 動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)で広まった、香港の商業地区・旺角(Mongkok)で撮影したあるビデオでは、1人の中国本土出身の女性が、デモの参加者たちから親政府派と間違われ、ブーイングを浴びていた。この中年の女性は、本土訛りの強い広東語で「1989年に私はあそこにいたんです」と叫び、天安門事件の学生たちを支持していたことを示唆し、今回のデモへの支持も口にしたが、群衆は親政府派がいることを伝えるときの合図となっている「ハッピー・バースデー」の曲に合わせて手を叩き、女性をやじった。

 四川(Sichuan)省出身の女性、ジエさん(25)は民主主義には賛成しているが、本土出身者に対する香港人の「排他的な態度」が嫌で、デモとは距離を置いている。香港には、本土出身者は金を持った田舎者だ、という偏見が多いのだと言う。学生だった頃、香港でよく耳にしたのは、アジア地域で覇権を握ろうとする中国を皮肉った広東語の侮辱語「強国人」(Keung gwok yun)だった。

 今年6月に香港大学が行った調査では、自分を「香港人」だと自覚する人は急増し、逆に「中国人」だと自覚する人は1997年の香港独立以来最低だった。

 ジエさんは「香港人と本土出身者の間の溝は毎日どんどん大きくなっている。何故、お互いの言うことに耳を貸せなくなってしまったのだろうか」と現状を嘆いた。【翻訳編集】 AFPBB News

6656チバQ:2014/10/17(金) 22:37:42
http://mainichi.jp/select/news/20141018k0000m030058000c.html
香港:一部デモ隊、再び路上占拠
毎日新聞 2014年10月17日 20時28分(最終更新 10月17日 21時59分)
 【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革を巡る大規模デモで、警察が17日朝に九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)でデモ隊が幹線道路に築いていたバリケードを撤去したが、不満を抱いた一部デモ隊が再び道路の一部を占拠した。同日夜、膨れ上がったデモ隊と警官隊が衝突。警察は催涙スプレーを使用しながら、激しく抵抗するデモ参加者を次々と拘束した。

 撤去の際、デモ隊も一度は路上から退き、警察との衝突など大きな混乱はなかった。幹線道路はバリケードの撤去で片側車線が開通したが、一部デモ隊は抗議し、反対車線に座り込んだ。デモ隊は「事実上の強制排除で、だまし討ちだ」と反発。警察は路上約200メートルの両端に鉄柵を置いて占拠の拡大を防いでいるが、デモ隊は数百人に膨れ上がった。

 民主派は17日、声明で「政府の対話への誠意を強く疑わせる」と非難。また梁振英(りょう・しんえい)行政長官が対話の意向を表明した際に「対話をしても強制排除をしないということではない」と明言したことを「対話への大きな障害になる」とけん制した。

6657チバQ:2014/10/17(金) 23:03:41
http://www.sankei.com/world/news/141017/wor1410170014-n1.html
2014.10.17 11:30
【香港民主化デモ】
「あいつらはデモ終われば高収入」低所得“MK族”にくすぶる不満 一方で路上日本語講義も

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(1/2ページ)【香港民主化デモ】

16日未明、香港の行政長官弁公室前で、警官隊に催涙スプレーをかけられるデモ隊(共同)
 【香港=河崎真澄】「民主社会は黙って天から降ってこない。私にいま何ができるかを考え、ボランティア講師を引き受けました」

 民主派デモ隊が占拠を続ける香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)の幹線道路で、授業ボイコットを続ける学生向けに専門家がボランティアで補講を行う「義教(ボランティア授業)」が連日にぎわう。そこで日本語を教える香港女性のティファニー先生はこう言って目を輝かせた。

 路上のホワイトボード上の「時間割」には物理や数学、語学のほか「世界抗争史」「民主主義社会」など民主派市民も興味をもつ幅広い科目が並んでいた。補講目的だった義教がデモ参加者向けの「市民大学」に早変わりし、授業には毎回100人以上が集まる。

 街頭でのデモ隊に向けた日本語授業でティファニー先生は、足を止めてくれる日本人観光客らにも、民主派がいかに平和的に抗議しているかアピールしたい考えだ。授業を聞いていた林●(=火へんに日の下に立)華氏(33)は、「日本の方も香港の選挙やデモに関心を持ってくれますか」と日本語で話しかけてきた。

 だが、民主派を苦々しくみる香港の若者もいる。

 「あいつらはデモが終われば大学に戻って、卒業すればスーツを着ていい収入があるが、オレたちにはいま商売しなきゃ家賃だって払えねえ」。九竜半島の繁華街モンコック(旺角)で王と名乗った10代後半の男性は早口でまくしたてた。

 デモに参加する学生や市民らの多くは流暢(りゅうちょうな)な英語を話し、日本語ができる人も少なくない。だが王氏は広東語とカタコトの中国(北京)語だけ。中学を中退したという。旺角の路上でアクセサリーを売るのが仕事だ。「この前も大学生を殴った」と悪びれず言う。

 金融機関のビルがそびえ立つ香港島に対し、九竜半島の旺角は低所得の露天商などが密集。そこに生きる若者らは「MK族」などと呼ばれる。モンコックの略で、香港の格差社会を象徴する存在だ。腕の入れ墨を見せながら、王氏は「民主だ、選挙だって言ってメシが食えるのか」とすごんでみせた。

6658チバQ:2014/10/19(日) 16:05:56
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000m030118000c.html
香港デモ:再び衝突 21日対話も難航予想
毎日新聞 2014年10月19日 01時32分(最終更新 10月19日 13時09分)
【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革を巡る大規模デモで、香港政府は18日、民主派の学生団体との正式対話を21日に実施すると発表した。しかし、19日未明、九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)で、警察とデモ隊の衝突が再び始まり、けが人が出ている模様だ。こん棒で殴りかかる警官隊にデモ隊は傘を突き出して抵抗。警官隊はデモ隊が築いたバリケードを突破し、占拠エリアに突入した。

 デモ隊は17日夜の衝突で不信感を募らせていた。政府は「対話と強制排除は別」として強硬姿勢を鮮明にしており、警察が強制排除をさらに進める可能性もある。政府と民主派の主張は大きく隔たり、対話が実現しても難航が予想される。

 政府ナンバー2の林鄭月娥(りんてい・げつが)政務官(閣僚)によると、対話の会場は香港島南部にある学校。代表は双方5人で、約2時間。テレビで生中継する。林鄭政務官は、選挙制度から民主派を事実上排除する中国の決定に基づいて対話するとし、学生側が求める決定の撤回はしない方針を強調した。また、対話とは関係なく占拠エリアのバリケード撤去を継続する姿勢も示した。

 旺角では、17日朝にバリケードを撤去されたことに反発したデモ隊が警官隊と衝突。18日未明にも金鐘(アドミラリティ)地区でデモ隊が再び道路を占拠しようとし、警官隊とにらみ合った。17、18日の騒動による逮捕者は33人に上り、警官18人が負傷した。

6659チバQ:2014/10/19(日) 16:06:27
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000m030100000c.html
インドネシア:高成長と迷走…ユドヨノ大統領20日退任
毎日新聞 2014年10月19日 10時00分

 【ジャカルタ平野光芳】インドネシアのユドヨノ大統領(65)が20日、2期10年の任期を終えて退任し、ジョコ氏に引き継ぐ。ユドヨノ氏は1998年のスハルト政権崩壊後の混乱を収めて経済を成長させ、地域大国としての地位を固めたが、終盤は指導力が低下し政権が迷走した。

 ユドヨノ氏は2004年、史上初の直接投票による大統領選で当選。同年12月、死者行方不明者17万人を出すインド洋大津波が起きたが、被災したスマトラ島北部の独立武装組織「自由アチェ運動」から和解を引き出した。爆破テロを繰り返すイスラム過激派組織も力で抑え込んだ。

 社会が安定すると、人口約2億5000万人の個人消費に支えられ、経済は内需主導型の成長軌道に乗った。毎年6%前後の高い成長を記録。リーマン・ショックの影響も比較的少なく、世界中から有望な投資先として熱視線を集める。

 09年大統領選も圧勝。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で唯一の主要20カ国・地域(G20)サミット参加を果たし「国際社会が『インドネシアはどう考えているか』と尋ねてくる時代になった」と、国力の向上に自信を深めた。

 だが、任期後半は不祥事が足を引っ張った。側近や閣僚3人が相次いで汚職で摘発された。本人はクリーンな姿勢を保ち、汚職捜査を妨害しなかったが、人気は急速に低下した。4月の総選挙で与党民主党は第1党から第4党に転落した。

 さらに波紋を呼んでいるのが、9月に地方首長の直接選挙を廃止し、地方議会による選任に戻す法案を成立させたことだ。首長として実績を積んだジョコ氏の支持基盤を切り崩す狙いもあると言われ「民主化に逆行する」と国民の激しい反発を招いた。ユドヨノ氏は見直しを表明したが、法律が国会で覆るめどは立っていない。

 同国のシンクタンク「戦略国際問題研究所」のフィリップス・ベルモンテ部長は「直接選挙で選ばれた大統領が、首長の直接選挙を廃止しようとしている。大統領として最大の汚点だ」と批判する。

 ユドヨノ氏は民主党党首として今後も政界で一定の影響力を持つ見通しだ。

6660チバQ:2014/10/19(日) 16:06:52
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000e030157000c.html
北朝鮮:正恩氏が軍視察、動静途絶後初 党機関紙伝える
毎日新聞 2014年10月19日 15時03分

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日、金正恩第1書記が朝鮮人民軍の飛行訓練を視察したほか、韓国・仁川アジア大会で金メダルを獲得した自国選手らと面会したと伝え、つえを突いて関係者と談笑する写真を掲載した。いずれも日時は不明。

 金第1書記による軍視察が報じられたのは8月28日以来で、長期の動静途絶後では初めて。金第1書記は公開活動を再開後、高層住宅の視察など活発に公務を続けている。

 北朝鮮は「体育強国」のスローガンの下、スポーツ振興に力を入れている。金メダリストらとの面会には金第1書記の夫人、李雪主氏も同席した。(共同)

6661チバQ:2014/10/19(日) 17:09:08
http://www.asahi.com/articles/ASGBL4DJNGBLUHBI00Y.html
大統領選の勝者と敗者、就任控え仲直り? インドネシア
ジャカルタ=古谷祐伸2014年10月18日20時05分

 7月のインドネシア大統領選で接戦の末に落選した元軍幹部プラボウォ・スビアント氏が17日、20日に大統領に就任するジョコ・ウィドド氏と選挙後初めてジャカルタで会い、「新政権を支持する」と表明した。

 落選後、プラボウォ氏は選挙結果に異議を唱え、ジョコ氏に会おうとしなかった。自らを支持する政党連合を通じて国会人事を有利に進めてきた。

 しかし、プラボウォ氏はこの日、打って変わって父親の自宅にジョコ氏を招待。会談後の記者会見で「次は私の自宅で歌おう」と親密さを強調した。自派内の政党党首がジョコ氏と会談するなど、政権交代を控えて自派に生じてきたきしみが影響したようだ。

6662チバQ:2014/10/19(日) 18:20:11
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180002-n1.html
2014.10.18 07:00更新

【香港民主化デモ】
梁振英氏は“落第” デモ開始後の香港世論調査、民主派に「689」と呼ばれる行政長官

【香港民主化デモ】 .

 【香港=河崎真澄】9月28日未明に始まった香港民主派の街頭占拠デモが長期化するなか、梁振英行政長官(60)に対する市民の評価が、一段と厳しくなってきた。

 デモが続く今月6〜9日に香港大学が、「梁氏に百点満点で評価を付けると何点か」と市民1012人に尋ねた意識調査で、結果は40・6点だった。2012年7月の就任後、13年11月の40・0点に次ぐ低い点数だ。50点が“及第点”のため落第だったといえる。

 不動産ビジネスで身を立てた梁氏。香港財界では傍流の存在だった。親中派が大半を占める1200人の選挙委員が投票した12年3月の間接選挙で、財界主流派の支持を受けた本命候補が個人的スキャンダルで失速。棚ぼた式に行政長官のイスを得た経緯がある。

 民主派の学生らデモ隊は梁氏を指して「689」と呼ぶが、これは得票数が歴代で最低の689票しかなかったことに由来する。

 梁氏は、北京の意向をそのまま香港で反映することが多く、「中国共産党の秘密党員説」が香港メディアで語られるほど共産党政権との関係が密接という。

 今回のデモをめぐっても習近平指導部は梁氏支持を表明した。ただ、梁氏には街頭占拠後に、オーストラリア企業がからむ秘密報酬問題が浮上。民主派の学生との「対話」は一度、約束を反故(ほご)にした。民主派からの追及を懸念し、16日に予定された立法会(議会)での答弁も延期するなど、迷走を続けているようだ。

 香港紙は、デモを引き起こした選挙制度改革の原案が、17年の次期選挙で再選を狙う梁氏が自らに有利になる枠組みを作った、と批判する。民主派が立候補可能になると、市民の間に信望のない梁氏は再選の望みが薄い。梁氏にとり、デモをどう収拾するか正念場となっている。

6663チバQ:2014/10/19(日) 18:21:17
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180001-n1.html
2014.10.18 07:00更新

【朝鮮半島ウオッチ】
40日ぶり登場「金正恩」、くすぶる「権力不安説」 北朝鮮内部で何が起きているのか

14日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が掲載した、つえを突きながら住宅などを視察する北朝鮮の金正恩第1書記(聯合=共同)


 北朝鮮は金(キム)正(ジョン)恩(ウン)氏ついて40日ぶりの活動を写真で公表し、国際社会に拡散していた“異変説”はいったん沈静化した格好だが、金氏の権力掌握度への疑念は依然、消えていない。この間、北朝鮮には新たな実力者が登場、最高幹部が韓国を電撃訪問するなどの変化があった。だが内政にも外交にも金正恩氏の影は薄い。北朝鮮内部では何が起きているのか?(久保田るり子)


金正恩氏の動静をめぐる最大のナゾ

 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」や朝鮮中央通信が「金第1書記が平壌に完成した科学者向けの住宅団地を視察した」と金氏の動静と写真を日付なしで報じたのは10月14日だ。つまり紙面は13日に編集されている。通常、動静報道は前日か前々日の活動であるため、写真の視察は10月11日か12日の活動とみられている。

 では10月10日、金正恩氏はなぜ、出てこなかったのか。この日は北朝鮮にとって年で最も重要な祝日、朝鮮労働党創建記念日だった。金正恩氏は例年、金日成、金正日の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を訪問してきた。だが、今年、金正恩氏の姿はなかったのだ。

 最高指導者が国家の慶事の記念日に現れず、翌日に団地視察とはあまりに不自然だ。金氏には党の記念日に出席できない理由があったはずである。


金正恩氏は本当に権力を掌握しているのか−拭えない疑念

 金正恩氏が足を引きずるようになったのは今年7月。そして9月3日の公演観覧を最後に動静が途絶えた。以来、9月9日の建国記念日、同月25日の最高人民会議、そして10月10日の党創建記念日の行事すべてを欠席した。この間、最高人民会議で黄(ファン)炳(ビョン)瑞(ソ)総政治局長が国防委員会副委員長に選出され、政権中枢でもずば抜けた実力者の地位に就いた。

 金正恩氏の不在が長引くにつれ、痛風、脳の異常などの健康不安説、軍事クーデター説、拘束説などさまざまが取り沙汰されてきた。「北朝鮮に対する外部社会の不安が噂を作り、その噂が不安をあおる悪循環だった」(韓国紙)

 米韓両国は、北朝鮮の内部監視のため衛星や通信傍受で北朝鮮の兵力異動や通信量をみている。現状では韓国政府、米政府も異変説には否定的だ。現在の最も有力なのは「初夏、現地指導で右足首にけがを負い、放置しておいたら両足首にヒビが入った。9月中旬に特権階層向けの病院で手術を受け、目下リハビリ中」(朝鮮日報)との説だ。

 だが、それでも「北朝鮮の変調説」は消えていない。北朝鮮に詳しい韓国の消息筋は産経新聞にこう証言した。

 「クーデターは起きていないが金正恩はすでに権力を喪失しているようだ。けがをしたとされる現地指導が金正恩氏への攻撃だった可能性もある。彼が一カ月以上執務しなくても障害がないのは、党組織指導部はじめとする権力層が集団で統治し、政権を動かしているからだ」

6664チバQ:2014/10/19(日) 18:22:37
 そしてこう付け加えた「クーデターを起こしたいのは金正恩の方ではないのか?」


朝鮮労働党対南担当書記の3要人電撃訪韓のナゾ

 最高指導者不在のなか北朝鮮から今月4日、黄炳瑞・軍総政治局長ら3要人が異例ずくめの電撃訪韓を行った。彼らは韓国に前日に通知し、翌朝、特別機で現れ、夜には帰途についた。たった12時間の滞在だった。仁川アジア大会閉幕式出席の名目だったが、形式や儀典にこだわる北朝鮮にしては、あまりに安易で目的が不透明なのだ。

 北朝鮮の軍総政治局長の訪韓は1950年の朴(パク)憲(ホン)永(ヨン)氏以来、60年ぶり。黄氏は国防委員会副委員長も兼職しており、序列からいえば過去に訪韓した北朝鮮要人の最高位だった。ところが黄氏は金正恩氏からの親書も口頭メッセージも持参していなかった。

 3人は韓国側の用意したウナギや松茸、アワビやロブスターの昼食コースを食し、統一相らと懇談して帰った。3人の訪韓で高位級会談を再開することが決まったが、先行きは不透明だ。そもそも、高位級会談は板門店の電話通知でも提案できる。




 韓国で疑問視されているのは(1)金正恩専用機の特別機を利用し、金ファミリーの特別警護部隊である護衛総局の要員を同伴してきたこと(2)3要人の口から金正恩氏への「神格化」や「敬愛」「感謝」などの言及はほとんどなかったこと(3)3要人訪韓について北朝鮮メディアの宣伝がほとんどなく、3人訪韓の事実報道しかなかったこと−などだ。

 前出の消息筋はこう述べる。

 「特別機や護衛総局は首領の独占物で北朝鮮幹部はたとえ、配慮で使用を許可されても“忠誠心”から固持するのが普通だ。また代表団が金正恩氏の神格化宣伝を行わないなど、忠臣の道に背く行為に等しい。北朝鮮のアジア大会選手に金正恩氏の伝言を伝えないことも異例だった。狙いは自分たちの権力の誇示だったようにみえる」

 要人が平壌に戻った3日後の7日午前、海上の北方限界線(海上の軍事境界線)を北朝鮮の警備艇が超えて韓国側に侵入、一時交戦状態になった。さらに10日には、韓国民間団体が北朝鮮に向け飛ばした北朝鮮体制批判のビラに、北朝鮮は高射機関銃を撃ち込んで対応している。

 ナゾを呼ぶ金正恩体制の変調が続いている。

6665チバQ:2014/10/19(日) 18:24:44
http://www.sankei.com/world/news/141017/wor1410170056-n1.html
2014.10.17 23:50更新


「一瞬で人々の姿消えた」またも大惨事  韓国の換気口崩落、旅客船沈没、地下鉄、列車衝突に続く事故
アイドルグループなどのイベント中に、地下駐車場の換気口の覆い(手前中央)が崩れ、上に乗っていた観客が落下する事故が起きた現場=17日、ソウル郊外(聯合=共同)


 【ソウル=名村隆寛】27人の死傷者が出た韓国・城南(ソンナム)市の崩落・転落事故は、野外ライブ公演を観覧しようとした観客らが換気口の覆いの上に乗り、その重みに覆いが耐えきれず崩落したものとみられている。

 約700人の観客らが詰めかけたライブ会場。覆いが崩落した換気口は、舞台から数十メートル離れた観客席の後方にあった。

 換気口は格子状の金属のふたで覆われていたが、ステージ上のアイドルをよく見ようとした多くの観客らが、換気口の覆いの上に集まったようだ。

 韓国メディアが報じたところによると、「一瞬で換気口に乗っていた人々の姿が消えた」(目撃者)という。

 一方、換気口の覆いが崩落した後も、数十メートル離れたステージ周辺や中央の観客席では、アイドルグループの華やかな公演で盛り上がっており、離れた換気口の事故に気づく人はおらず、ライブは続けられた。

 だが、事故当時の地元テレビの映像では、崩落直後から次第に換気口の周囲にいた人が異変に気づき、換気口の下をのぞき込んだり、消防に通報を求めたりする人々の姿が映し出されていた。目撃者は「まさか落ちるとは思わなかった」「大変だ」と口々に驚いた様子で話した。

 今回の事故について地元テレビは、観客自らの安全意識とイベント主催者の安全対策について、注意を喚起している。

 事故の知らせを聞いたというアイドルグループの所属事務所は、「残念な気持ちを隠せない」とのコメントを出した。

 韓国では、今年2月、南東部・慶州(キョンジュ)市のリゾート施設で、講堂の天井が崩落し、内部にいた大学生ら多数が下敷きとなり10人が死亡。4月には南西部・珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没し、修学旅行中の高校生を含む294人が死亡、10人が行方不明となった。その後も、地下鉄や列車の衝突事故などが続いた。

6666チバQ:2014/10/19(日) 20:28:04
7389 名前:チバQ 投稿日: 2014/10/19(日) 20:26:21
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190022-n1.html
2014.10.19 20:04
【香港民主化デモ】
4日連続衝突 20人負傷、5人逮捕 学生幹部「終結後、出頭する」
19日、香港の繁華街モンコック(旺角)で衝突に備えヘルメットやマスクを身につけたデモ隊(ロイター)
 【香港=田中靖人】香港で続く大規模デモで、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で19日未明、規制線を突破しようとしたデモ隊と警官隊が衝突し、地元テレビによるとデモ隊の少なくとも20人が負傷、警察官5人もけがをした。衝突は4日連続となった。

 警察は、刃物を持っていたデモ参加者ら4人を逮捕したほか、17日夜から18日未明に同所で起きた衝突をめぐり、ネットで「違法集会」を呼びかけたとして23歳の男1人を逮捕した。

 大学生連合会(学連)の幹部は19日、今回のデモ終結後、「セントラル(中環)占拠」の発起人3人とともに警察に出頭すると述べた。幹部が占拠の刑事責任を負うと表明することで、一般のデモ参加者が処罰されるのを避ける狙いがあるとみられる。

 一方、21日の政府と学生代表との対話は、大学の構内で公開形式で行い、大学校長会の会長が司会をすることが固まった。

6667チバQ:2014/10/19(日) 20:28:29
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190023-n1.html
2014.10.19 20:14
【香港民主化デモ】
FB仮名で「支持」表明 中国人留学生も参加か「あなた方の側にいる」

 【香港=田中靖人】香港で続く大規模デモで、中国大陸から香港に留学中の大学生らが作成したとみられる、デモ支持のフェイスブックのページが注目を集めている。デモ現場でも中国人留学生が参加しているとの目撃証言が相次いでおり、中国政府が監視と警戒を強めているのは確実だ。

 このページは、「内地生(中国大陸からの留学生)は香港を支持する」という題名のコミュニティーページで、9月30日に開設された。当初は留学生や卒業生らがデモを支持するカードを持つ写真を掲載していたが、やがて「学生らの無私(の心)に感動した」とデモに参加した感想や、「大陸(中国)では政府はわれわれを尊重していない」と中国政府を批判する書き込みも出始めた。ただ、中国当局の監視を恐れてか、大半が仮名となっている。

 英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)も10日、「民主主義の夜明けまで、あなた方の側にいる」などとする匿名の中国人留学生のデモ体験手記を掲載した。

 香港政府傘下の「大学教育資助委員会」の統計によると、香港の公立8大学への中国人留学生は昨年、約1万1千人で、増加傾向にある。ネットの閲覧規制がない香港では、中国で禁止されている天安門事件に関する記述や写真が自由に見られ、政治意識に目覚める学生も多いという。

 だが、デモの最大拠点、アドミラリティ(金鐘)で座り込みをしていた香港科技大2年の男子学生(18)は、友人の留学生がネットにデモを支持する書き込みをしたところ、中国政府から警告のメールが届き、家族が警察に聴取をされたと聞いたという。この学生は「そんな困難な状況でも支持してくれる人に感謝する」と話した。

6668チバQ:2014/10/19(日) 20:28:50
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190021-n1.html
2014.10.19 19:56
【エボラ出血熱】
釜山の国際会議、アフリカ3カ国参加取りやめ 韓国が自粛要請

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 【ソウル=藤本欣也】韓国南部の釜山市で20日から始まる国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)全権委員会議への参加を、エボラ出血熱の感染が深刻なリベリア、ギニア、シエラレオネの3カ国が急遽取りやめた。防疫対策などに当たる釜山市が3カ国に参加自粛を要請していた。

 会議は11月7日までで約190カ国・地域から約3千人が参加予定。昨年2月の朴槿恵政権発足後、最大規模の国際会議となる。

 文亨杓保健福祉相は19日、現地の検疫や移送、収容、隔離施設を視察し、「釜山市民と国民に懸念を与えないよう準備に当たれ」と、入国時の発熱検査などの徹底を指示した。

 釜山市は17日の対策会議で、3カ国に参加自粛を改めて要請するとともに、参加する場合は3カ国の関係者の宿泊先を1つのホテルに限定することを決定していた。3カ国からの参加取りやめの連絡は18日に韓国政府に入った。

 会議開催を控え、釜山市を中心に、住民の間で手指用の消毒剤などの売れ行きが急伸しているという。

 ITU全権委員会議は4年に1度開かれる最高意思決定機関。情報通信技術の懸案などを協議する。

6669チバQ:2014/10/19(日) 20:46:07
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190012-n1.html
2014.10.19 17:00
【ビジネス解読】
もがく韓国また「利下げ」 アジア最悪「個人借金」の韓国社会“首締める”リスクはあっても 

 韓国が景気を浮揚させようと、もがいている。韓国銀行(中央銀行)は15日、政策金利を0.25%引き下げて2.0%にすることを決め即日実施した。今年8月に0.25%引き下げて以来2カ月ぶりで、金利水準は世界的な金融危機を受けて2009年2月に引き下げた際の2.0%と並ぶ過去最低となった。今回の追加利下げについて、韓国メディアは「消えかかった景気回復の炎を再びともすきっかけになる」(朝鮮日報電子版)など総じて評価する報道が多い。だがその一方で、資金が流出する懸念や、膨らみ続ける個人債務(借金)をさらに増やすリスクも指摘する。韓国経済が“崖っぷち”から抜け出せるかは、依然“闇の中”といえそうだ。

相次ぐGDP予測の下方修正

 韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は15日、今年の国内総生産(GDP)成長率予測を従来の3.8%から3.5%に引き下げた。この数値は国際通貨基金(IMF)が予測した3.7%をも下回る。同時に来年のGDP成長率予測も4.0%から3.9%に下方修正し、韓国経済の失速ぶりを鮮明にした。

 相次ぐ下方修正は、企業の設備投資がなかなか上向かず、消費者心理も停滞。さらに欧州の景気低迷や円安など外部環境が大きく悪化していることを映している。

 中央日報(電子版)によると、この日の記者会見で李総裁は「3カ月前に見ていたより景気成長のモメンタムが生き返らずにいる。これを生かすにはいまの金利を下げるのが正しいと判断した」と説明。遠回しに話したが、これまで韓国銀行が景気状況を誤認してきたことを認めた格好だ、と報じた。

 今年8月の利下げは1年3カ月ぶりだった。その後、わずか2カ月の短期間で利下げを決めたのは、8月の利下げが期待したほどの効果が得られなかったこととともに、韓国政府が打ち出した景気浮揚策に足並みをそろえた側面も大きい。

 今月8日、4月の旅客船沈没事故以降、続いている消費や投資の低迷を踏まえ、約5兆ウォン(約5千億円)の政策資金を年内に追加投入する内需活性化策を決めていた。

遅いタイミング

 16日付の中央日報(電子版)は「ワンテンポ遅れた利下げ、韓国銀行は役割を悩むべき」との社説を掲載。「韓国銀行が金利調整をためらったために国際金融市場の変化に逆行したり、韓国政府のマクロ政策とかみ合わないことは1回や2回ではなかった。物価安定を唯一の目標にしたまま中央銀行の独立性だけを叫んできた結果」と判断の遅れを指摘。その上で「年初に引き下げを断行したなら、景気浮揚効果を最大化できた」と論じた。

6670チバQ:2014/10/19(日) 20:46:28
 ただ、利下げを行えば、資金が国外に流出する危険性がある。米国が月内に量的緩和政策の終了を決め、来年にもゼロ金利政策を解除して利上げに踏み出す公算が大きい。そうなれば金利差が縮まり、海外からの資金が韓国から離脱する可能性があるのだ。

 共同通信によると聯合ニュースも「欧州の景気低迷などで投資資金が急速に韓国市場を離脱する状況にある。利下げにより韓国資本市場の不確実性が増しかねない」と指摘する。

家計負債額 5四半期連続で過去最高

 さらに見逃せないのが、利下げで個人負債が膨らむリスクが高まることだ。韓国銀行のデータによると、今年6月末時点の家計の負債額は1040兆ウォン(約108兆円)。アジアのトップをすでに独走しており、5四半期連続で過去最高を更新している。

 中央日報(電子版)は「そうでなくても個人負債が経済に大きな負担になっているところに、さらに金利が下がれば個人負債を増やすリスクが大きい」と報じた。利下げで“借金漬け”が促されることになれば、経済への悪影響は現在よりも深刻になりかねない。

 朝鮮日報(電子版)は社説で「利下げ、財政出動などの資金供給だけで景気を浮揚させた場合、長続きしない。2010年に続き再び危機に直面している欧州や、20年間の長期不況を経験した日本の例がそれを物語る。政府はこの機に問題企業と不況業種の構造調整を行い、サービス業種で新たな成長源を探るという抜本的な対策を立てるべきだ」と提言している。

6671とはずがたり:2014/10/20(月) 11:58:23
開催するのも参加するのも理解に苦しむ。。

2014.10.20 11:34
PM2・5最悪…命懸けの42・195キロ 危険水準超え、北京マラソン棄権続出
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200020-n1.html

6672チバQ:2014/10/20(月) 21:33:23
http://www.asahi.com/articles/ASGBN4TR8GBNUHBI016.html
インドネシア新大統領が就任 課題山積、厳しい船出に
ジャカルタ=古谷祐伸2014年10月20日20時14分

 7月のインドネシア大統領選で当選したジョコ・ウィドド氏(53)が20日、国会で就任宣誓した。世界4位の人口を抱える国の経済を軌道にのせるため、大胆な改革が期待されている。だが国会では反対派の力が強く、厳しいかじ取りを迫られそうだ。任期は2019年までの5年。

 ジョコ氏は就任演説で「心と手をつなぎ、インドネシアを政治的にも経済的にも自立した主権国家にするために進む時だ」と呼びかけた。

 就任式には、2期を務めて退任するユドヨノ前大統領のほか、大統領選で落選した元軍幹部プラボウォ氏、豪州のアボット首相、福田康夫政府特使らが出席した。プラボウォ氏は7月の大統領選後に選挙の無効を訴え、一時は新政権の発足が危ぶまれていたが、数日前の会談で「和解」したと伝えられた。

6673チバQ:2014/10/20(月) 21:37:01
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200047-n1.html
2014.10.20 21:08

インドネシア・ウィドド大統領 母が語る「庶民派」の素顔
自宅の客間でジョコ・ウィドド氏の絵の前に立つ母親のスジアトミさん(吉村英輝撮影)
 政治家一族や元軍人が幅を利かせ、利権や汚職がはびこるインドネシアの政界に、クリーンさと庶民性で新風を吹き込んだ。飾り気がなく物静かなジョコ・ウィドド大統領について、母親のスジアトミさん(71)は「子供のころから穏やかな性格でした」と振り返り、「国民の役に立ってほしい」とエールを送った。

 ジョコ氏の自宅は、古都ソロ郊外の中流家庭の住宅街にある。2000年に夫と死別した後、母のスジアトミさんは裏でつながる一軒家で暮らし始めた。「息子はビジネスで成功したといわれるが、それならもっと豪邸に住んでますよ」と笑って迎え入れてくれた。

 ジョコ氏の父はソロで製材業を営んでいた。貧しい暮らしで、妹2人の面倒もみながら、ジョコ氏は苦学して国立大で林業を学んで家業を継ぎ、欧州への家具の輸出で成功。業界団体で手腕を発揮し、2005年にソロ市長に当選した。

 「政治家になるとは思わなかった」と言うが、ジョコ氏の祖父は村長で、父はスカルノ初代大統領の大ファンだった。そのスカルノ氏の長女、メガワティ元大統領が率いる闘争民主党にスカウトされ、ジョコ氏は12年、ジャカルタ特別州知事に当選し実績を残した。ジョコ氏の妻は妹の友人で、家に遊びに来るうちに仲良くなったという。「3人の子供もしっかり養ってきたし、(大統領当選後も)よく電話で様子を尋ねてくる」と話し、孝行息子に目を細めた。(中ジャワ州ソロ 吉村英輝)

6674チバQ:2014/10/20(月) 21:38:43
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200046-n1.html
2014.10.20 20:43

中国共産党4中総会開幕 周永康氏の処分が焦点 党籍剥奪あるか?

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 【北京=矢板明夫】中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第4回総会(4中総会)が20日、北京で始まった。中心議題は「法による統治」と中国メディアが伝えている。経済情勢や香港デモへの対応などについても話し合われるとみられる。7月に失脚した周永康・前政治局常務委員(71)の処分も決める可能性があり、党籍の剥奪や刑事責任の追及が発表されるかどうかが焦点となっている。

 共産党の中央総会はほぼ毎年一回、秋に開かれる。決まった政策方針は翌年3月に開催される全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で立法されることが多い。国営新華社通信などによると、今回の中央総会では「司法機関がより公正に権限を行使できる改革の推進」が最も重要な議題だ。

 国民の間で「司法機関は共産党委員会の指示に従っており、法律より共産党の政策を重要視している」といった批判が高まっていることが背景にある。しかし最近は、政府を批判する知識人が逮捕され厳しい判決を受けるケースが続く。「法治」より「人治」が強化されたと感じる知識人は多く、司法改革についても「期待できない」という感想は多い。

 周永康氏の処分も注目される。習近平指導部による周氏周辺への粛清はここ一年、休みなく続けられているが、「自身への飛び火」を警戒し、周氏を守ろうとする党長老がいまも複数いるといわれる。共産党筋によれば、周氏は現在、党の規律部門の取り調べを受けているが、4中総会後に発表されるコミュニケで「身柄を司法機関に送る」と明記されれば、「事件が一件落着した」ことを意味し、逆に明記できなければ「反対勢力の抵抗で処理が難航している」とみることができるという。

 また、一部の党関係者によれば、4中総会で、党と政府の重要人事調整についても話し合われる。山東省の郭樹清省長を中国人民銀行(中央銀行)の総裁に、人民解放軍の劉源・総後勤部政治委員を中央軍事委員会副主席にそれぞれ昇格させる案が出ているという。

6675チバQ:2014/10/20(月) 21:57:44
http://mainichi.jp/select/news/20141021k0000m030049000c.html
インドネシア:ジョコ大統領就任 多数派野党に前途多難
毎日新聞 2014年10月20日 19時20分(最終更新 10月20日 20時11分)
 【ジャカルタ平野光芳】インドネシアのジョコ・ウィドド氏(53)が20日、第7代大統領に就任し、「国を守り、福祉や教育を向上させる」と意欲を見せた。草の根人気に支えられ当選したが、国会では多数派の野党が徹底抗戦の構えを見せている。財政の重荷になっている補助金削減など、庶民に痛みを伴う改革にも手をつける必要があり、難しい政権運営を迫られそうだ。

 ◆国会は少数与党

 野党は大統領選で敗れたプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官を支持しており、国会で過半数を占める。9月以降、議長や4人の副議長ポストを独占し、ジョコ氏包囲網を整えた。

 国会では知事や市長の直接選挙制度を廃止し、地方議会で選出する方法に改める法案を可決。地方議会でも優勢な野党側は、各地に野党首長を誕生させ、さらに求心力を高めたい考えだ。プラボウォ氏側近のファドリ・ゾン国会副議長は「国民のために健全な野党としてジョコ氏を監視していく」と強調する。

 一方、ジョコ氏は「地方首長時代も少数与党で乗り切ってきた」と強気の姿勢。大統領として行政や予算の権限を握れば、野党の抵抗も弱まるとの読みもあるようだ。

 ◆試金石

 最大の懸案は、販売価格を抑えるために政府が支出している「燃料補助金」の削減・廃止だ。支出総額が毎年、国家予算の1割を超えるほどに膨れ上がっている。「就任2、3カ月以内に着手しなければならない」と言う政治専門家もいる。だが、国民生活に直結するため歴代政権は改革を先送りしてきた。財政健全化には必要だが、庶民に不人気な政策を野党と協力しながらいかに進めるのかが、政権の成否を左右しそうだ。

 ◆民主化の申し子

 ジョコ氏は2005年に始まった地方首長の直接選挙でソロ市長に当選し、12年にジャカルタ特別州知事に転身。インドネシア民主化の「申し子」と言える存在で、エリートが仕切るインドネシア政界では異色の経歴だ。

 メガワティ元大統領率いる闘争民主党の所属だが、歴代大統領とは異なり党の要職に就いた経験はない。インドネシアのシンクタンク「戦略国際問題研究所」のフィリップス・ベルモンテ部長は「全く新しいタイプのリーダーで、政党間の力学より、市民の声が重視されるようになる。適材適所の人材配置で政治を変える可能性がある」と期待する。ただ、庶民からの人気を保ち続けるのは容易ではない。「謙虚で親しみやすいリーダー」像を維持できるかは未知数だ。

 ◆対日関係

 インドネシアにとって日本は最大の貿易国の一つ。ジョコ氏は就任前から日本側に「製造業やインフラ、エネルギー分野での投資を増やしてほしい」と度々訴えており、日本政府も支援を続ける方針だ。またジョコ氏は日本と中国の領有権問題について「地域の安定が必要で、両者が望めば仲介者となりたい」とも述べ、国是としてきた中立・非同盟の外交方針を生かした協力に意欲を見せている。

 ◇政治アナリストのユナルト・ウィジャヤ氏の話

 ジョコ氏は首長時代、抜き打ちの現場視察を繰り返して庶民と直接ふれあい、愛されてきた。しかし、国全体を担う大統領ではそうはいかない。代替策としてインターネットを通じた市民との「抜き打ち交流」にも意欲を見せているが、これまでのイメージを維持できるか。歴代大統領はいずれも不人気な形で任期を終えている。組織に依存せず、庶民人気を背景に当選したジョコ氏には、どの前任者よりも「人気を保ち続ける」という重荷が待っている。

6676チバQ:2014/10/20(月) 22:14:47
http://www.47news.jp/47topics/e/258484.php
【香港デモ】 民主意識、マカオに波及 きしむ「中国の夢」
 香港や台湾で相次ぐ学生を中心とした政治運動が、香港と同じ「一国二制度」下にあるマカオの若者たちを刺激している。今年、普通選挙の実現を問う異例の市民投票が実施されるなど民主化を求める動きがじわりと拡大。台湾統一を視野に、中華民族の団結を呼び掛ける習近平指導部の「中国の夢」がきしみ始めている。
  ▽優等生
 「居ても立ってもいられずここに来た」。香港大規模デモで学生らが座り込みを続ける中心部のアドミラリティ(金鐘)。マカオで看護師を務める何さん(22)は、民主的な選挙実現を求める学生らの訴えに共感して駆け付けた。「台湾や香港で学生が立ち上がっているのを見て政治に関心を持ち始めた」と話す。
 マカオは1999年、ポルトガルから中国に返還。香港に比べ政治的に安定しカジノ産業の拡大で急速な経済発展を実現。2009年には胡錦濤国家主席(当時)が「返還後の10年は一国二制度がマカオで成功した10年」と強調、制度の〝優等生〟と持ち上げた。
 一方で経済格差が一段と深刻化。中国本土客らを相手にしたカジノや観光に依存しすぎる経済から脱却できないことへのいら立ちも市民の間でくすぶっている。
  ▽不信任
 今年7月、マカオの民主派団体は、マカオ政府トップで親中派の崔世安行政長官の信任や19年の次期長官選からの普通選挙導入を問う市民投票を実施すると発表した。
 経済から文化界まで親中派が影響力を持つマカオでこうした動きが出るのは異例。発起人が当局に拘束されるなど圧力を受けながらも8月に実施され、約8500人が投票。9割が普通選挙導入に賛成し、8割が崔氏に対し「不信任」と回答した。
 投票を呼び掛けた団体幹部の蘇嘉豪さん(23)は「マカオには自由があるが、将来の中国との同化に危機感を持つ若者が増えている」と語った。
 マカオでは5月に政府トップらに手厚い恩給を支給する法案の撤回を求める2万人規模のデモが発生するなど、民主や権利意識の高まりを背景にした活動が増えている。
  ▽衝撃
 習氏は12年に中国の最高指導者となって以降、基本的人権や民主主義など人類共通の「普遍的価値」を拒否する意思を鮮明にした。こうした姿勢が中国の〝異質さ〟を際立たせ比較的自由な環境で育った香港、マカオの若者らの拒絶反応を起こす結果を招いている。
 一国二制度方式で台湾統一を目指す中国政府は、香港やマカオで制度そのものへの信頼が揺らいでいる事態に「衝撃を受けている」(共産党関係者)。マカオの親中派を通じて学生らに圧力をかけ〝民主の芽〟を強硬的に摘み取る可能性もある。蘇さんは「中央政府はマカオの声を聞き、政治改革の必要性に気付いてほしい」と訴えた。(マカオ共同=大熊雄一郎)
(共同通信)
2014/10/20 13:46

6677チバQ:2014/10/21(火) 21:22:19
http://www.sankei.com/world/news/141021/wor1410210040-n1.html
2014.10.21 19:57

「尊敬する友人」政敵を持ち上げるインドネシア新大統領 少数与党、閣僚ポスト配分で駆け引き

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21日、インドネシア・ジャカルタの大統領宮殿で、記者団の取材に応じるウィドド大統領(AP)
 【ジャカルタ=吉村英輝】インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は21日、組閣の最終調整に入った。新国会は、大統領選での敗退後も対決姿勢を崩さない元軍高官のプラボウォ氏を核とする野党連合が多数派を占めている。ジョコ氏はプラボウォ氏との“和解工作”を進める一方、閣僚ポストを野党側に配分するなどして切り崩しを図り、巻き返しを狙うとみられる。

 20日の大統領就任演説でジョコ氏は、歴代大統領らに次いでプラボウォ氏の名前を読み上げ、「尊敬する友人」と紹介。プラボウォ氏が起立して敬礼すると、会場からは拍手が起きた。対立していた両者の歩み寄りを歓迎した形だ。

 両者は就任式に先立つ17日、ジョコ氏がプラボウォ氏を訪ねる形で、7月の大統領選後初めて面談した。市場はこれを混乱収束の兆しととらえ、ジャカルタ証券取引所の総合株価指数は同日、大統領選後では最高となる1.6%上昇を記録。危ぶまれたプラボウォ氏の就任式出席も実現し、翌営業日の20日も0.23%上昇と続伸した。

 ただ、ジョコ氏が所属する闘争民主党など与党連合が国会(一院制)で占める議席は全体の4割に満たない。開発統一党が先週、与党への合流を発表したが、過半数には届かない。

 10月に始まった新国会では、野党連合が議長職と副議長職をほぼ独占した。ユドヨノ前大統領率いる民主党は「中立」を掲げながらもプラボウォ陣営寄りの姿勢を示している。

 ジョコ氏は、野党を入閣させて議会運営の安定を図る狙いとみられる。ロイター通信によると、汚職撲滅委員会は、ジョコ氏が示した候補のうち数人を「問題あり」と回答。ジョコ氏は人選の再考を迫られるなど、難しい対応を迫られている。

6678チバQ:2014/10/22(水) 20:45:19
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141022-OYT1T50141.html
中国当局、香港デモ支持の歌手「出演させるな」
2014年10月22日 19時34分
 【香港=比嘉清太】香港紙・蘋果日報は22日、中国当局が、香港で行政長官選挙の民主化を求めて中心部の大通りの占拠を続ける学生らを支持したとして、香港の歌手や俳優ら3人を出演させないように、映画会社やテレビ局などに命じたと報じた。


 中国本土の市場から締め出し、収入を激減させる狙いだという。

 対象となったのは歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏や黄耀明(アンソニー・ウォン)氏ら。学生らが占拠を続ける政府庁舎前の大通りで、歌を歌うなどした。

 何氏と黄氏は、11月に中国広東省広州で開かれる音楽イベントに出席する予定だったが、2人が参加できなくなったことでイベント自体が中止になったという。

6679チバQ:2014/10/22(水) 21:06:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014102202000234.html
香港対話、双方が「失望」 占拠続行 手詰まり状態

2014年10月22日 夕刊


 【香港=加藤直人】二〇一七年の香港行政長官選挙の民主化を求める大学生連合会(学連)と香港政府の初の対話後の二十二日未明、学連側は「次の対話をするかどうかは分からない」との考えを表明した。学連は「占拠」をやめない姿勢を崩しておらず、混乱する香港情勢は手詰まり状態に陥る可能性が出てきた。
 対話の中で政府は、全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定に対する香港社会の最近の状況や住民の意見を中国政府に報告することや、次期長官選挙の後に選挙制度について政府と学生ら民間各界が意見交換する枠組みをつくることなどを提案した。
 だが、学連リーダーは対話終了後、政府庁舎前で占拠を続ける学生らに、政府提案を「実質的な意味がない」「悪だくみである」などと批判。学連の周永康事務局長は今後について「いつ次の対話をやるかなどは全く話していない」と述べた。
 学連側のこうした反応を受け、対話直後には「雰囲気は良かった」と評価していた香港政府は二十一日深夜、「最大の誠意をもって対話に臨んだが、失望した」とする声明を出した。
 学連の五人の代表は対話の後、政府代表の林鄭月娥政務官(閣僚)が求めた握手に応じたものの、学連が強く要求した民主派の出馬に道を開く「住民投票」導入を政府が拒否したことに「失望」を表明。
 香港中心部の占拠から三週間余を経て初めて実現した対話に双方が「失望」を表明する結果となり、二十二日付の香港紙「明報」は一面で「対話は占拠撤去の助けにならず」と報じた。

6680チバQ:2014/10/22(水) 21:07:22
http://www.47news.jp/47topics/e/258559.php
根強い対中アレルギー 中国は「香港独立」警戒

  香港の次期行政長官選挙への民主派参加を求め、学生団体は21日、香港政府と正式対話を行ったが、議論は平行線をたどった。学生らは民主的な教育を受け、共産党一党独裁体制の中国に対するアレルギーが強く、返還後も約束されたはずの香港の自由が中国政府の介入で失われることを強く危惧する。 中国側は学生団体主導のデモを「香港独立」の動きとみて警戒、相互不信は根強く、香港の「高度な自治」をめぐる対立は出口が見えない。  ▽港人治港  「中国の言うことばかり聞く行政長官は要らない。香港の将来を良くしてくれるリーダーを自分たちの手で選びたい」  香港が英国から中国に返還された1997年生まれの高校3年生、 徐梓聡 (じょ・しそう) さん(17)は真剣な表情で言った。  返還後も「港人治港」(香港人による香港統治)を保障された香港が、中国からの圧力で徐々に変質していると感じている。  2003年に解禁された中国本土から香港への個人旅行。新型肺炎(SARS)などで落ち込んだ香港の経済回復を後押しする狙いで中国当局が決めた。目の当たりにしたのは路上でたんを吐いたり、子供に用を足させたりするマナーの悪い中国人観光客の姿だった。  ▽家を買えない  食の安全への懸念から粉ミルクや薬などを大量に買い、日用品価格の上昇を招いたほか、中国マネーによる不動産投機などで住宅価格も上昇。  「大卒者でも家を買えない」(香港メディア関係者)状態に陥り、ある大学生は「将来展望が描けない」と嘆く。  「中国ファクターが香港社会を直接脅かしている」と徐さん。次期長官選で民主派を事実上排除した中国の決定の撤回を求めるデモの背景には、中国の圧力が続けば生活が不安定化するという差し迫った危機感がある。  ▽心は返還せず  「自由と民主」にあこがれ、香港の芸術関係の学校で学ぶ湖南省出身の男性は「来た当初は周りから『共匪』と差別された」と香港の対中アレルギーの強さを指摘する。  国共内戦や文化大革命の混乱を避け、中国本土から多くの人が逃れてきた香港。家庭では共産党の負のイメージが語られることが多く、返還後も教育関係者は「反共の民主派が多い」(香港メディア関係者)。  「自由と民主」重視の教育を受け、「香港人意識」を強める学生は、香港が「自治権のない中国の一都市」に変質することを懸念する。  アジアの金融センターとして繁栄してきた香港だが、中国が世界第2の経済大国となったことを受け、政府は国内最大の経済都市、上海を国際金融センターに育てる戦略で、香港の地位は相対的に低下しかねない。  ある香港人男性は「香港の利用価値は下がっており、中国は学生の民主化要求に対して妥協しない」と指摘した。  返還から17年後に目立ち始めた中国と香港の亀裂。香港紙のベテラン記者は「香港人の心は中国に『返還』されておらず、摩擦は続く」と警告した。(香港共同=渡辺和昭)
 (共同通信)
2014/10/22 11:29

6681チバQ:2014/10/22(水) 21:09:23
http://news.livedoor.com/article/detail/9383896/
大陸当局が「干す」よう指示した 「民主派支持」の芸能人リスト 「金城武」の名前も=香港メディア

2014年10月22日 5時57分 サーチナ
 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年5月撮影の金城武。)
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 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。

 香港では、2017年に実施される行政長官(首長)の選出は、西側国家並みの民主的選挙によるべきだとする考えの人が、市街地の占拠活動などを続けている。中国側は、大陸側と協調路線を取る人だけを立候補者にできる「事前推薦制度」の導入を表明しており、民主化要求を非難し続けている。

 新浪香港は、リストに含まれている劉徳華(アンディ・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)、周潤発(チョウ・ユンファ)さんらは、市街地占拠を支持したことは一切なく「暴力的な対応に反対しているだけ」と指摘。「さらに理解に苦しむのは、李安(アン・リー)さんと日台混血の金城武さんは、発言を全くしていないのに、リストに入れられた」と、中国当局の対応に疑問を示した。

 また、黄秋生(アンソニー・ウォン)も当初は運動を支持していたが、「撤退すべき時に前に出ようとすると、よいも悪いも失ってしまう」などと、最近は“戦略的撤退”を唱え、占拠継続の支持はしていないという。

 「干すリスト」に入れられた芸能人は以下の通り。いずれも、台湾、香港系の芸能人だ(敬称略)。

 劉徳華、梁朝偉、周潤発、黄秋生、黄耀明(アンソニー・ウォン)、黄貫中(ポール・ウォン)、トウ紫棋(タン・チーケイ)、陳妍希(ミシェル・チェン)、張家輝(ニック・チョン)、李安、何韻詩(デニス・ホー)、蘇永康(ウィリアム・ソー)、鄭中基(ロナルド・チェン)、杜ブン沢(チャップマン・トウ)、鄭秀文(サミー・チェン)、阿信(アシン)、九把刀(ギデンズ・コー)、張懸(チャン・シュエン)、謝安蒞(ケイ・ツェ)、欧錦棠(ステファン・オウ)、葉蘊儀(グロリア・イップ)、トウ萃モン(シェレン・タン)、張敬軒(ヒンズ・チャン)、金城武、林夕(アルバート・リュン)、甄ニィ(ジェニー・ツェン)、郭富城(アーロン・クオック)、梁詠蒞(ジジ・リョン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)。(「トウ」は「登」におおざと、「ブン」はさんずいに「文」、「モン」は雨かんむりに「文」、「ニィ」は女ヘンに「尼」)

**********

◆解説◆
 同記事を掲載した新浪香港は、中国大陸(上海)に本社を置き、ポータル・サイト運営などを行う新浪公司が香港向けに設立したポータルサイト。大陸系サイトが、自国当局が極めて神経質になっている問題について、当局批判と読める記事を掲載したことが注目される。

 ただし、新浪香港は中国大陸からの閲覧がブロックされている。(編集担当:如月隼人)(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年5月撮影の金城武。)

6682チバQ:2014/10/22(水) 21:10:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3029480
民主主義許せば低所得層が選挙支配、香港長官が発言
2014年10月21日 14:45 発信地:香港
【10月21日 AFP】香港(Hong Kong)の梁振英(Leung Chun-ying)行政長官は、外国メディアとのインタビューで、次期行政長官選挙についての民主派デモ隊の要求に応じれば、選挙結果は香港の低所得層に左右されることになると語った。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)とインターナショナル・ニューヨーク・タイムズ(International New York Times、INYT)が掲載したインタビューの中で梁長官は、自由選挙は不可能との見解を改めて示した。

 香港では、民主派デモ隊が3週間以上にわたって座り込みや道路占拠を続けているため、一部の都市機能がまひ状態に陥っている。中国政府は、2017年の行政長官で香港市民に1人1票の直接選挙を認める選挙改革を発表した。だが、指名委員会の選定により立候補者は中国政府寄りの人物に限られる見込みで、民主派デモの参加者たちは「偽物の民主主義」だと非難している。

 WSJとINYTの両紙によると、梁長官は行政長官選挙について「全て数の論理に基づくならば、香港市民の半数にあたる月収1800米ドル(約19万円)未満の人々に向かって話しかけることになるのは明らかだ」と語った。

 香港は、世界で最も貧富の差が大きい地域の一つ。先週末に警官隊との衝突に発展した抗議デモの背景には、広がる格差や法外な不動産価格への不満もある。

 デモ参加者らからは、梁長官が現実を直視せず金融中心地としての香港を支配する少数の富豪の気まぐれに迎合しているとの批判が上がっており、今回報じられた発言によって、デモ隊の怒りはさらに高まる可能性が高い。(c)AFP

6684チバQ:2014/10/23(木) 20:48:45
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102301001428.html
香港議会、欠席多数で流会 長官選改革で攻防激化へ


 立法院の前で柵にはられたメッセージを見るデモ参加者=23日、香港(共同)

 【香港共同】香港次期行政長官選挙の民主化を求める学生らの大規模デモが続く中、立法会(議会、定数70)で23日、予定していた本会議が流会となった。議員の出席が34人にとどまり、開会に必要な過半数に満たなかった。

 欠席者数は親中派が民主派より多かったが、葉劉淑儀・新民党主席ら親中派有力議員らは、長官選の制度改革をめぐる香港政府の対応に反発した民主派による「(対政府)非協力運動」の側面もあったとし、民主派批判のトーンを強めた。制度改革案の立法会採決を見据えた両者の攻防はさらに激化しそうだ。

 欠席者は、私的な都合を優先したり遅刻したりしたケースが大半とみられる。

2014/10/23 18:12 【共同通信】

6685チバQ:2014/10/23(木) 21:11:56
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230017-n1.html
2014.10.23 10:31

香港世論調査、デモ支持が反対上回る、警察の実力行使には批判的

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 【中国総局】香港中文大学が今月8〜15日に実施した電話による世論調査によると、香港各地で続く学生らの民主化デモへの「支持」は37・8%と、9月の前回調査から7ポイント近く上昇し、「不支持」(35・5%)を初めて上回った。反対派は前回調査から11ポイント近い急落となり、香港の民意が民主化支持に傾いていることを示した。

 2017年の香港行政長官選挙から民主派候補を排除する内容の法案審議については、48・5%が香港議会の立法会に「否決」を望むと回答し、政府案支持(36・1%)を引き離した。催涙弾の使用など香港警察の実力行使には、「不適切」との回答が最多だった。

 中国本土や香港の左派系メディアは、親中派政財界人や運輸労働者などが掲げるデモ反対を「香港の主流民意」と主張している。同大学の調査では、高学歴、低年齢層ほど、デモ支持の傾向が強かった。

6686チバQ:2014/10/23(木) 21:14:41
http://www.sankei.com/world/news/141022/wor1410220038-n1.html
2014.10.22 18:26

中国への外国客減少続く 大気汚染やテロ懸念で





 中国政府系の中国観光研究院は22日までに、観光やビジネスなどで2013年に海外や香港、マカオから中国本土を訪れた旅行客は延べ約1億2907万人で、前年に比べて2・5%減ったとする報告書を発表した。入国した旅行客の規模は12年1〜3月期以来、減少が続いているという。

 報告書は、主な減少理由として深刻な大気汚染や、暴力事件の頻発によるテロへの懸念が強まったことなどを列挙。「国家関係」にも言及しており、日本などとの関係悪化も影響していることを示唆した。

 中国政府は大気汚染によるイメージダウンを深刻に受け止め、車両規制強化など汚染軽減を図っているが、有効な解決策は見いだせていない。

 報告書によると、13年に中国本土で1泊以上した旅行客は延べ約5568万人で、前年比3・5%減少。旅行客の満足度を示す指数も前年から約11ポイント下がったという。(共同)

6687チバQ:2014/10/23(木) 21:14:58
http://www.sankei.com/world/news/141022/wor1410220059-n1.html
2014.10.22 23:47

スー・チー氏出馬に逆風 ミャンマー憲法維持の方向





 ミャンマーの憲法改正について審議していた上下両院合同委員会は22日、大統領資格に関する条項を「現行のまま維持する」とした報告書をまとめた。この条項は最大野党党首アウン・サン・スー・チー氏の大統領就任を事実上禁じている。報告書をたたき台に両院であらためて議論するが、大統領を目指す同氏にとって厳しい情勢となった。合同委は、憲法の条項ごとに改正の必要性などを検討。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)は、大統領資格に関する条項の撤廃を求めたが、大胆な改憲を望まない軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)に押し切られた。

 軍事政権時代の2008年に制定された憲法は、家族が外国籍を持つ者の大統領就任を禁ずる。死別した夫が英国人で、子供も英国籍を持つスー・チー氏は不適格とされる。(共同)

6688チバQ:2014/10/24(金) 21:26:19
http://www.sankei.com/world/news/141024/wor1410240036-n1.html
2014.10.24 18:59
【香港民主化デモ】
公務員1300人が「デモ支持」の意見広告 親中派公務員と論争に

23日付の香港紙、明報が掲載した、民主化デモを支持する香港の一部公務員による意見広告。約1300人が個人名が特定できないようモザイク加工した身分証明書を公開した(河崎真澄撮影)
 香港の公務員約1300人が、匿名で民主派の抗議デモ活動を支持する異例の「意見広告」を地元紙に掲載し、親中派の梁振英行政長官らに近い公務員労組との間で論争となっている。

 公務員の2労組が民主派デモを非難した20日の声明に一部の公務員が反発し、米交流サイト「フェイスブック」でデモ支持を訴えたところ、1300人以上が賛意を示した。政府本部や警察、衛生局や税関など幅広い部門に属している。

 広告掲載に加わった消防局の男性(33)は24日、産経新聞の取材に、「学生らのデモに警官隊が催涙ガスを発射した前後から、公務員の間でも親中派と民主派の意見が分かれて亀裂が生じた」と話した。

 男性によると、グループは寄付を募り、23日付の地元紙・明報に「2労組の声明はすべての公務員を代表していない」などとする意見広告を掲載。個人を特定されないよう加工した身分証明書などの画像も、紙面やフェイスブックで公開した。政府は公式な反応を示していないが、男性は、「梁長官を支持するグループから反発を受けている」と話した。政府内部から異議を唱える動きとして注目される。(河崎真澄)

6689チバQ:2014/10/24(金) 21:26:55
http://www.sankei.com/world/news/141024/wor1410240034-n1.html
2014.10.24 18:20

「傘」差す習近平氏写真に大賞 香港デモの象徴、ネットで合成写真出回る

 中国国内の優れた報道に贈る各賞が発表され、写真部門の1等賞に選ばれた、傘を差して視察する習近平国家主席の写真=24日、北京(共同)
 中国の新聞協会に当たる「中華全国新聞工作者協会」は24日までに、国内の優れた報道に贈る各賞を発表、習近平国家主席が自ら傘を差して視察をする様子を捉えた写真が、写真部門の1等賞に選ばれた。

 雨傘は香港で続く大規模デモの象徴とされることから、インターネット上では、傘を差す習氏が香港の学生と一緒にデモに参加しているように加工した合成写真が出回るなど話題となっている。

 中国メディアによると、写真は国営通信の新華社が撮影。2013年7月、習氏が湖北省武漢市の港を訪れた際、雨の中でズボンの裾をまくり、左手で傘を持ちながら担当者の話を聞いている姿が写っている。

 受賞理由は不明だが、親しみやすさをアピールした“功績”が認められた可能性もある。受賞発表後、ネットでは「傘を差すのがそんなに素晴らしいのか」などの非難も殺到。「ごますり」との声も上がっている。(共同)

6690チバQ:2014/10/25(土) 12:54:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102400758
民主派投票、2日間実施へ=政府提案めぐり全占拠現場で−香港


 【香港時事】香港行政長官の選挙制度改革問題で、民主派が政府提案への対応について実施する投票は26、27の両日、金鐘(アドミラルティー)など3カ所の占拠現場全てで行われることになった。民主派が24日夜、発表した。
 21日に政府と初の対話を行った民主派系学生団体の大学生連合会(学連)や道路占拠を唱えた民主派グループなどには、投票により、意思統一を図る狙いがある。しかし、道路占拠を続けるデモ隊は強硬派が多いとみられ、投票の結果、民主派は政府との妥協が難しくなる可能性が大きい。(2014/10/25-01:19)

6691チバQ:2014/10/26(日) 19:32:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102600094
民主派の投票「棚上げ」=穏健派巻き返しか−香港



26日、香港の金鐘(アドミラルティー)で記者会見する民主派のメンバーら(AFP=時事)
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度改革問題で、民主派は26日、香港島・金鐘(アドミラルティー)など3カ所の道路占拠現場で26、27の両日に予定していた政府提案への対応についての投票を「棚上げ」すると発表した。


 この投票は設問自体が政府に強硬な要求を突き付ける内容で、実施されていれば、政府と民主派の対話継続が困難になる可能性があった。デモ隊に多い強硬派の意向を反映して設問が決まったが、その後、穏健派が巻き返したとみられる。
 投票主催者の民主派系学生団体、大学生連合会(学連)などは声明で「投票の形式や議題に関して、さまざまな意見が出たためだ」と説明。「協議が不十分だった」として、市民に謝罪した。(2014/10/26-17:03)

6692チバQ:2014/10/26(日) 19:35:41
http://mainichi.jp/select/news/20141027k0000m030034000c.html
香港:民主派投票の実施棚上げ 内部混乱を露呈
毎日新聞 2014年10月26日 18時50分

 【香港・鈴木玲子】香港の次期行政長官選挙制度に反発する学生ら民主派は26日、金鐘(アドミラリティ)地区などの占拠エリア3カ所で26、27の両日夜に予定していた政府提案に対して賛否を問う投票の実施を棚上げすると発表した。「投票形式や議題についてさまざまな意見が出たためで、協議不足だった」と説明した。「棚上げは抗議行動の停滞ではない」とも強調したが、民主派内部では設問内容などを巡って穏健派と強硬派の争いが続いているとされ、内部の混乱ぶりを改めて露呈した形だ。

 政府は21日の学生側との対話で、(1)各界代表による議論の枠組みをつくる(2)中国政府に香港の最新情勢を報告する−−と提案。これに対し投票では(1)新たな枠組みで、2017年の次期選挙制度から、住民の一定の支持があれば立候補ができる「住民指名」の導入を確立させる(2)中国が決めた制度改革の原則の撤回を情勢報告で提案する−−の賛否を問うとしていた。

 一方、25日には占拠反対派の集会を取材していた地元テレビ局2社の記者とカメラマンの計4人が、集会の参加者に顔や腹部などを殴られたり、蹴られたりする暴行を受け負傷した。香港記者協会は「報道の自由を著しく侵害する行為」と非難した。また親中派団体は、占拠に反対する署名が活動初日の25日だけで32万人分に達したとしている。

6693チバQ:2014/10/26(日) 20:53:33
http://www.sankei.com/world/news/141025/wor1410250001-n1.html
【ダイナミック上海】
香港民主社会の「進撃の巨人」の正体とは… 





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香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で9日朝、主要道路に寝込む民主派デモの参加者(AP)
 「私たちはウォール・ローゼのエレンとミカサかもしれないね」。選挙制度の民主化を求め、香港のアドミラリティ(金鐘)で抗議を続けていた女子大生の劉さん(21)は、こう言って笑った。日本の新聞記者だと聞いて、劉さんは香港でも人気の日本アニメ「進撃の巨人」のストーリーに自分たちの姿を重ねてみせたのだ。

「雨傘革命」続く街頭占拠

 このアニメは、城壁(ウォール)に囲まれた小さな都市に暮らす人類が、壁の外から襲撃してくる恐ろしい「巨人」と戦って生存空間を守る内容。エレンとミカサは主人公の男女だ。

 主権こそ1997年7月に英国から中国に返還されたが、返還後も50年間保証された「一国二制度」の国際公約の下で、香港は民主社会を謳(おう)歌(か)してきた。

 だが、経済力の膨張とともに存在感や発言力を増した中国が、「巨人」となって壁の中の民主社会を襲ってきたと劉さんらの目には映り、エレンやミカサに共感を覚えるのだという。

 暑い日差しや激しい雨だけではなく、催涙スプレーや催涙ガスから身を守るために使ったカサが象徴となり、「雨傘革命」と呼ばれる今回の街頭抗議。9月28日未明に始まった街頭占拠は、2017年の次期行政長官選挙をめぐって、中国側が民主派の立候補を阻止する制度改革を8月31日に決めたことが引き金だ。

渦巻く反中感情

 デモ参加者は一時10万人を超え、当局の事前承認を得ない抗議活動としては返還後、最大規模になった。ただ、劉さんが例えた「巨人」への嫌悪感は、デモの前から城壁の中の人々に強まっていたことは確かだ。

 人口700万人ほどの小さな香港に昨年、中国本土からは実に延べ4000万人以上が押し寄せた。観光収入など経済的効果もあったが、一方で「運び屋」による日用品や食品などの買いあさり、子供の永住権取得を狙った富裕層の妊婦の大量越境、家族連れ観光客などの不作法な振る舞い−など目に余る行為が、英国式教育を受けた香港人に強い「反中感情」を生んでいた。

 12年には香港政府が小中高の教科として「国民教育」を義務化しようとして猛反発を受ける問題もあった。

 中学生の子供を2人持つ40代の香港人女性、張さんは、「中華人民共和国を愛せという愛国教育、中国共産党を崇拝せよという洗脳教育だった」と憤る。市民や学生が「反洗脳」を訴えて数万人規模のデモを繰り返して撤回させた経緯があるが、親中派の香港政府と中国政府の“結託ぶり”が露(あら)わになった。

「一国1.5制度」と揶揄

 そして今年6月10日。中国の習近平政権が、「香港に対し全面的な管轄統治権を持つ」とした初の「一国二制度白書」を発表。「返還後わずか17年で中国政府は『一国二制度』の国際公約を破った」と立法会(議会)の民主派リーダー、李卓人議員(57)は感じている。白書発表の後、民主派の間では「一国1.5制度」などと揶揄(やゆ)する声も増えた。

 香港大学による市民の「帰属意識調査」によると、白書発表直後には自ら「香港人」と考える人が67.3%と、「中国人」との31.1%の2倍以上になった。08年に両者が逆転して以来、「中国人とは呼ばれたくない」と考える香港人が急増した。

 反中感情が渦巻く中で起きた「非暴力」の抗議デモに、香港警察が催涙ガスで強制排除を試みた。城壁の中の人類と巨人の戦いの行方はまだ読めないが、民主主義を信奉する国際社会は、エレンやミカサをもっと強く支援していかねばならない。香港の街頭で、劉さんたちの笑顔を見てそう思った。(上海支局 河崎真澄)

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6694チバQ:2014/10/26(日) 23:05:56
http://www.asahi.com/articles/ASGBV5T7VGBVUHBI01D.html
香港民主派、「広場投票」中止 「検討不十分だった」
香港=古谷祐伸2014年10月26日19時36分
 行政長官選挙の制度改革をめぐり、抗議の占拠を続けている民主派の学生団体らは26日午後、香港政府に対する要求をデモ参加者らに問う「広場投票」を中止すると発表した。26、27日夜に実施する予定だったが、「検討が十分ではなかった」と謝罪した。

 会見した民主派によると、デモの参加者から「内容が複雑で、理解できない」などの声が寄せられたため、この日の朝、話し合って中止を決めたという。学生団体の代表は「今後は占拠を続ける人たちとコミュニケーションを密にしていきたい」と話した。

 投票では、香港政府が21日の対話で提案した中国政府への報告について「中国側が示した立候補を制限する仕組みの撤回を求めてもらうことに賛成かどうか」など2点を、占拠支持派に限って尋ねる予定だった。だが、デモ参加者からも「賛成している人に改めて聞いても意味がない」などの声が出ていた。

 一方、占拠に反対する親中派団体が25日から始めた署名運動では、1日で32万人の署名が集まったという。また、25日夜に九竜半島で開かれた、占拠に反対する別の団体の集会では、取材していたカメラマンや記者ら4人が参加者に押し倒されたり服を破られたりした。現地メディアによると、参加者は集会を生中継しないことに不満を示していたという。(香港=古谷祐伸)

6695チバQ:2014/10/26(日) 23:07:15
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260030-n1.html
2014.10.26 21:16

ミャンマー総選挙 来年10月下旬か11月初旬 スー・チー氏率いる最大野党躍進も





 【シンガポール=吉村英輝】来年中の実施を予定しているミャンマーの総選挙について、同国選挙管理委員会は、来年10月下旬か11月初旬に実施すると発表した。アウン・サン・スー・チー党首が率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)の躍進が予想される中、延期の可能性が指摘されていた。

 選管のティン・エー委員長が21日、最大都市ヤンゴンで、各政党の代表者と会見し明らかにした。AP通信によると、海外からの選挙監視団体受け入れも表明した。

 ミャンマーでは、2010年に20年ぶりの総選挙が実施されたが、NLDはボイコットした。12年の補欠選では、NLDが軍政翼賛政党の連邦団結発展党(USDP)に圧勝。来年の総選挙は、同国民主化の試金石として注目されている。

 大統領は議員投票で選出されるが、軍事政権時代の08年に制定された現憲法は、スー・チー氏の大統領就任を事実上禁じており、改正されるかは予断を許さない。

 また、現在は小選挙区制だが、USDPが比例代表制の導入を模索して国会審議を始めてNLDが反発するなど、総選挙実現までは曲折が予想される。

6696チバQ:2014/10/26(日) 23:09:55
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260027-n1.html
2014.10.26 21:00

中国「反腐敗」 ボルドーワインにとばっちり 贈答・豪華酒宴の需要消え、輸出額28%減





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中国のスーパーに並んだフランス産のワイン=3月(AP)
 中国の習近平国家主席(61)が進める「反腐敗」キャンペーンがフランスに思わぬ影響を及ぼしている。中国の中央、地方政府の官僚らへの贈り物として重宝されてきたワインの輸出が2013年以降、急降下。中国のワイン輸入のうち、フランス産が35%近くを占めており、ワイン製造業者には大きな打撃となっている。(SANKEI EXPRESS)

ブランド確立あだ

 「ある程度予測はしていたが、ここまでとは」。世界的に有名な産地、南西部ボルドー地区のワイン生産者組合(CIVB)のベルナール・ファルグ会長(49)は驚く。

 フランスのワイン蒸留酒輸出業協会によると、14年1〜6月のワイン輸出額は33億ユーロ(約4500億円)で、前年同期比7%の減少。主な要因は中国向けの減少で、協会は「反腐敗政策」の影響と明言した。

 特にボルドー地区の減少幅は全国値を大きく上回る28%。習主席が就任した13年の前年比18%減に続く大幅下落だ。ファルグ会長は「中国ではワインといえばボルドー。ブランドが確立していただけにもろに波をかぶった」と説明した。

 中国では官僚や共産党幹部とその子弟、さらに企業経営者らの間の贈答用や豪華な酒宴で、大量のワインが消費されていたとみられる。ボルドー地区のワイン醸造所「シャトー・デュロック」オーナー、エルベ・グランドさん(46)は「ある醸造所は毎年中国の旧正月を祝う時期にコンテナいっぱいのワインを輸出していた」と明かす。

「安定的な取引を」

 ただ、ここ2年の落ち込みには「それ以前の伸びが異常だっただけ」との冷静な見方もある。CIVBによると、ボルドーワインの対中輸出量は00年の200キロリットルが、12年は5万3800キロリットルと実に250倍以上の増加。世界的に取引が落ち込んだ08年の金融危機以降も、中国向けだけは毎年数十%から倍増の勢いだった。

 ファルグ会長は「中国は今後も重要な市場。ボルドーワインにはブランド力があり輸出が持ち直したときに最初に恩恵を受けるのもわれわれだ」と期待を込めた。

 中国が共産党独裁体制の命運をかけて取り組む腐敗一掃が、フランスにとっては意外な“輸出障壁”となっている。

 グランドさんは「せっかくいいことをしているのだから腐敗に逆戻りしてくれとは言わない。ただ政治、経済的に安定した状態での取引を望む」と注文する。

 そして「反腐敗もいいが、ワインの偽物対策もちゃんとしてほしい」と中国市場が抱えるもう一つの問題点を指摘した。(ボルドー 共同)

6697チバQ:2014/10/27(月) 23:54:28
http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m030063000c.html
インドネシア:新閣僚34人指名 「クリーンさ」前面に
毎日新聞 2014年10月27日 20時34分(最終更新 10月27日 20時45分)

 20日に就任したインドネシアのジョコ大統領は26日、新閣僚34人を指名した。ユドヨノ前政権で閣僚3人が汚職で検挙された経験を踏まえ、事前に司法当局に閣僚名簿を提出して汚職疑惑がないかを確認し、一部を差し替えるなど「クリーンさ」を前面に出した。


 メガワティ元大統領の長女で与党闘争民主党幹部のプアン氏を人材開発・文化担当調整相に登用するなど与党に配慮する一方、実務に明るい専門家も起用してバランスを取った。貿易相のゴーベル氏はパナソニックの現地販売会社の会長で日本の中央大学に留学経験があり、インドネシア日本友好協会理事長も務める知日派。毎日新聞の取材に「両国間の貿易をより活発にしたい」と意欲を見せた。

 組閣では、大統領選挙で対立候補を支援した野党6党のうち1党を連立与党に取り込むことに成功した。ただ与党は依然として国会では過半数に届かず、厳しい政権運営が続くとみられる。【平野光芳】

6698チバQ:2014/10/28(火) 00:04:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102700719
梁長官、失言で混乱に拍車=親中派からも批判−香港


 【香港時事】香港民主派から行政長官の選挙制度民主化要求を突き付けられている梁振英長官が選挙制度改革に関する失言を繰り返し、混乱に拍車を掛けている。批判の声は民主派だけでなく、政府を支持する親中派からも出ている。
 梁長官は最近、2017年に実施する長官の「普通選挙」について、各界代表から成る指名委員会ではなく、住民が立候補者を認定する仕組みを採用した場合、月収1800米ドル以下の低中所得層の影響力が大きくなり、選挙に各界の意見が適切に反映されなくなると主張した。
 梁長官はさらに、これまで長官を選んできた選挙委員会には「何の経済的貢献もない」スポーツ界や宗教界の代表も参加していたと発言した。
 これらの発言について、親中派労働組合・工会連合会(工連会)の名誉会長で立法会(議会)議員の陳婉嫻氏は27日のラジオ番組で「奇怪な説で、非論理的だ」と批判。「これでも梁長官を支持するか」との質問に対し、「答えたくない。梁長官が(デモ隊の)道路占拠をどう処理するかによる」と答えた。
 工連会は親中派主要組織の一つ。12年の長官選で梁氏当選の原動力になった。(2014/10/27-18:24)

6699チバQ:2014/10/28(火) 21:03:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015771221000.html
香港抗議行動支持の市民を拘束
10月28日 20時48分

香港で民主的な選挙を求める学生らが幹線道路の占拠を始めてから28日で1か月となります。
中国本土では、民主的な選挙を求める香港での学生などの抗議活動を支持した市民たちが、相次いで警察当局に拘束されています。

関係者によりますと、今月はじめ、北京市郊外の芸術家が多く暮らす宋庄地区で、民主派の詩人、王蔵氏など10人以上が「騒動を引き起こした疑い」で拘束されたということです。
王氏の弁護士は、いまだ面会すら認められないとしたうえで、「当時、彼らは香港での活動を支持するための集会をやろうとしていた。それが当局に拘束された原因だろう」と話しています。
また、この弁護士は「国内の多くの人は、みずからの意見を表明しただけで、法律には違反していない。罪名こそ騒動を引き起こしたとされているが、実際は言論の弾圧だ」と主張しています。
北京の人権活動家らによりますと、香港の抗議活動に関連して中国本土で拘束された人は、これまでに知識人や芸術家など40人以上に上るとみられるということです。中国政府としては、香港の抗議活動を支持する活動家などへの締めつけを強めることで、本土への支持の広がりを抑えこむとともに、経済格差や少数民族問題などで不満を抱える国民が触発され、中国政府そのものへの批判の高まりにつながらないよう、神経をとがらせているものとみられます。

中国政府「違法行為」と主張
中国政府は、香港で学生などが続ける民主的な選挙を求める抗議活動について、「違法行為」だと繰り返し主張しています。
先週、開かれた共産党の重要会議「四中全会」のコミュニケでも、「わが国の憲法は、共産党の指導の地位を確立している」としたうえで、香港の問題について、「法に基づいて『1国2制度』を保障する」と言及しました。
中国政府としては、香港の政策決定もあくまで共産党の指導の下で行われるとして、行政長官選挙に関する中国側の決定を堅持し、学生側の要求に一切応じない姿勢を示しました。
また、中国外務省の華春瑩報道官は今月20日の記者会見で、「国際社会には、香港で起きている違法な活動を激励や扇動、それに支持しようとたくらむ勢力が確かに存在する。香港の出来事は中国の内政問題である。どんな外国勢力であれ、どんな方法であれ、香港の問題に介入するたくらみに、われわれは断固反対する」と述べ、欧米を中心とした、香港の抗議活動を支持する動きをけん制しています。
一方、国営の中国中央テレビをはじめ、中国本土の主要メディアは、連日、抗議に反対する市民の声や香港警察の記者会見などを大々的に伝える一方、抗議に参加する学生側の主張は伝えていません。
このうち、中央テレビは「香港で抗議活動に反対する署名が2日間で65万人分集まった」と、繰り返し伝え、現場から記者が「署名に訪れる人があとを絶たず、占拠行為は、香港の社会秩序を壊していると話している」などとリポートしています。
中国政府としては、メディアをとおして、学生側の行動を批判的に伝えることで、抗議活動への支持を抑え込みたい思惑があるものとみられます。

6700チバQ:2014/10/28(火) 21:21:09
http://www.47news.jp/47topics/e/258745.php
【香港大規模デモ1カ月】 天安門事件に似た様相も 中国指導部の対応警戒

 香港・アドミラリティの「雨傘広場」に立つデモ隊のシンボル像=27日(共同)
 香港大規模デモは、28日で発生から1カ月。占拠した幹線道を埋める色とりどりのテントは、1989年の天安門事件に至る北京での民主化要求デモで天安門広場を埋めたテントを想起させる。 学生側と政府の主張の大きな隔たりと手詰まりの解決策、統制を欠いたまま長期化するデモの状況も天安門事件前と似た様相だ。香港の現場では「民主」を敵視する 習近平 (しゅう・きんぺい) 指導部の次の一手に警戒感が広がる。
 ▽動乱
 「とてもよく眠れる。何カ月だって大丈夫」。デモ隊の最大拠点アドミラリティ(金鐘)。デモが「雨傘革命」と呼ばれることから「雨傘広場」と名付けられた幹線道路上のテントで寝泊まりする男子学生(20)は疲れも見せずに言い切った。
 この“広場”に市民らから無償提供されたテントが並ぶ。香港メディアによると、デモの3拠点には計2千張り以上のテントが集まり7千人以上が夜を明かしている。
 天安門事件前も、民主化を要求する学生らは天安門広場でテントを張っていた。改革派指導者だった故 胡耀邦 (こ・ようほう) 元共産党総書記の死去をきっかけに起きたデモは当時瞬く間に全国に拡大。地方では暴動も発生し、中国共産党機関紙、人民日報が「動乱」と規定した。
 学生指導者らは 李鵬 (り・ほう) 首相(当時)と対話したが成果は出ず、デモ隊は戒厳令が布告されても天安門広場に通じる道をバリケードで封鎖して対抗した。一部の学生指導者は撤収を提案したが、強硬派が占拠継続を主張。デモ開始から約1カ月半後の6月4日、中国軍がデモ隊に無差別発砲し多数の死傷者を出した。
 ▽迷走
 香港大規模デモは2017年の 次期行政長官選 で民主派参加を中国が事実上排除したことに反発した学生らが始めた。警察が9月28日に催涙弾を使ってデモ隊を強制排除しようとしたことをきっかけに、金鐘から九竜地区の繁華街モンコック(旺角)などにも拡大した。
 旺角では連日、デモ隊と反対派の衝突が発生。人民日報は、天安門事件時と同じ表現を使い「動乱」と非難。デモを主導する学生団体と香港政府の対話は解決の糸口すら見いだせず、学生らは強制排除に備えて金鐘や旺角の幹線道に設置したバリケードを強化した。
 流血の惨事を懸念する民主派から撤収を促す声が連日出ているが、学生団体は強硬派と穏健派に割れ、26日には政府への要求を決める市民投票を実施直前に中止し、迷走ぶりを印象づけた。
 ▽沈黙
 天安門事件当時との違いもある。中国の国際的地位の向上が最たるものだ。天安門事件では、事件直後に欧米諸国が一致して対中経済制裁を発動した。しかし10年に世界第2位の経済大国になった中国に対し経済協力を優先する姿勢が主流になり、民主的な長官選挙実施を求める強い国際的な圧力はないのが実情だ。
 長期化する幹線道占拠で経済や市民生活に悪影響が出ていることに、香港市民からは「直ちに立ち退け」と不満の声も上がる。民衆の一致した支持を得て首都・北京の中心部で共産党と対抗した学生運動とは異なる。中国人研究者は「(党指導部の)危機感の深刻さは全く違う」と分析する。
 習指導部は発足以降、習氏への権力集中にまい進し「民主」を全否定してきた。香港デモ発生後、習氏の関連発言の公表はなく、不気味な沈黙を保っている。(香港共同=芹田晋一郎、松岡誠)
2014/10/28 10:47

6701チバQ:2014/10/28(火) 21:31:31
まだやってたのか!?
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280010-n1.html
2014.10.28 09:34

「同性愛行為」事件でアンワル氏の審理開始 マレーシア最高裁、収監も





 マレーシアで野党連合を率いるアンワル・イブラヒム氏(67)が2008年に「同性愛行為」をしたとされる事件で、首都近郊プトラジャヤの連邦裁判所(最高裁)は28日、2日間の日程で審理を始める。二審は禁錮5年の逆転有罪判決だった。

 今回の審理で判決が言い渡され、アンワル氏の上告が完全に退けられれば有罪が確定し、アンワル氏は収監される。出所後5年は選挙に立候補することができず、年齢から政界復帰が厳しくなるとの見方が強い。

 野党連合はここ数年で支持を広げ、13年5月の総選挙で過去最多の議席数を獲得しナジブ政権を追い詰めた。アンワル氏は、事件を「政治的意図に基づくでっち上げだ」と主張している。二審判決によると、アンワル氏は事務所スタッフの男性に同性愛行為をしたとされる。(共同)

6702チバQ:2014/10/28(火) 21:34:21
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280026-n1.html
014.10.28 20:17
【拉致再調査】
「徐大河と申します」 メディアに姿さらした北の秘密警察高官、異例の「誠意」攻勢

ブログに書く1




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協議に臨む北朝鮮の徐大河・特別調査委員長=28日午前、平壌(共同)
 【平壌=桜井紀雄】日本政府代表団との協議で、北朝鮮の特別調査委員会は、トップの秘密警察高官を含め、全ての責任者が顔をそろえ、日本メディアの前に姿をさらすという異例の対応に出た。拉致被害者ら日本人調査に取り組む「誠意」を日本世論にアピールすることで、今後の協議を北朝鮮ペースに持ち込もうとの思惑がにじむ。

 「徐大河(ソ・デハ)と申します。委員長を務めています」

 28日午前、調査委庁舎の玄関で、副委員長2人と軍服姿で外務省の伊原純一アジア大洋州局長らを出迎えた徐大河委員長は、握手の手を差し伸べながら、こう自己紹介した。

 中国や欧米の現地駐在メディアも代表団を待ち構えていた。北朝鮮側が手配したとみられ、海外に向けた宣伝姿勢をのぞかせた。

 庁舎は平壌中心を流れる大同江(テドンガン)沿いの道路に面した2階建て。玄関には「特別調査委員会」の真新しい金看板が掲げられていた。日本人調査が外国人管理に関わるためか、「出入国事業局」も入居している。

 北朝鮮ガイドは、調査委事務所は「日本人調査の重要さを示すために設けられた」と説明した。ただ、手狭な上、職員らが日常的に使っている様子はなく、「象徴」のための建物との印象が拭えなかった。

 代表団を委員長室に案内してからも、徐氏は「遠いところ、大変ご苦労さまでした。多少窮屈ですが、ご理解ください」と述べ、気遣いぶりを示した。

 徐氏をはじめ、調査委幹部の多くは、7月のメンバー公表後も素性が謎に包まれていた。特に秘密警察の国家安全保衛部副部長でもある徐氏や副委員長の金明哲(キム・ヨンチョル)同部参事、拉致被害者分科会責任者の姜成男(カン・ソンナム)同部局長は、秘密警察幹部という特性上、公の場での姿が確認されていなかった。

 平成14年の当時の小泉純一郎首相と金正日(キム・ジョンイル)総書記の首脳会談を調整したとされる当時の柳敬(リュ・ギョン)保衛部副部長も日本側から「ミスターX」と呼ばれ、自ら素性を明かすことはなかった。

 海外のテレビカメラ前に軍服姿でわざわざ姿をさらした徐氏は70歳前後とみられ、小柄な体格。代表団とのあいさつでは低姿勢に徹し、国内で反体制者を次々と粛清してきた機関の高官との印象を消していた。大きな星1つの肩章を付けていたことから朝鮮人民軍少将の階級にもあるようだ。

 消息筋によると、徐氏や姜氏は保衛部内でも特にエリートが就く海外工作を担当しているとされる。保衛部は現在、朝鮮労働党幹部に対する広範囲の盗聴監視に乗り出し、党幹部からの反発が予想されている。一方で、6月以降、ロシアや中国で続いた要人失踪事件をめぐり、管理責任を問われる事態ともなっている。

 “内憂外患”を抱える中、徐氏ら幹部は、対日協議でも失敗を許されない立場に置かれている。このため、調査に対する真剣さを強調し、対日交渉をつなぎ止めようとはしても、拉致再調査で責任を追及されかねない踏み込んだ結果を提示するかは疑わしい。

6703チバQ:2014/10/28(火) 22:07:06
http://www.sankei.com/premium/news/141028/prm1410280005-n1.html
2014.10.28 07:00
【国際情勢分析】
中台関係に「風邪ひかせた」香港デモ 習氏「一国二制度」言及の“罪”





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台北の中正紀念堂前の広場では1日、台湾の学生たちが香港でのデモへの支持と連帯を訴える集会を開いた。香港のデモは図らずも、分断後、最も安定していた中台関係を悪化させる影響を及ぼした(AP)
 香港で続く「真の普通選挙」を求める大規模デモが、中台関係にも影響を及ぼしている。中国の習近平国家主席(61)が、香港で施行する「一国二制度」を台湾統一に適用すると言及したことで、台湾当局や与野党が反発、デモ支持が広まった。これを受けて馬英九総統(64)がデモへの支持を公言すると、今度は中国側が批判。初の首脳会談の計画も頓挫し、馬総統が「(分断後)65年来で最も安定し平和的」と評した中台関係に、とげとげしい雰囲気が漂っている。

習氏発言が触発

 習氏は9月26日、台湾の野党「新党」の党首ら統一派訪中団と北京の人民大会堂で会談した。習氏は台湾独立派を強く牽制(けんせい)する一方で、「平和統一と一国二制度は台湾問題を解決する基本方針であり、統一を実現する最良の方式だ」と語った。一国二制度による台湾統一は中国政府の従来の方針だが、習氏が台湾人を前に言及するのは就任後、初めてとされる。

 香港の大学ではこれに先立つ22日、1万3000人規模の授業ボイコットが始まり、台湾でも報道されていた。そのタイミングでの習氏の発言に、台湾の総統府は、直ちに「香港と台湾は全く違う。中華民国(台湾)は主権国家であり、一国二制度は受け入れられない」とする報道官談話を発表。野党、民主進歩党の報道官も「香港市民の境遇が、すでに一国二制度は空手形だと証明している」と反発した。


 今回の香港のデモについても、香港の中国系通信社、中国評論通信社が10月6日付社説で、「一部の台湾人が、台湾独立派と香港独立派を合流させようとしている」と主張。香港当局も6月末、台湾の学生運動幹部の香港入りを阻止しており、台湾との連携を警戒している。

さらに悪化も

 一方、台湾の馬総統は「独立せず」を宣言しているものの、就任以来、民主主義や人権問題への関心の高さをアピールしてきた経緯がある。8日には切望していた11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)への出席を断念し、初の中台首脳会談の実現見送りが確定した。それもあってか、10日の「双十節」の演説では、香港のデモに改めて支持を表明するとともに、中国に「智恵と度量」を示してデモ隊に譲歩するよう求めた。

 これに対し、中国国務院(政府)台湾事務弁公室の報道官は10日と15日の2度にわたり、「香港の政治改革について、台湾側は四の五の言うべきではない」と不快感を表明。台湾の反中デモや対中主管官庁幹部のスパイ疑惑などを受けても表面上、良好な関係を維持してきた中台の当局間関係は、元台湾当局高官が「風邪をひいた」と認めるまで冷却化する事態になった。

 台湾では11月末に統一地方選を控え、当面は対中政策で大きな譲歩をする政治環境にない。中国評論通信社は13日付の社説で、2016年5月の馬総統の退任までを見通し、「両岸(中台)関係はさらに悪化する可能性もある」と警告した。(台北支局 田中靖人)

6704チバQ:2014/10/28(火) 22:17:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102800955
前軍事委副主席、巨額収賄で起訴へ=軍事検察の捜査終結−中国

パネッタ米国防長官(左、当時)と握手する中国中央軍事委員会副主席だったころの徐才厚氏=2012年9月、北京(AFP=時事)
 【北京時事】中国国営新華社通信は28日、巨額収賄容疑で党籍剥奪処分を受けた徐才厚・前中央軍事委員会副主席(71)に関する捜査を軍事検察院が27日に終結し、起訴に向けた審査を行うと伝えた。徐氏をめぐっては党籍のほか、中央軍事委から軍籍と上将ポストも剥奪されたことが判明した。
 共産党中央は6月末、「重大な規律違反」で徐氏の刑事責任追及を決定。軍事検察院によると、徐氏は職務上の権限を利用し、部下らの昇進のために便宜を図った見返りに、本人または家族が巨額の賄賂を受領したと認定された。徐氏は収賄事実を認めているという。
 軍事委副主席を経験した軍首脳が汚職容疑で摘発されたのは初めて。習近平指導部はこのほか、最高指導部経験者として極めて異例の調査が行われている周永康・前党中央政法委員会書記についても今後、党籍剥奪を公表し、刑事責任を本格的に追及する方針だ。(2014/10/28-20:50)

6705チバQ:2014/10/28(火) 22:17:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102800898
比大統領、再選を否定=母のつくった憲法に従う?



母コラソン・アキノ元大統領の肖像を前に取材に応じるフィリピンのアキノ大統領=2010年5月、ルソン島中部タルラック(AFP=時事)
 【マニラ時事】フィリピンのアキノ大統領は28日、改憲した上で2016年の次期大統領選に自身が出馬する可能性について「正しい方法だと思わない」と述べ、否定した。実業家向けの演説で明らかにした。
 フィリピン憲法は再選を禁止しているが、アキノ大統領は8月、改憲による再選に含みを残す発言を行った。この発言に反発が出ていた。
 フィリピンでは、1986年の「ピープルパワー革命」で打倒されたマルコス長期独裁政権への反省から、アキノ大統領の母親である故コラソン・アキノ大統領時代に大統領再選を禁じる憲法が制定された。(2014/10/28-19:39)

6706チバQ:2014/10/28(火) 22:18:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014102800657
改革誌社長に胡耀邦氏長男=強まる圧力、言論守る狙い−中国



中国の月刊誌「炎黄春秋」10月号
 【北京時事】中国共産党史の真相に迫ったり、政治改革を求める主張を展開したりする改革派知識人の言論の場として影響力を持つ月刊誌「炎黄春秋」の新社長に、1980年代の改革派指導者・胡耀邦元党総書記の長男・胡徳平氏(71)が就任した。同誌をめぐっては、政府が主管機関を学術団体から文化省系団体に切り替えることを命じるなど圧力が強まっている。同じ太子党(高級幹部子弟)として「習近平国家主席に近い」(共産党筋)とされる胡氏をトップに据えることで改革志向の言論を守る狙いがあるとみられる。(2014/10/28-16:03)

6707チバQ:2014/10/28(火) 22:18:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014102800807
次期長官選の布石か=親中派がシンクタンク−香港



香港の董建華・初代行政長官=9月3日、香港(AFP=時事)
 【香港時事】初代香港行政長官で中国の国政諮問機関・全国政治協商会議(政協)副主席の董建華氏率いる親中派のシンクタンク「香港団結基金会」が11月10日、発足する。28日付の地元各紙が報じた。政界では、2017年に実施される次期長官選への布石とみられている。
 シンクタンクには董氏のほか、梁錦松・元財政官(閣僚)、唐英年・元政務官(同)、前香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)総裁の任志剛氏ら親中派の大物が参加する。(2014/10/28-18:04)

6708チバQ:2014/10/29(水) 06:25:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000097-mai-cn
<香港デモ1カ月>民主派内に亀裂、迷走 漂う手詰まり感
毎日新聞 10月28日(火)21時11分配信

<香港デモ1カ月>民主派内に亀裂、迷走 漂う手詰まり感
香港の大規模デモ発生から1カ月がたった28日、金鐘地区の最大占拠エリアではデモ参加者が行動の象徴となった傘を一斉に差して抗議した=2014年10月28日、鈴木玲子撮影
 【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革に反発する民主派の大規模デモは28日で1カ月が経過した。民主派内部では抗議手法を巡って穏健派と強硬派の亀裂が深まっているとされ、政府への要求が二転三転するなど迷走している。28日には大規模集会を開き、団結力をアピールしたが、手詰まり感が漂う中、抗議行動は岐路に立たされている。

【写真特集】香港デモ、傘とこん棒

 集会は、政府庁舎などがある金鐘(アドミラリティ)地区の最大占拠エリアで開かれた。先月28日に警察がデモ鎮圧のために催涙弾を使用した時刻に合わせ、運動の象徴になった雨傘を一斉に開きながら、民主的な選挙制度の導入を訴えた。

 21日に政府と対話した民主派の学生団体「大学生連合会」(学連)は28日、政府側の対話責任者であるナンバー2の林鄭月娥(りんてい・げつが)政務官(閣僚)に対する公開書簡を発表し、対話再開の条件を示した。書簡では、中国が決めた制度改革の原則の撤回要求のほか、住民の一定の支持があれば立候補できる「住民指名」制度の導入を掲げ、香港政府がこの要求を受け入れられない場合、中国の李克強首相らに学生との直接対話を要請するよう求めた。

 抗議行動は学連など二つの学生団体を主軸に進んできたが、急進的勢力も参入し、統制が取れない場面が増えている。17日夜には九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)で占拠エリアの「奪還」を狙う急進派の呼びかけで約9000人が集まり、警察と衝突した。

 21日の学生側との対話で政府は、(1)各界代表による議論の枠組みをつくる(2)中国政府に香港の最新情勢を報告する−−と提案。学生側は政府提案に対して市民の意見を集約するため26、27の両日、占拠エリアでの投票実施を発表した。「住民指名」の導入などについて賛否を問うものだったが、26日になって投票中止を発表。「協議不足」などを理由に挙げたが、内部の混乱ぶりを改めて示した。

 香港メディアは28日、街頭行動の発起人の一人で香港大学准教授の戴耀廷(たいようてい)氏と香港中文大学准教授の陳健民氏が大学の講義に戻ると報じた。戴氏は「退去ではない」と説明したが、占拠行動に影響を及ぼす可能性もある。

 香港政府側も事態収束に結びつく打開策を見いだせず、梁振英(りょうしんえい)行政長官は苦境に立たされている。香港中文大の世論調査(10月21〜23日)によると、梁長官に対する評価は2012年の就任以来、最低の結果となった。

 さらに梁長官の「舌禍」が混乱に拍車をかけた。欧米メディアとのインタビューで梁長官は「住民指名」制度を導入すれば、「月収1800米ドル(約19万円)以下の低中所得者層が選挙を主導することになる」と発言。25日には、現行制度で長官を選ぶ選挙委員会に関し「何の経済的貢献もないスポーツ界や宗教界の代表も参加していた」と発言し、波紋を広げた。相次ぐ失言に親中派からも批判が噴出。梁長官は28日、「誤解があったなら申し訳ない。我々はどの分野も重視している」と釈明に追われた。

6709チバQ:2014/10/29(水) 06:26:10
 ◆香港の大規模デモを巡る主な動き◆

8月31日 中国が行政長官選挙への民主派の立候補を事実上不可能とする制度改革の原則を発表

 9月28日 民主派の学生らが金鐘の幹線道路を占拠

10月2日 梁振英行政長官が辞任要求を拒否

   3日 旺角で占拠反対派と学生らが衝突

14〜15日 学生らが金鐘で新たに道路を占拠。警察が強制排除し、45人を逮捕

   16日 政府が対話の意向表明、学生側も受け入れ

17〜18日 旺角で警察がバリケード撤去。反発したデモ隊と警官隊が衝突し、他地区を含め33人逮捕

  21日 政府と学生側が初の対話

  23日 政府提案に対し学生側が投票実施を発表

  26日 民主派が実施直前に投票中止を発表

6710とはずがたり:2014/10/29(水) 14:58:55
徐才厚摘発を巡り暴露された中国軍の内情
摘発理由は薄煕来? 最大の「黒幕」江沢民との関係
2014年07月29日(Tue)  弓野正宏 (早稲田大学現代中国研究所招聘研究員)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4065


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