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大中華世界的話題

3876チバQ:2012/08/20(月) 22:56:39
>>3717>>3808
http://mainichi.jp/select/news/20120820k0000e030159000c.html
ミャンマー:イスラム系民族、安息求めインドネシアに
毎日新聞 2012年08月20日 13時36分(最終更新 08月20日 13時48分)


ミャンマーで治安部隊に虐殺されたとされるロヒンギャの遺体の写真を前に、銃撃の様子を再現するムハンマドさん=インドネシア西ジャワ州ボゴールで、佐藤賢二郎撮影
拡大写真 ミャンマー西部で続く仏教徒とイスラム教徒の対立の影響で、迫害を逃れてインドネシア入りするイスラム系少数民族「ロヒンギャ」が急増している。人口の約9割をイスラム教徒が占めるインドネシアへの永住を希望する者が多いが、同国は国連の難民条約に加入しておらず、定住は許されない。宗教的自由を手にしたロヒンギャたちは、インドネシア政府に条約への早期加入を求めている。

 ミャンマー西部ラカイン州で今年5月に仏教徒の少女がイスラム教徒とみられる集団に暴行、殺害される事件が発生し、報復合戦が激化して双方で約80人が死亡、ロヒンギャを中心に約6万人が家を失った。インドネシア西ジャワ州には7月下旬、ロヒンギャ23人を乗せた密航船が到着した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のジャカルタ事務所によると、昨年末にインドネシアで登録されたロヒンギャは計168人だったが、今年1月から7月末までに新たに難民申請したロヒンギャは計394人に上った。

 仏教徒が多数のミャンマーでロヒンギャは差別と迫害を受けてきた。「イスラム教徒にとってインドネシアは天国。ミャンマーは地獄だった。人権も信教の自由もなく、恐怖におびえる毎日だった」。カリムさん(32)は昨年5月、妻子と共に祖国を離れ、タイ、マレーシアを経て3カ月後にインドネシアに着いた。

 ミャンマーで経営していた衣料品店は政府軍兵士に強制的に閉店させられ、3歳上の兄は警察に連行されて行方不明。民主化運動を支持していたカリムさんも危険を感じ、脱出を決めた。

 ◇難民条約未加入、定住は許されず
 難民申請中のカリムさんは国際移住機関(IOM)の支援を受けて西ジャワ州ボゴールの民家で暮らす。いずれ、オーストラリアなど第三国に移送される見通しだが、「インドネシア国籍を取得し、働いて家族を養いたい。インドネシア政府は早く難民条約に加入してほしい」と話す。

 近くに住むカリムさんの兄、ムハンマドさん(38)も「私たちが欲しいのはお金ではなく、イスラム教徒らしく生きる自由だ。異教徒が多い豪州やニュージーランドではなく、インドネシアで暮らしたい」と語る。

 しかし、インドネシア政府は経済的負担の増加と、テロリストなどの流入による治安悪化を理由に難民条約加入に消極的な姿勢を崩していない。密航者は「不法移民」として入管施設に収容され、UNHCRの審査を経てIOMに引き渡されるが、移転先も飽和状態だ。収容の長期化による健康被害も懸念されている。

 子供19人を含むロヒンギャ約80人を収容するスマトラ島リアウ州の移民拘留センターではオリで囲まれた部屋に複数のロヒンギャが閉じ込められ、寝具は薄いマットだけだ。9カ月前に収容されたロヒンギャの男性(35)は地元メディアの取材に「このままでは凍え死んでしまう」と訴えている。【ジャカルタ、ボゴール(西ジャワ州)で佐藤賢二郎】


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