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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4663チバQ:2012/06/28(木) 23:28:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120628/amr12062808560000-n1.htm
【今、何が問題なのか】
大物逮捕、殺害…メキシコ「麻薬戦争」は終わり?
2012.6.28 08:18 (1/3ページ)

「麻薬組織の大物の息子」の逮捕発表で、カメラの前に引き出された容疑者の男性(中央)。その後、別人と判明した=21日、メキシコ市(AP)
 7月1日に大統領選を控えたメキシコで、治安当局が麻薬密売組織の大物の息子を逮捕したと発表したが、直後に別人と判明。現政権が進めてきた「麻薬戦争」の成果の一つと絶賛した政権与党は、顔をつぶされた格好になった。選挙戦では与党候補の苦戦が伝えられる。政権交代となれば、“戦況”はどう変化するのか。きょうのテーマは「麻薬戦争は終わり?」とした。(内畠嗣雅 SANKEI EXPRESS)


旧与党が政権奪還か


 メキシコはいまは野党の制度的革命党(PRI)が2000年まで71年間、一党支配した。だが、00年、06年の大統領選では、国民行動党(PAN)の候補が連勝=大統領は任期6年、再選禁止。「麻薬戦争」は、06年に就任したPANの現職、フェリペ・カルデロン大統領(49)が始めた。軍を動員して麻薬組織の壊滅を目指したのだが、当局と組織の衝突、組織間の抗争が激化して暴力が蔓延(まんえん)。5万人の死者を出すに至った。選挙戦での与党候補、ホセフィナ・バスケスモタ元教育相(51)の苦戦の要因となっている。

 PRI一党支配の時代は、「平和」と政治家への賄賂の見返りに、麻薬組織の活動は黙認された。長期政権と組織がなれ合っていたのだ。麻薬消費国であり、密輸を阻止したい米国は、カルデロン政権の麻薬戦争を支持し、組織撲滅のための資金、情報を提供してきた。米国では、PRIが政権を奪還した場合、かつてのなれ合いが復活するのではないかとの懸念も強い。


なれ合い復活の懸念


 PRIの大統領候補、エンリケ・ペニャニエト前メキシコ州知事(45)は、支持率で一貫して優位に立っている。国内外に向け、「なれ合いの復活はない」と繰り返し強調してきた。麻薬組織対策では、組織撲滅の努力は続けるが、対決姿勢を前面に出すのでなく、「殺人や誘拐、恐喝などから国民を守ることに重点を置く」という。麻薬戦争で動員された軍については、「適切な時期まで任務にあたる」と早期の撤退を否定した。

 支持率で2番手につけるのは、06年大統領選で小差で落選した革命民主党(PRD)のアンドレス・ロペスオブラドル氏(58)である。暴力の背後にある政治腐敗や貧困と戦うという。

 ペニャニエト氏は暴力をなくす具体的な方法を提示しておらず、麻薬組織と取引するのではないかとの疑念がぬぐえない。ロペスオブラドル氏がいう腐敗の一掃、貧困対策は大切だが、麻薬組織対策としては長期的なものでしかない。バスケスモタ氏は現政権の対決姿勢を継承、対策にあたる国家警察を現行の4倍の15万人に増強するとしている。


「大物の息子」は別人


 今月21日、メキシコの治安当局は麻薬組織、シナロア・カルテルの最高幹部ホアキン・グスマン容疑者(55)の息子の一人、ヘスス・グスマンサラサル容疑者(26)を、麻薬関連の容疑で逮捕したと発表した。グスマン容疑者は01年に刑務所を脱獄。グスマンサラサル容疑者は後継者としての地歩を固めつつあるという。

 現政権の麻薬戦争は、組織の大物の逮捕や殺害などの成果を挙げており、これもその一つだと、バスケスモタ氏を含む与党幹部、さらには米取り締まり当局も絶賛した。「グスマンサラサル容疑者」は手錠姿でテレビカメラの前に引き出された。

 だが、22日、逮捕された男性の母親が「あれはグスマンサラサル容疑者でなく、私の息子だ」と、家族写真を持って名乗り出た。治安当局は別人だったことを認めたが、間違えた経緯は明らかにしていない。

4664チバQ:2012/06/29(金) 12:45:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012062902000100.html
麻薬戦争 メキシコ5年半、6万5000人死亡
2012年6月29日 朝刊

 【ニューヨーク=青柳知敏】七月一日に大統領選が投票されるメキシコで、カルデロン大統領が麻薬密輸組織掃討作戦を開始してからの五年半に、戦闘で死亡した組織メンバーや治安要員と、巻き込まれて犠牲になった市民を合わせた死者総数が約六万五千人に上ることが分かった。米国への密輸ルートの出口となる北部国境地帯の治安が悪化し、「麻薬戦争」は泥沼化。対策は大統領選の最大の争点となっている。

 掃討作戦は、二〇〇六年十二月に就任したカルデロン大統領が内外に宣言。米国境を中心に約六万人の治安要員を送り込み、密輸ルート封じ込めと組織解体を目指している。米政府は中央情報局(CIA)の工作員を新たに派遣するなど昨年から支援を強化した。

 メキシコとの国境問題に詳しい米ニューメキシコ州立大のモリー・モロイ研究員によると、カルデロン政権発足後にメキシコ国内で殺害された同国民は十万九千二百六十五人。うち、政府統計や現地メディアの報道などを基にした麻薬戦争関連の死者は、推計で約六割の六万五千五百五十九人に上るという。

 掃討作戦の最前線都市シウダフアレスでは、今年一月から五月までに約四百九十人が殺害された。ただ、虐殺現場に遭遇した住民は「当局が発表する死者数は実際よりも少ない」と証言した。


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