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文部スレ

1とはずがたり:2005/05/22(日) 12:54:46
教育一般。

文部科学省
http://www.mext.go.jp/

4108さきたま:2020/10/31(土) 12:22:48
キレたらひどい先生、発火点は生徒が無断で食べたアイス 傷害容疑で逮捕
10/29(木) 23:00配信 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/c219b64358d8b58d4aa1d60545aa37502d8fd1c8

 「怒り」とはそもそも人間の防衛本能であり、誰しもが持っている感情だ。ただそれが一線を越えると-。兵庫県宝塚市の中学校で9月、柔道部員の男子生徒2人に暴行を加え、重軽傷を負わせたとする傷害容疑で顧問教諭が逮捕された。無断でアイスクリームを食べられ、立腹したのが事の発端。教諭は過去にも体罰で処分歴があり、怒りを予防・制御する「アンガーマネジメント」の研修を自主的に受けていたが、効果はまるでなかったようだ。

■背骨折られ全治3カ月

 兵庫県警や宝塚市などによると、事件は9月25日午後に起きた。舞台は宝塚市立長尾中の柔道部。顧問の上野宝博(たかひろ)容疑者(50)は、生徒2人を投げ飛ばしたり、寝技をかけたりするなどしてけがをさせたとされる。うち1人は背骨の一部である胸椎を骨折して全治3カ月の重傷。もう1人は首を打撲する軽傷だった。

 生徒側からの被害届を受け、県警が捜査を開始。10月12日、傷害容疑で逮捕された。容疑をおおむね認めているという。

 逮捕が報じられて以降、宝塚市教育委員会には「何でそんな教諭が働き続けているんだ」「野放しにされるのはおかしい」といった意見が相次いでいる。

 市教委の担当者は、上野容疑者の特徴をこう説明する。「普段は冷静で、よい先生との評判もある。だが一度キレると、自制が利かない」

 安全であるべき学校内で生徒が教諭から暴行され、重傷を負った異様な事件。引き金も理不尽だった。

 容疑者は、冷凍庫に保管していたアイスクリームを生徒2人が無断で食べたことに立腹。生徒側から謝罪を受けても気は収まらず、他の部員の前で「練習」と称して暴行を加えた。1人は暴行中に失神したが、容疑者がビンタで起こし、引き続き投げ技を繰り返したとされる。

 現場には副顧問の男性教諭もいた。ただ容疑者の行動に恐怖を抱き、制止にも入らなかった。副顧問についても、市教委には「なぜ傍観していたのか」と厳しい意見が寄せられている。

■訓告に減給 3度の処分歴

 実は、上野容疑者には体罰で処分歴がある。市教委の説明によると、前任校に勤務していた平成25年2月以降、生徒にビンタをしたり、胸ぐらをつかんで押し倒したりしたとして2度の訓告処分を受けた。また同年10月には、生徒の顔に頭突きをして鼻の骨を折ったとして減給の懲戒処分を受けている。とはいえ免職にはなっておらず、市教委は「(教職を)続けることはルール上問題はない」としている。

 上野容疑者は処分後、怒りの感情をコントロールする方法を学ぶ「アンガーマネジメント」の研修を自主的に受けていた。講習は市教委などが主催したものではなく、真意や受講回数は明らかになっていない。ただ、一度火が付くと止められない欠点は自覚していたとみられる。

■場当たり的対応に限界

 文部科学省によると、30年度に全国の学校で発生した体罰は767件。このうち被害者側が負傷した事例は100件を超える。「以前は信念を持った体罰が問題になっていたが、最近は(教員の)精神的な幼さを感じるケースが多い」。日本アンガーマネジメント協会(東京)の安藤俊介代表理事が指摘するように、感情の制御が利かなくなり、体罰に及んでしまう教員は少なくないようだ。

 上野容疑者が受けたとされるアンガーマネジメントについて、安藤氏は「研修には段階があり、どのような研修を受けたのかは分からない」と前置きしたうえで、「本人が意識して取り組まなければ効果はない」とくぎを刺す。

 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部で24年、体罰を受けた男子生徒が自殺した問題などを機に、各地で対策も進む。東京都教委では26年度から、体罰や不適切な指導をした教員を対象にアンガーマネジメント研修を実施。日本アンガーマネジメント協会が構築した1回3時間のプログラム受講を義務付け、再発防止に努めている。

 同様の対策に乗り出している自治体は少なくない。ただ「民間企業ではパワハラなどの未然防止を目的に導入している。だが教育現場では体罰など問題が起きてから、というケースが多い」(安藤氏)。全国で相次ぐ教諭によるわいせつ問題と同じく、体罰問題への議論や制度改革も問われている。

4109さきたま:2020/10/31(土) 12:37:10
>>4108
2020/10/16 23:11神戸新聞NEXT
中学柔道部傷害事件 過去の体罰処分時に部活指導を離れず
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013796894.shtml

 兵庫県宝塚市立長尾中学校で、柔道部顧問で同校教諭の男(50)=傷害容疑で逮捕=が1年生の男子部員2人に柔道技で重軽傷を負わせた事件で、教諭の男が過去に体罰により3度の懲戒・訓告処分を受けた際、部活動の指導を継続していたことが16日、同市教育委員会への取材で分かった。また処分後、教諭の男に研修などを課した記録が残っていないことも明らかになった。

 部活動の指導を巡るトラブルが多発する中、体罰をした教員を処分するだけでなく、再発防止のための取り組みが問われそうだ。

 教諭の男が過去に3度体罰をしたのは、いずれも前任の中学在籍時。2011年11月に柔道部の部活中に生徒を平手打ちし、12年11月には部活外で生徒を押し倒すなどして口内裂傷などのけがを負わせた。13年6月には部活外で生徒に頭突きをして鼻骨骨折させた。

 一方、3度目の体罰があった前月の13年5月ごろ、県教育委員会は市教委に対し「部活動の指導で」との前提で「懲戒処分を受けた教員には当該部活動の指導を行わせない」とする通知を出していた。教諭の男は3度目の体罰で減給の懲戒処分を受けたが、体罰が部活外で行われたことなどから、部活指導から外されなかったとみられる。

 また、市教委は今回の事件後の13日の会見で「3回の処分を受け(怒りを制御する)アンガーマネジメントの研修を受けたと顧問(教諭の男)から聞いた」と説明したが、リポートなどの記録は残っておらず、時期や内容を把握できていないことも判明。当時、体罰を毎年振るい、生徒のけがも年々ひどくなったが、学校管理職との面談を通して指導しただけで、その記録も残っていないという。

 市教委は、処分者に対する研修や部活指導への復帰の在り方を検証するとしている。(大盛周平)

4110さきたま:2020/10/31(土) 12:41:16
>>4109
2020/10/20 05:00神戸新聞NEXT
中学柔道部傷害事件1週間 教師体罰、警察頼みに
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013796894.shtml

 兵庫県宝塚市立長尾中学校の柔道部顧問が男子生徒2人に重軽傷を負わせた傷害事件は19日、顧問の男(50)が逮捕されて1週間となった。学校や市教育委員会はこれまでに体罰で3回処分しながら、結果的に止められず、警察による異例の対応となった。市教委は部活動外の体罰でも懲戒処分された教員は一切の部活動で指導をさせないという独自の対応を検討する方針を示したが、再発防止につながるかどうかは依然不透明だ。(大盛周平、村上貴浩)

 9月25日午後4時半ごろ、同校体育館2階の武道場。柔道部OBが差し入れたアイスキャンディーが前日になくなり、男は1年生2人が食べたことを認めると、稽古と称して暴力を振るい始めた。

 2人は柔道初心者で、背骨が折れた部員には10回以上の投げ技をかけ、絞め技で失神させた。さらに馬乗りになって平手打ちで目覚めさせたという。

 その後、部員は逃げようとするも寝技をかけられ、技がとけると武道場を脱出。続いて仮入部中のもう1人は柵を握って抵抗したが、引き離されて寝技をかけられ軽傷を負った。

 午後5時すぎ、出ていった部員を複数の教員で捜し、自宅に電話すると保護者に「帰宅後に震えて様子がおかしい」と告げられた。男と40代の男性副顧問は学校側の聞き取りに当初「きつめの指導」と答えたが、保護者の報告を受けて体罰と認めたという。

     ◇

 男は16年から長尾中に赴任。「細やかな指導で生徒の心を支えている」(校長)、「『いい先生だった』と多くの卒業生から聞く」(市教委)と評価されつつも、別の中学校にいた13年に体罰で3回の懲戒・訓告処分を受けていた。

 ただ、兵庫県教委は当時、部活動中の体罰で懲戒処分された場合は「当該の部活動から外す」と定めていたが、男は生徒指導中だったとして顧問を継続。19年に規定が「一切の部活動をさせない」という趣旨に見直されても指導を続けていた。

 中川智子市長は19日の会見で「(状況を問わず)体罰を繰り返した教員を顧問にしていたこと自体が問題だった」と説明。市教委は部活動外の体罰にも厳しい対応を取る意向を示し、全小中学校に体罰の実態調査をすると明かした。

 研修などの成果も検証されていなかった。男は「(過去に)アンガーマネジメントを受けた」と証言したが記録はなく、今年8月には市教委が開いた生徒指導担当者向けの研修会を受講したばかりだった。

     ◇

 市教委によると事件の約1週間後、暴力を受けた生徒2人の家を担当者が訪ね、「体罰は犯罪。警察に被害届も出してください」と保護者に伝えていた。

 「悪質性が高く、純然たる傷害事件と判断した」と捜査幹部。12日、学校は全校保護者向けの説明会を開催。謝罪した男が会場から出てきた際、県警宝塚署員が同行を求めたという。県教委によると、県教委が任命した教員が部活動中の体罰で逮捕されたのは過去10年間で初めてという。

 県内では昨年、市立尼崎高校の男子バレーボール部員が男性コーチに顔をたたかれて一時意識を失う問題があり、硬式野球部でも体罰が発覚。宝塚市でも今年6月、市立中学校の女子生徒が部活動中の厳しい指導で精神的に追い詰められ、校舎から転落して重傷を負ったとして、男性顧問が停職処分を受けている。

     □     □

■全柔連調査へ

 全日本柔道連盟(全柔連)の中里壮也専務理事は19日、オンラインで報道陣の取材に応じ、宝塚市立長尾中柔道部の傷害事件について、全柔連のコンプライアンス委員会が調査に乗り出す方向性を示した。懲戒処分を含めて検討する。

4111さきたま:2020/10/31(土) 12:45:19
>>4110
2020/10/31 07:00神戸新聞NEXT
中学柔道部傷害事件 宝塚市教委はなぜ刑事告発しなかったか
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013827302.shtml

 兵庫県宝塚市立長尾中学校の柔道部顧問が生徒2人に重軽傷を負わせた事件で、同市教育委員会が、顧問の教諭(50)に傷害罪が適用される疑いを把握しながら刑事告発しなかった対応を巡り、教育現場の姿勢が問われている。隣の尼崎市は同様の体罰があれば市教委や学校が「進んで告発すべき」との方針を明文化しており、専門家は「公務員として責任放棄になるという認識が欠けている」と指摘。一方で、被害者側の意向を聞く必要があるとして、慎重さを求める声もある。(大盛周平、名倉あかり)

 背骨が折れて全治3カ月になっている-。宝塚市教委が生徒1人の重傷を知ったのは事件から1週間後の10月2日。それ以前に被害者2人がけがをして両家族が警察に相談をしていることは把握しており、市教委でも警察への対応を検討していたところだった。

 刑事訴訟法は、公務員が職務中に犯罪があると思ったときには告発しなければならない-と規定する。

 教員の体罰問題に揺れた尼崎市教委は今年6月、「体罰の程度がひどく、明らかに傷害や暴行罪が成立することが疑われる場合」は、被害者側の意向にかかわらず、学校や市教委が「進んで教員を告発すべき」とする方針をまとめた。

 しかし今回、宝塚市教委は告発を見送った。10月2日に担当者が被害に遭った生徒の家を訪ねた際、「被害届を出すのは引き止めない」との趣旨を伝えるにとどめた。尼崎市教委が定める告発方針は知っていたというが、宝塚市教委は「被害を受けた家庭の意向を大切にしようと考えた」とした。

 結果的に2人の被害者家族が10月10、11日、宝塚署に被害届を提出。翌12日夜、顧問の教諭が傷害の疑いで逮捕された。

     ◇

 兵庫県教委によると、神戸市を除く県内の公立小中高校などで、教員による児童生徒への体罰で刑事事件になったのは過去10年で少なくとも8件。ただ「体罰で市町教委が刑事告発した事例は聞いたことがない」とする。

 一方、生徒の「校内暴力」を巡って学校が警察に届けるハードルは下がっている。県警によると、生徒が教員に暴力を振るったとして摘発、補導された県内の児童生徒は最近こそ減少傾向にあるとはいえ、過去10年で166人に上っている。

 尼崎市教委の松本眞教育長(41)は体罰の告発方針について「わいせつ行為といった校内の犯罪行為が事件化されるのに、なぜ体罰だけされないのかという点が立脚点だった」と話す。現場から「指導に萎縮してしまう」との声もあるというが、「子どもの安全のためには、こうしないと変わらない」として抑止力の必要性を説く。

 文部科学省初等中等教育企画課によると、体罰を巡って市町教委が告発した例は調査をしたことはないという。担当者は「事案を個別に判断し、法にのっとって対処していくしかないのではないか」とする。

 宝塚市教委は「今後、尼崎のような方針策定の必要性も考えなくてはいけない」としている。

■ケースごとに対応を

 生徒指導論が専門の関西外国語大学の新井肇教授の話 学校には「家」的な要素があり、校内で起きた事案に警察の力を借りるのは「指導の敗北」という感覚もある。わいせつ案件と違い「熱意のあまりに」などと教員を擁護する傾向があるのも告発の例がない一因ではないか。社会で許されない暴力が学校で許されないのは当然だが、市町教委や学校の告発については一律にすべきとは言えない。被害生徒の保護者らの理解を得ながら、誰がどの時点で警察に届けるかをケースごとに相談すべきだ。

■しないのは責任放棄

 尼崎市教委が設置した体罰根絶有識者会議メンバーの四宮章夫弁護士の話 体罰は人権侵害であり、違法行為。傷害を負わせたら公務員として告発する義務があり、しないのは責任の放棄になる。市町教委や学校が告発することは体罰が問題であると自覚し、解消に向かわせる出発点になる。体罰を受けた子どもの保護者が被害届を出せば「子どもにも原因がある」などの批判にさらされかねない。被害生徒や他の先生を守るという意味でも、市町教委や学校が矢面に立って主体的に告発すべきだ。

4112さきたま:2020/10/31(土) 12:47:55
>>4111
全柔連が「暴力行為根絶宣言」 宝塚の中学校体罰で再度注意喚起
2020年10月30日 19時51分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/65391
 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長は30日、兵庫県宝塚市立長尾中柔道部で顧問の男性教諭が男子部員に体罰を加えて重傷を負わせた問題を受け「柔道に暴力は決して存在してはならない。愛のむちなる言葉で美化される暴力は、決して柔道と相いれないものである」など3項目からなる「暴力行為根絶宣言」を発表した。
 全柔連は女子選手に対する暴力指導問題の再発防止を目指し、2013年8月に同様の宣言を発出。一時は改善傾向だったが再び多くの暴力事案が報告され、内容や文言を変えて再度の注意喚起を決めたという。


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