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マスコミ

781杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/12/07(月) 19:43:24
今の世代に歴史的な判断を下す二週間──COP15を前に
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/dec/06/copenhagen-editorial

われら──45カ国56紙──は、異例とも言うべき共通の社説を以ってここに一つの声を挙げる。人類の歴史的危機に直面している今、その必要があるからだ。

《問題は現実になっている》

最早断固たる行動をとらない限り、気候変動は我々の惑星ばかりか繁栄や安全さえも脅し続ける。一世代を経て、危険性は明らかになってきている。過去14年間のうち11年で前年より温暖化が進んでいるという事実が語られ、北極の氷山の溶解が昨年起きた様な石油や食料品価格の乱高下の様なを齎すと予測されている。科学誌では人間に責任があるか否かという問題は当の昔に過ぎていて、被害を抑える時間がどのくらい残されているかが議論されている。なのに、世界の反応は鈍いか中途半端だ。
多年にわたる気候変動は永遠に及ぶ結果をもたらし、それを抑えるがための方策は次の14日間で決まる。192ヶ国が一同に会するコペンハーゲンで、我々は互いに非難したり失敗を擦り付けたりせず今迄の失策を奇貨とすることを切に望む。問題は東と西・富裕層と貧困層の争いではなく、誰の頭上にも降りかかり誰もが解決に取り組まねばならないものなのだ。
科学は複雑だが、事実は明確だ。世界は、気温上昇を2度以内に抑え、今後5年ないし10年以内に排出物の削減に努めなければならない。我々が何とかできるだろうという3〜4度程度の気温上昇でも、農地が砂漠化し陸地が暑くなってしまうのだ。生物種の半分が絶滅し、全世界で数百万もの人々が海面上昇の被害を蒙りかねない。イギリスで発覚したという「温暖化詐欺」をめぐる騒動ですら事態を泥沼にしこそすれ、こうした現実に微塵たりとも影響しなかった。

《やり直しは利かない》

コペンハーゲンで完全に練られた合意がなされると信じる人は、殆どいないだろう。だがオバマが登場して、アメリカが長い間の独善から国際協調へ復帰したことは一つの進歩だ。アメリカ議会での議論で見る様に国内政治を乗り越えねば国際協調もままならないことからして、世界はいまだアメリカに振り回されっ放しというのが現実である。
それでも、コペンハーゲンでは、公平かつ効果的な必要最低限の論点と合意形成のためのスケジュールで合意を図れるだろうし、合意しなければならない。来年6月にはボンで会合が持たれるが、それを最終的なリミットにしなければならない。ある代表者が言うように「延長時間はあっても、やり直しは利かない」のだから。


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