したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

マスコミ

744名無しさん:2009/10/17(土) 13:33:53
>>743

 こうやって始まったのが、亀井大臣による世にも奇妙な1日2回の同じ内容での記者会見なのだ。

 3回目の記者会見に出席した直後、筆者は日本外国特派員協会で取材を受けていた。鳩山政権が記者会見の開放を反故にするという「公約違反」をしでかしてからというのもの、筆者の元には海外メディアからの取材が殺到している。内容はどれもが記者クラブ制度に関するもの。この日はそれぞれシンガポールと中国の新聞からの取材だった。

「長い年月をかけ、私たちジャーナリストは時に団結し、情報を隠そうとしがちな権力者や政治家に対して、記者会見を開いて説明責任を果たせ、と要求してきました。でも、世界の中でここ日本だけが、大臣が記者会見をオープンにしろと言っているのに、記者たちがダメだと言っている。まったく理解できない。説明してくれないか」

 もちろん筆者にも説明がつかない。記者クラブ制度の奇妙さはこれだけには留まらないが、総じてどんな理屈をこねくり回しても説明のつかないものばかりである。

 筆者は、あきれ果てるSPHのフー・チュウウェイ特派員と中国時報の黄青青支局長に対して、「きっと意味不明の詭弁を弄して、自らのつまらない既得権益を守ろうとしているのだろう」という説明を加えた。

 だが、当然、彼女らは納得がいかない。逆に、「いったいどんな利益があるというのか」と突っ込まれ、こちらが黙ってしまった。

 記者クラブ制度の欺瞞はいまにはじまったことではない。だが、亀井大臣や、大塚耕平副大臣、田村謙治政務官の政務三3役がみな完全にその問題を把握している役所では、このように正しい形での会見が行われ始めている。

 政権交代によって、政治家と霞が関の関係は確実に変わり始めている。

 その変化の中で、実はもっとも旧態依然とした「アンシャンレジーム」は、記者クラブメディアなのだと、亀井大臣らは警告を発しているのだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板