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マスコミ

738名無しさん:2009/10/17(土) 13:24:33
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/15/news007.html

コラム
相場英雄の時事日想:
“上から目線”の記事はもういらない……政権交代とメディアの関係 (1/2)
最近のメディアは“上から目線”の記事が多い――と感じたことがある人も多いのでは。東京発の記事が多いのは仕方がないことかもしれないが、もう少し“田舎者の視点”を取り入れるべきではないだろうか。

 過日、取材で東北を訪れたときのこと。地元関係者と盃を重ねるうち、「最近の大手メディアの論調は『上から目線』が多い」との声を何度も耳にした。疲弊する地方経済を救う、あるいは各種補助金政策に関する記事について、「中央(東京)が決めた施策を東京のメディア人が伝えるので、『地方を救ってやる』的な論調が鼻につく」というのだ。

 新潟の片田舎を離れて20数年、すっかり東京の生活に慣れ切った筆者は耳が痛かった。地方の不満の根源には、最近のメディアが抱えるある病根がある。それは地方の視点、換言すれば田舎者の視点が欠如していることだ。

醜い喧嘩
 本稿の本筋である“田舎者の視点”に触れる前に、まずは筆者が見聞きしたマスコミの現場エピソードを紹介したい。

 「醜い喧嘩だったよ」――。

 数年前、筆者が東証の兜記者クラブに所属していた際、某テレビ局記者が溜息をつく場面があった。溜息の原因は、クラブ内の大手紙ブースで、キャップとサブキャップが大喧嘩を繰り広げたこと。エゴの強い記者同士が取っ組み合いの喧嘩をするのは日常茶飯事だけに、同じ様なことが繰り返されただけかと思ったが、テレビ局の記者によるとこの大手紙内部のもめ事はこういった類のものではなかったというのだ。

 揉めた大手紙の両名は東大出身のエリート記者。指示に従わないサブキャップに対し、キャップが先輩面で強い調子でなじったのだ。が、これに対しサブキャップは、自身の出身高校の名を挙げ、キャップに反撃したのだという。

 「両名ともに東京の中高一貫の超名門校出身で、互いの先輩著名人の名を挙げて意地を張り合い、収拾がつかなかった」(テレビ記者)。つまり、エリート意識丸出しのエゴがぶつかった結果、記者クラブという公共の場を凍り付かせる事態が発生し、テレビ記者をもってして「醜い喧嘩」と言わしめたのだ。

 閑話休題。

 大手と言われる在京紙や通信社、あるいはテレビ局の報道部門に配属されるには、100倍近い競争率を勝ち残る必要がある。筆者のようにバブル期入社のずぼら記者はもはや存在せず、現在はおのずと有名大学出身者が多くなるのは当然の帰結と言えよう。

 大手メディアの報道マンには、先の大手紙のキャップ、サブキャップのように有名大学に進む前段階として、超が付く難関中高一貫校を卒業した向きが少なくない。同窓のよしみで、政財界のVIPの取材がスムーズに運ぶというメリットはあるが、「最近はエリート意識が強い輩ばかりで、“後輩面”で図々しく接触してくる記者も多い」(中央官庁幹部)との側面があるのは否めない。つまり、鼻持ちならない若手エリート記者が増殖しているというわけだ。


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