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マスコミ
612
:
名無しさん
:2009/09/08(火) 08:41:46
>>606-608
http://www.pjnews.net/news/56/20090908_6
「産経ツイッター事件」は何を意味したか=「編集の重要性」と「読者の囲い込み」
2009年09月08日 08:25 JST
【PJニュース 2009年9月8日】産経新聞社会部選挙取材班がネットつぶやきサイトの「ツイッター」で独自ページを作り、衆院選に関して「民主党さんの思うとおりにはさせないぜ」などと不適切な書き込みをし「これまで同様に客観的な事実に基づき、中立的な立場に立った上で、公正な報道をするよう、さらなる努力をしていきます」などと謝罪した事件が、マスコミ界で大きな波紋が広がっているようだ。そこでこの事件について私なりの考えを披露したい。論点は2つ。「エディティング(編集)の重要性」と「記事の差別化と読者の囲い込み」である。
産経ツイッター事件は、「エディティング(編集)」という意味をあらためて問い直すものであった。プロのジャーナリストであっても、それは人の子。自らの思いこみや油断などによって、世間一般の常識から逸脱した表現を無意識のうちに公開してしまう危険性がある。結果として世間からの批判にさらされることになる。これは信頼性がブランドとなっている報道機関にとっては致命的な事態である。
また、編集という作業を介するか否かは、ブログやホームページによる個人的な報道・言論と、市民メディアのそれらを分ける境界線でもある。私が主宰するPJニュースの編集作業が機能しているか否かは別として、今回の衆院選でのネット上の報道・言論を見回していて、あらためて「編集」の重要性を認識した。ネット界での報道・言論がますます広がり、人々が手に取る情報が爆発的に広がっている現在、津波のように押し寄せる情報に人々は立ちつくしているのではないか。
情報爆発した世界では、人々はより困難な価値判断を迫られている局面で、その価値判断機能が麻痺(まひ)してしまい、検索回数の多さといったアルゴリズムで表示される検索エンジンの「評価」をうのみにしてしまったり、あるいは、情報の海に溺(おぼ)れる中、偶然たどり着いた情報にすがりついてしまう危険性すらある。情報の大海をさまよう小舟の船頭という意味で、マスコミ界、いやジャーナリズム界の「編集」機能がより重要性を増してきたことは確かだ。
また、産経新聞ツイッター事件は、これから先、マスコミ業界が避けて通れない「差別化」ということもあらためて認識させてくれた。産経はネット界での報道のイニシアチブを取るべく、まず先にネットに記事を配信するという「ネットファースト」という戦略を打ってきた。その中には、読者からの意見の取り込みや関連先へのリンクといったネット記事での同業他社との差別化という産経独自の試みがある。これはある種のメディア戦略の正攻法というべきものである。
この延長線上にあったのが、ツイッターなど今注目されるサイトを利用して、読者へのさまざまな働きかけをする囲い込みの試みだった。その結果が行きすぎた表現となったわけだ。これは産経社会部がネット読者を見下した、ある種の大衆迎合的、ポピュリズム的な試みとも受け取れる。しかし、産経が描いたネット大衆像と実際のネット市民の社会的な常識という点での認識に大きな開きがあったから、大きな批判が寄せられた訳だ。
この意味で、産経ツイッター事件はちまたでよく言われる「バーチャル世界での常識は、リアル世界での非常識」といったジャーゴンを覆すものであった。【了】
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