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マスコミ

448名無しさん:2008/03/03(月) 22:13:00
社説ウオッチング:つなぎ法案と国会 読売、際立つ与党擁護(2/2)

 ◇修正に向け議論を

 つなぎ法案取り下げの際の各紙の論調はどうか。

 ここでも、読売は民主党批判に重きを置いている。議長あっせんによる国会混乱の回避は「政治の停滞が許されないことを考えると、当然である」としながら、「初めから『ガソリン値下げ』ありきの戦術」をとった民主党が「有権者の支持を得ることは困難」だったとし、「真摯(しんし)に論戦を展開していく」ことを与野党に求めている。

 毎日は、国会が「正常な姿に戻ることを歓迎したい」と表明し、今回の合意を「議論する国会」「修正する国会」への第一歩とすべきだと提言している。「まず与党が修正の用意があることをもっと明確にすることが必要だ」と注文を付け、福田首相は一連の動きの中で「我関せず」と与党任せの無責任な姿勢を通したとして「与野党合意に大きな責任を持っている」とクギを刺している。

 朝日も与野党の歩み寄りを評価し、「これを糸口に、修正案づくりを真剣に追求すべきだ」と求めるとともに「衆参ねじれ時代の合意づくりのルールを探る」ことを提案している。産経も与野党が審議を尽くし、一定の時期が来れば結論を出すことを「基本原則としてあらためて確立すべきである」と強調した。日経は徹底した議論で「道路特定財源の抜本改革に踏み込む時」と提唱している。

 こう見てくると、与党支持の立場を鮮明に打ち出し、民主党に批判を加え続ける読売の姿勢が際立っていることがわかる。

 ◇「言論の戦い」とは?

 ところで、朝日、読売、日経の3社は1月31日、共同ウェブサイト「あらたにす」のサービスを開始し、朝日は「言論の戦いを見てほしい」という社説を掲げた。サイトの「くらべる社説」の欄には、3紙の社説の見出しと要旨が併置され、3紙のサイトへのリンクによって全文を読むこともできる。

 しかし、ネット上にはもっとたくさんの社説をリンクしたページを持つサイトもある。3紙社説の見出しと要約をネットに置いただけで、なぜこれが「言論の戦い」といえるのだろうか。お互いの社説について、今のところ何の言及もなければ批評もない。はなはだ物足りないという印象を受ける。【論説委員・小泉敬太】

【論説委員・小泉敬太】

毎日新聞 2008年2月3日 東京朝刊


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