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マスコミ

441とはずがたり:2008/01/08(火) 14:02:42
>>440-441

 兆候はあります。

 民主党への支持が参院選後も依然強いことです。年金公約違反など、自民党が墓穴を掘った面があるとはいえ、世論調査で民主党支持率は自民党を上回っています。今までにみられない現象です。

 政治を変えるには、政権交代が一番手っ取り早い。そんな有権者のムードが数字に表れているのではないでしょうか。

 「自民党をぶっ壊す」と叫んだ小泉純一郎元首相は党の支持基盤をぶっ壊しました。創価学会を支持母体とする公明党の支援が頼みの綱という事態は深刻です。

 共産党が衆院三百小選挙区の候補者を百四十人程度にとどめる方針を決めたのも自民党には脅威でしょう。これまで割れた野党票が民主に集中する可能性が高いのですから。

 世界を見渡しても、政権交代は大きな潮流になっています。

 自民党には景気の悪い話が続きましたが、民主党も多くの弱点を抱えています。大連立話に伴う辞任騒動で小沢一郎代表が口走った「プッツンした」。あれはいけません。

 政権交代の現実味を帯びれば帯びるほど、国家のトップリーダーとしての資質が問題視されるでしょう。

 道路特定財源の暫定税率存廃問題で浮かび上がった党内の対立は、自民党側に付け入る隙(すき)を与えたことは確かです。追及するうちに、いつの間にか追及を受ける側に回ってしまう「ブーメラン政党」の“伝統”もあります。

 こんな状況をひっくるめて、解散するかどうかの最終判断を下すのは首相自身です。

 ただ、国民に信を問うべきテーマを持っているのでしょうか。余計なお世話ですが…。

 マニフェストといえば、おもしろい現象が起きそうです。与党は総選挙で過半数を確保したとしても、再可決できる三分の二以上を確保するのは不可能に近い。だから公約を掲げても、そのまま実現するすべがない。いったい、どんな書きっぷりになるのでしょうか。

 民主党は極論すれば「ねじれ国会を解消し、政治を安定化させます」だけで済むかもしれません。
未体験域へのいざない

 五五年体制以降、本格的な二大政党下で初の政権交代が起きる可能性もあります。選挙直後に政界再編や大連立の「第二幕」が始まるかもしれません。歴史的瞬間は刻一刻と迫っているようにも思えます。

 未体験ゾーンに突入したことをしっかりと自覚しながら、来るべき時に備え「一票力」を鍛えておきたいものです。


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