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マスコミ

374とはずがたり:2007/05/28(月) 23:20:00
猟奇的な事件だったとはいえ,ちょいとひどいんちゃうかマスコミ。

会津若松・母殺害 門戸閉ざす集落 取材合戦、住民に傷
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2007/05/20070528t63026.htm

 福島県会津若松市の高校3年の少年(17)が母親を殺害し、遺体を切断したとして逮捕された事件。少年の実家がある福島県金山町の小さな集落は事件の衝撃だけでなく、殺到したマスコミの取材合戦に巻き込まれ、深い傷を負った。15日の発生から間もなく2週間。門戸を固く閉ざした家々は、時が過ぎることをひたすら願っている。(会津若松支局・小川雅洋)

 人口約2800の町の中で、少年の実家がある集落は約50世帯、百数十人が暮らす。事件の知らせからほどなく、新聞、テレビ、雑誌など、ありとあらゆるメディアの取材陣が押し寄せた。

 年配の男性が重い口を開く。「いくら仕事とはいえ、あまりにもひどかった。所構わず車を止め、勝手に敷地に入り込む。玄関に鍵を掛けると裏口に回って、執ように開けさせようとする者もいた。電話が鳴るだけで体がびくっとした」

 夜も続く取材攻勢にたまりかね、外灯だけでなく家の中の明かりを消してしまう家もあった。ある家では、トイレに行こうとした家族が廊下の明かりをつけると、玄関のガラス戸上方の透明な部分に、中をうかがう取材者の顔があった。

 少年をよく知る同級生に接触を図ろうと、地元の高校生に仲介を頼んで金を渡そうとした者もいたという。高校生の家族は「子どもにいったい何をするのか。わたしたちをばかにしている」と憤る。

■「もうたくさん」
 町には、事件と関係のない行事などの取材依頼をためらう動きもある。役場職員は「町全体がマスコミアレルギーだ。何かの取材機会をとらえ、少年や被害者家族のことを聞こうとするのではないか」と、警戒感をあらわにする。

 日中は玄関を開け放ったままにしている家も多かった集落の様子は、事件後一変した。「いつ何時、誰が来るか分からない。もうたくさんだ。残された家族はもちろんだが、集落にもつらい思い出が残った。もう事件のことは話したくない」と住民の一人は語る。

 少年と2人の弟が卒業した小学校では26日、運動会が開かれた。子どもも大人も一緒になって歓声を上げ、手をたたく光景は、地域が一つになって穏やかな日常を懸命に取り戻そうとしているようだった。

■弟「早く学校に」
 事件後、少年の祖父母とともに地元を離れた中学1年の弟は「早くみんなの所へ帰りたい、学校に行きたい」と周囲に話しているという。

 中学校の関係者は「いつ戻ってきてもいいように準備をしている。一学年10人ほどの小さな学校だが、保育所のころから一緒に育ってきた兄弟同然の仲間。子どもたちはきっと、自然に迎え入れるだろう」と話す。

 ショッキングな事件に、福島県警も少年の家族や地域への配慮に腐心してきた。報道発表では、殺害と頭部の切断があったことは公表したが、もう一つの基本情報である右腕を切断した事実については、いまだに公式発表をしていない。
     ◇
 河北新報社など福島県内に取材拠点を置く報道機関18社でつくる「在福島報道機関責任者の会」は、殺害された母親の夫からの取材自粛要請を受け、人権に配慮しつつ各社の自主的判断と責任において節度ある取材活動を行うことを申し合わせている。
2007年05月27日日曜日


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