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マスコミ
1702
:
名無しさん
:2020/09/29(火) 18:14:13
>>1701
朝日新聞は「批判ありきの新聞」と評されることがあります。そんな意図はもちろんなく、報道機関として必要な指摘をしているとの立場を説明してきました。でも、政権を支持する声と批判する人たちの意見、そのどちらにもきっちりとアンテナを張っていたか。両者のものの見方を十分に咀嚼(そしゃく)できていたか。虚心坦懐(たんかい)に振り返る必要があります。
伝えることが難しい時代、といわれます。社会の分断が拍車をかけています。異なる意見をもつ人たちが互いに聞く耳を持たず、それぞれの世界に閉じこもっている。その間をつなぐ橋がかからず、現場でもがく記者たちの思いを、政治部の坂尻顕吾部長が明かしてくれました。
「一生懸命に記事を書いても、社会の一方にいる人たちだけに語りかけている気がしてくる。それを繰り返しても、多くの人には伝わらない。もどかしい」
時代のせいだけではないでしょう。政局が動いて、忙しくなるにつれ、記者は余裕をなくして、取材対象ばかりを追いかけてはいないか。問題意識が先行するあまり、「どうせいつもの論調だろう」と読み飛ばされてしまうような記事が、いまも残っているのではないか。現場でも反省はある、といいます。
政治部ではいま、「だれに向かって記事を書くのか。読む人の目線まで意識をするように」と記者に伝えているそうです。
紙の新聞に加え、デジタル空間にも記事を流す時代です。ニュースの背景を記者が語り、その音声番組をインターネットで届ける。膨大な過去の取材メモをひっくり返し、取材者しか知らない裏話やエピソードを長文のデジタル記事に盛り込んでみる。新聞になじみの薄かった若い世代にも興味をもってもらうことで、新聞の世界が広がっていくのかどうか。現場の模索が続いています。
*
パブリックエディターもまた、世の中と新聞をつなぐ仕事です。朝日新聞の内側と外側のちょうど真ん中に立って、できるだけ多くの声が届くよう、大きな窓を常に開けておきたいと考えてきました。
ただ、自戒を込めて言うならば、まだまだ足りていないのだと思います。少なくとも政権を評価する「71%の世界」を私自身は的確に感じ取ることができていませんでした。
寄せられるご意見に耳を澄ませます――。その言葉を、かけ声だけで終わらせるわけにはいきません。
世の中の新しい動きの芽に自分は気づいているか。先入観に引っ張られていないか。これまでの考えが崩されるようなヒントを探りながらアンテナを高くすることが、いまの自分の役目だと受けとめています。
◆やまのうえ・れいこ 1985年朝日新聞入社。東京社会部などを経て、社員の立場でパブリックエディターを務める。
◆パブリックエディター:読者から寄せられる声をもとに、本社編集部門に意見や要望を伝える
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