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マスコミ

162小説吉田学校読者:2006/04/20(木) 22:30:58
特殊指定はなくなっても、再販制度がある限り宅配制度は不変とは思いますけれども、最後の段落のところはまさにそのとおりであります。
私が朝ズバを見る理由の1つは、新聞を紹介だけでなく、社説比較と記事批評をやるところでありまして、一昔前の「やじうまワイド」を見ている感がするわけであります。

インタビュー・新聞「特殊指定」を考える:司会者・みのもんたさん
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2006/04/20/20060420ddm012040121000c.html

◇「情報発信、減ってもいいの?」
 −−みのさんにとって新聞とはどういう存在でしょうか。
 ◆しゃべることは、活字と関係ないと思うでしょう。違うんですよ。きちんとしゃべろうと思えば起承転結がある。それは活字から身につく。ぼくはそれを新聞から学んだ。語彙(ごい)も覚えた。毎朝午前3時半に起きて車でテレビ局に向かうけど、1時間余り6紙持ち込んで必ず目を通します。いい記事、ダメな記事、行間に記者の能力を感じながら読んでます。
 −−新聞の特殊指定は宅配制度を支える重要な制度だと考えますが、公正取引委員会はこれを廃止しようとしています。
 ◆今の制度が、新聞を読みたい人の利益を阻害しているでしょうか。新聞の宅配制度は、日本独自の文化です。雪の日も雨の日も風の日も届く。それは無上の喜びでしょう。どれだけ地域の住民に安心と潤いを与えるか。購買者に不利益を与えていないんだから、今の制度を守ればいい。新聞に価格競争を持ち込んでも意味ないじゃない。
 −−特殊指定廃止によって価格競争が起きれば流通システムが崩れ、地域によって読めない新聞が出てくる可能性もあります。
 ◆いろんな新聞読んでるけど、同じと思うことは一つもない。見事に内容が違う。ぼくは番組でコメントをするけど、新聞を比較するところから始まる。比較できるからいい。地域によって届けられなかったり、朝届かなかったりしたら、文化の崩壊を招いちゃう。いろいろあるからいい。価格競争の結果は寡占化でしょ。それがいかに異様なことか。新聞が1社、2社と減ったら、必ず情報発信は減る。我々は、それでいいのかということです。公正は価格競争だけじゃない。
 −−新聞に親しむようになったのはいつごろからですか。
 ◆ものごころついた昭和20年代、子供新聞を読みましたよ。本も自由に読めない時で、すごく鮮烈な記憶です。乾いた砂に水をまいてくれる感じだった。それが大人の新聞のマンガや小説を読むようになり、いつの間にか社会や政治、経済の記事へ移り、さらに読書の世界に進んだ。活字の訴求力はやはりすごい。それに昔の新聞は、読むと手にインキが付いた。読んだなあ、と実感できた。新聞記者もあこがれの職業だった。実はぼく、昭和41年に毎日新聞受けたんだ。落ちたけどね(笑い)。
 −−えっ? そうでしたか。当時に比べるとメディア環境が複雑になり、新聞の影響力もちょっと……。
 ◆影響力はありますよ。テレビは永久に新聞に勝てないでしょう。大体、テレビニュースは右から左に流れるだけ。新聞は、トイレでも食卓でもバスの中でも、読者と1対1の世界を築ける。すごいことです。新聞のあるなしでは、私のしゃべりは全然違います。
 −−新聞への注文はありますか。
 ◆昔、社説が1面に載ってたでしょう。あれをぜひ、戻してほしいね。今でも社説の欄にまず目がゆく。おっ、毎日は今日は憲法できたか、朝日は何か、とかね。ドーンと1面にある社説をじっくり読む気分をもう一度、味わいたい。号外に飛びつく市民の姿。最初の情報を躍る活字でかみしめる喜び。それが新聞のだいご味でしょ。【聞き手・伊藤正志、写真・内藤絵美】


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