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マスコミ

1389名無しさん:2018/03/16(金) 13:09:14
>>1388

公称ABC部数、発証率、実売数の推移(実売数は詳細な社内サンプル調査結果より全体に拡大推計)
 ABC部数、発証率、実売部数の5年ごと推移をグラフにしたものが、右記である。朝日新聞の実売状況が、加速度的に悪化したことが分かる。

 2004年を100%とすると、2014年は、ABC部数は14%減にとどめているが、実売数は30%減らして510万部と推計される。

 なお、昨年下期平均で710万部だった朝日の公称部数は、直近(2015年2月)では679万部までさらに減っているため、既に実売500万部を割っている可能性が高い。

 内部資料を詳細に理解するには、現在の新聞業界の構造と実態を知っておく必要がある。この超A級資料を解説する前段として、まず、公称部数(ABC部数)という観点から把握しておこう。

◇中央紙の急激な公称部数減
 俗に読売1000万部、朝日800万部、毎日400万部などと言われてきた。しかし、新聞の衰退が指摘されてきたわりに、これら新聞社の公称部数が急落することはなかった。急落が始まったのは、ここ1年余りの期間である。

 次に示すのは、2014年の下期(7月〜12月の平均)における全国紙5紙のABC部数だ。右欄は前年比である。

社名 2014年下半期 2013年下半期比
朝日新聞 710万1074部 -44万2107部
読売新聞 926万3986部 -60万4530部
毎日新聞 329万8779部 -5万1587部
日経新聞 275万534部 -2万5585部
産経新聞 161万5209部 -2316部
 注目してほしいのは、右欄の数字である。読売と朝日がこの1年で著しく部数を減らしていることが分かる。読売が60万部減、朝日が44万部減である。

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2014年下期(7〜12月)の新聞社別ABC部数の一覧
 しかし、ABC部数の分析だけでは、新聞業界の実態、特に、実配・実売部数(実際に配達され、末端消費者に売れている新聞部数)を正確に把握することはできない。次のような事情があるからだ。
◇「押し紙」とは何か?
 新聞のABC部数について考えるときに、欠くことができない留意点を紹介しておこう。それはABC部数は、実配部数を反映していない、ということだ。ABC部数には、外部には公表されない「押し紙」(残紙)が含まれているのが一般的である。

 「押し紙」とは、新聞社が販売店に対して強制的に買い取りを強要する新聞のことである。たとえば、実際に配達している新聞が2000部しかないのに、新聞社が3000部を送りつけ、過剰になった1000部に対しても卸代金を請求すれば、これらの部数は「押し紙」ということになる。

 とはいえ、新聞社がこうした押し売り行為が慣行化している実態を否定していることもあって、過剰になった新聞を指して「押し紙」とは言わない。「残紙」、「予備紙」、「積み紙」と言った言葉で表現している。

 しかし、社会通念からして、販売予定のない商品を好んで仕入れることはあり得ないので、一般的には「残紙」、「予備紙」、「積み紙」も広義の「押し紙」として定義される。特に新聞業界の外部では、「押し紙」といえば、「残紙」一般を指している。必ずしも「押し売り」が前提になっているわけではない。

 だが、末端読者が購読料金を払っていない以上、そして、読まれることなくリサイクルや廃棄に回される以上、その数を含めて公表する行為は、部数を偽装している、と言われても仕方がない。すなわち、これら押し紙は、偽装部数なのである。

 「押し紙」の規模は、新聞社により、あるいは地域により、まちまちであるが、平均すると3割ぐらいが「押し紙」ではないか、との推測が一般的だった。それを裏付ける書籍や資料はたくさんあるが、一例をあげると、2005年に外部に流出した毎日新聞社の「押し紙」に関するデータがある。

Tinyreportsimg_g20150402001954
毎日新聞社から流失した内部資料「朝刊 発証数の推移」。赤の部分が搬入部数。青の部分が発証数。
 この「朝刊 発証数の推移」と題する毎日新聞の社内資料によると、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。


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