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マスコミ

1233とはずがたり:2016/08/25(木) 23:18:14
20160517
STAP細胞擁護のBusiness Journalと大宅健一郎氏への疑問
http://blog.mistpouffers.com/entry/2016-05-17-NO_MORE-BusinessJournal

割烹着のリケジョが一瞬だけ一世を風靡した2014年の1月。僕は大学2年生だった。
その1ヶ月後には捏造・研究不正疑惑が噴出して、ワイドショーとかが大騒ぎだったようだけど、生物科の学生も「STAPどう思う?」みたいなことを聞かれたり、「実験ノートをちゃんと取らないとああいう風になるよ!」と言われたり、結構大騒ぎだったのである。

200回以上作製に成功したSTAP細胞は再現されず、2014年7月には論文が撤回されるなど騒動は終焉を迎えたはず…だったのだけど、2016年1月に小保方晴子著「あの日」が発売され、3月には謎のホームページが立ち上げられた。ちなみにホームページは今でも公開されている。

そんななか、STAP細胞に関して擁護的な記事を連発しているのが「Business Journal」というニュースサイトである。 このサイト内で「大宅健一郎」という記者(肩書きはジャーナリストとなっている)がSTAP細胞の擁護の記事を連発しているのだ。

最近ではこんな記事を公開している。

この記事、すでに批判が多く出てはいるのだけど、一方で「やっぱりSTAP細胞は実在した!」みたいな反応も見受けられる。
実際のとこどうなのよ、と言うことでいろいろ書いて見る。

正直言って眉唾ものである。

実はこの記事内で「小保方晴子氏のSTAP細胞は実在した」とか「小保方晴子の論文は正しかった」ということは述べられておらず、どうものらりくらりとした文章でかわしているようにみえる。

日本国内では、マスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。
とか

マスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学
という、学問的正しさに関してよりもマスコミであったり理化学研究所や早稲田大学への批判が主体となっている。

しかし、

細胞が酸性ストレスによって多能性を示すという反応は、まさに小保方氏が発見したSTAP現象そのものだ
というのは暗に「小保方氏が発見したSTAP現象が存在する=小保方晴子氏の主張が正しかった」と述べていると考えられる。

元論文は?
元論文として出されているのは「Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes」である。
そもそもタイトルから言って「改変されたSTAP条件では、T細胞の多能性とアポトーシス(細胞自死)の運命決定が促進される」という論文である。一般的な言葉にすれば「STAP論文の条件を変えてみたら、T細胞が多能化したり死んだりするのが促進されたよ」というところである。
そもそもがSTAP現象が確認しました!という論文ではない。

Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes

アブストラクトには多能性を表す「pluripotency」という言葉もなければ「STAP細胞はありまぁす」といった事は書かれていない。

そしてHighlightsには

T-lymphocytes' responses to acidic stress were irrelevant to OCT4A or OCT4B.
と書いてある。「T細胞の酸性ストレスへの反応はOCT4AとOCT4Bに関係なかった」といったところか。
OCT4というのは多能性細胞(幹細胞)の指標に使われるのだけど、それが酸性ストレスへの反応と関係ないと書かれているのである。
これはSTAP現象と完全に一致しないということじゃないか。

この記事を掲載した「Business Journal」と著者である「大宅健一郎」とは何者なのだろう。

Business Journalの母体はサイゾーである
Business Journalなんて格調高そうな名前、そしてサイトのデザイン的にちょっと「ちゃんとしたメディア感」が出ているのだけど、Wikipediaにも書いてある通り運営しているのは「サイゾー」である。

ビジネスジャーナル - Wikipedia

また、サイト上にも編集部住所として株式会社サイゾーの名前が明記されている。

Business Journalとは | ビジネスジャーナル

「Business Journal」という「それっぽい名前」から受けるイメージと「サイゾー」から受けるイメージはだいぶ違うんじゃないかと思う。


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