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マスコミ

1145とはずがたり:2015/08/10(月) 21:14:41
シュプリンガーはお気に入りの出版社だったから買収した所を見てみたくもあったな。
ただもう一寸高尚な会社かと思ってたけど大衆紙から発展した会社だったのか。

「FT買収競争」に敗れた会社の次の一手とは? 独アクセル・シュプリンガーの戦略を読む
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-78254.html
07月24日 21:50東洋経済オンライン

「FT買収競争」に敗れた会社の次の一手とは? 独アクセル・シュプリンガーの戦略を読む
アクセル・シュプリンガー社の本社ビル(同社ウェブサイトより)
(東洋経済オンライン)
日本時間の7月23日深夜に発表された、日本経済新聞社による英フィナンシャル・タイムズ(FT)の買収話は、世界のメディア関係者の度肝を抜いた。

最も驚いたのは、日経よりはるかに先にFT獲得に動き、交渉最終局面まで有力視されていたドイツの新聞最大手アクセル・シュプリンガー社だったかもしれない。日本では知名度が低いが、欧州、特にドイツでは知らない人はいない。一体、どんな企業で、なぜFTに目を向けたのか。

「最後の10分」で勝負が決まった
FTの報道によれば、勝負が決まったのは「最後の10分間」だった。アクセル・シュプリンガー社はカリスマトップとして知られるマティアス・デップナーCEOの下、昨年からFT取得に向けて動いていた。当初はFTグループの少数株主になるつもりだったが、ここ数週間はグループ全体の買収話に発展。最近では、買収に食指を動かしていることを認めていた。

23日の午前中(英国時間)の時点でも、同社は交渉をまとめるつもりでFTグループ側と話を進めていたが、日経側が「すべてを現金払い」というオファーを提案。アクセル・シュプリンガー社には対応できない条件となったことで、同社は諦めざるを得なくなった。

FTグループの親会社である英教育出版社ピアソンと日経が買収の合意に達したのはその日の午後。15時13分、ピアソンは買収を発表した。

「欧州で最も成功した新聞社」と言われるアクセル・シュプリンガー社のデップナーCEOにとって、最も屈辱的な場面の1つだったに違いない。日経がFTグループ買収に実質的に動いたのは約2カ月前(5週間前)であり、後からやってきた新顔にディールを奪われてしまったからだ。

日本ではあまり知られていないアクセル・シュプリンガー社とは、一体どんな存在なのか。

大衆紙「ビルト」が大当たり
アクセル・シュプリンガー社は、1946年、アクセル・シュプリンガー氏(当時34歳)が出版業を営む父ととともに、 立ち上げた。第2次大戦で負けてから間もない頃のドイツである。夕刊紙やラジオ番組のガイド雑誌などを出版した後、1952年に創刊した大衆紙「ビルト」が大当たりした。一時は500万部を超える発行部数となり、欧州で最も読まれている新聞となった。

「大衆紙」という言葉は日本では馴染みが薄いが、一般大衆向けの新聞で、ゴシップ、スキャンダル、ヒューマンストーリーなどを中心に、わかりやすい文章で書かれた記事が満載だ。知識人が読む「高級紙=クオリティー・ペーパー」とは対極の位置にあり、「下品」と評する人もいる。

その後、次々と雑誌や新聞を発刊・買収してゆく。社としては娯楽路線・保守路線をとり、シュプリンガー氏自身は自由、法治、西側諸国の価値観を擁護した。社名に創業者の名前を冠しているだけあって、同社はシュプリンガー氏を非常に誇りに思い、ウェブサイトには同氏の数々の写真や履歴が詳細に記録されている。

ベルリンにある同社の本社ビル(第2次大戦後の冷戦期、ベルリンが東西に分断されていた時代に、同市内の東西境界線上に置かれていた国境検問所「チェックポイント・チャーリー」から歩いて数分)の前には、ベルリンの壁の一部が陳列されている。その上には巨大な人物の彫像(地上から計測すると高さ約5・8メートル)があり、「バラシング・アクト」(綱渡り)というタイトルがついている。

1959年、当時ソ連の占領地を示す境界線の真上に本社ビルの建物の礎を置いた。この境界線はのちにベルリンの壁になってゆく。アクセル・シュプリンガー社によれば、同社ビルは「自由な西側の灯台」の役目を果たした。シュプリンガー氏は東西ドイツの統一を強く望んでいたという。

現在のアクセル・シュプリンガー社の従業員は約1万3000人(2013年。前年より約8%増)。世界40カ国でビジネスを展開する。収入の43%がドイツ国外で生じたものだ。

年次報告書によると、同社の「魂と精神はジャーナリズム」であるという。ミッションは「デジタル世界における、独立したジャーナリズムを成功裏に打ち立てる」こと。ゴールは「指導的な、デジタル出版社になること」。


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