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宇宙

871とはずがたり:2016/10/21(金) 20:37:28

横浜地球物理学研究所もよく判らないけど村井先生のでたらめさを指摘している。

横浜地球物理学研究所
YOKOHAMA GEOPHYSICS RESEARCH LABORATORY
地震予知・地震予測の検証など
村井俊治氏の地震予測を信じてはいけません(1)
http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/edc3b33183a6b8f62fe2d03aa32aa29c
2015年01月02日 | 地震予知研究(村井俊治氏・JESEA)

一部の週刊誌をはじめとするメディアが、東大名誉教授の村井俊治氏(JESEA・地震科学探査機構)の地震予測を絶賛して紹介し続けているようです。



■ GPSの誤差を補正していない

なぜ村井俊治氏は、このようなあり得ない値を提示しているのでしょうか。

村井氏は自身のツイッターなどで、電子基準点の「日々データ」を見ていることを自ら明言しています。実は、国土地理院で出している「日々の座標値」は、気象条件などの各種影響を完全に取り去ったものとは程遠く、近隣点との比較や基線ベクトルをみた修正(単独のデータをみるより格段に精度が高くなる)を行う前のデータなのです。各基準点のデータを単独でとると、いわば誤差まみれのデータとなるはずです。

GPSに代表される全地球測位システム(GNSS)というのは、幾ら受信機や衛星の機械を精度よく作っても、(単独では)誤差を免れません。電波が通過する電離層の状態や、成層圏内での水蒸気量や温度などによって、散乱やマルチパスが生じて、誤差がどうしても出てしまうのです。たとえ気象条件を加味して誤差を補正しても、短期間では数センチの誤差は残ってしまうのです。

このように考えますと、1週間単位で数センチ規模の地殻変動を、日本のあちこちで、年間に何度も何度も観測しているとする村井氏らのデータは、単にGPS(GNSS)の誤差を適切な補正なく示しているものと考えるのが自然です。すなわち、実際には地殻は動いていないのに、GPSデータのノイズによる変動をみて「地殻が動いている」と勘違いして、地震の予兆だと騒いでいるだけなのです。

■ 過去の観測データとも矛盾

なお、これまでに発生した大きな地震の前にも、地殻変動はほとんど観測されていません。たとえば、あの兵庫県南部地震(1995年)の前でさえ、震源に最も近かった箕面市をはじめとする近隣の全ての観測点で、1センチを超える地殻変動は一切見られなかったのです(岩波出版「阪神・淡路大震災と地震の予測」10頁等)。GNSSはおろか、震央の近くに高精度な傾斜計や伸縮計がある場合であっても、地震前に有意な前兆的異常はほとんどみられていないのです(宇津徳治「地震学第3版」322頁等)。

このように、大きな地震の前であっても、数センチ規模の地殻変動は一切観測されない場合がほとんどであるということは、地震学界では半ば常識です。測量学がご専門の村井氏は、この事実を全く知らないのでしょう。

あらためて指摘するまでもないことですが、「地震の前には地殻が動いているのではないか?」といった程度のことは、地震学者たちは当然にすでに検討済みなのです。GNSSの精度や観測点密度が上がってきて、実際にデータを見てみた結果、思いのほか地震の前にも地殻変動がほとんど先行しないことが明らかになってきているのです。

なのに、いまさら「地震の前には地殻が動いている」などと、ノイズまみれのデータを適切な補正もせずに提示して騒いでいる村井俊治氏の見識は、正直言って噴飯ものです。


村井俊治氏(JESEA)の言っていることは、支離滅裂で信用できません
http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/70721936cee7b13543e27c3ca0998751
2015年03月04日 | 地震予知研究(村井俊治氏・JESEA)


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