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宇宙

832荷主研究者:2016/06/25(土) 19:27:29

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160614000079
2016年06月14日 17時20分 京都新聞
宇宙ごみの形や大きさ解析 京大グループ「除去につながる成果」

地球を周回する宇宙ごみのイメージ(NASA提供) ロケットや人工衛星の残骸である「宇宙ごみ」の大きさや形、回転の状況を識別する新たな観測手法を開発し、大気観測用レーダーのデータ解析に適用してごみの姿を捉えることに、京都大の山川宏生存圏研究所教授や佐藤亨情報学研究科教授らのグループが成功した。人工衛星などに衝突して被害をもたらす宇宙ごみの除去に役立つ成果で、日本航空宇宙学会誌にこのほど発表した。

 地球の周りには10センチ以上のごみが2万個ほど確認されている。レーダーを使えば、ごみに電波を照射して跳ね返って来るまでの時間から距離と、跳ね返ってくる電波の周波数の変動(ドップラー効果)によって速度はそれぞれ分かるが、大きさや形、回転の状況までを把握するのは難しかった。

 グループは、ごみの表面の凹凸や回転による微小なドップラー効果を読み取る新たなデータ解析手法を開発した。この手法を京大の大気観測用の「MUレーダー」(滋賀県甲賀市)に適用し、800キロの上空にある一つのごみを調べたところ、直径約1メートルの円盤状で、約6秒周期で回転している、との情報を得ることができた。

 山川教授は「宇宙ごみの除去には、ごみがどんな状態で存在しているかを知ることが欠かせない。今回の手法を専用レーダーに適用すれば、数センチ程度のごみでも詳しい情報を知ることが期待できる」と話している。


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