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宇宙

825名無しさん:2016/06/05(日) 16:14:15
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2016060500047
地熱による対流で形成=冥王星、氷の平原の模様-100万年以内に更新・NASA

 冥王星の明るいハート形の地域で、窒素の氷の平原上に見られるさまざまな多角形の模様は、内部の地熱による氷のゆっくりとした対流で形成された可能性が高いと分かった。米航空宇宙局(NASA)などの二つの研究チームが5日までに英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 米探査機ニューホライズンズが昨年7月に冥王星に最接近した際の観測画像に基づき、コンピューターによるシミュレーションで結論付けた。観測当時は、泥の表面が乾いて縮み、ひび割れるのに似た仕組みも考えられたが、個々の多角形の直径が10〜40キロ程度とスケールが大きいことなどから否定された。
 この対流は、20世紀初めに研究した英仏の物理学者の名前から「レーリー・ベナール対流」と呼ばれるタイプ。熱せられて軽くなった物質は上昇し、表面に達すると冷えて周囲から下降する。こうした部分的な循環が多数でき、全体として多角形が並んだハチの巣のような模様となる。身近な例では、熱いみそ汁をわんに入れた際に観察されることがある。
 NASAなどのチームによると、冥王星の中核を占める岩石にはウランやトリウム、カリウムの放射性物質が含まれ、この崩壊熱が表面を覆う氷の層に伝わる。ハート形地域の中心部にある氷の層は大半が窒素でメタンや一酸化炭素も含まれ、表面の平均温度は零下237度程度とみられる。
 NASAなどのチームは氷の厚さが3〜6キロ、表面の流速は年間数センチで、約50万年で更新されると推定。一方、米パデュー大チームは氷の厚さを約10キロ、表面流速は年1.5センチで、約100万年で更新されると推定した。(2016/06/05-11:21)


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