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宇宙
818
:
とはずがたり
:2016/05/16(月) 18:48:55
>>817-818
サカモトらはもっと細かい手順を使い、新種の恐竜が現れた回数(種分化イベントと言う)をカウントしていきました。三畳紀(約2億5100万年前〜約1億9960万年前)からジュラ紀(その後約〜1億4550万年前)にかけ、恐竜の多様性はより大きくなりましたが、白亜紀(ジュラ紀の後〜約6600万年前)初期までには、種の分化が頭打ちになってきました。白亜紀中期から後期までには、恐竜が進化する率は劇的に低下していました。それはその後数百万年、チクシュルーブの隕石衝突の前まで下がり続けたのです。
「新たな種の誕生が、種の絶滅の早さに追いつかなかったのです」とサカモト。「それによって恐竜は、劇的な環境変化、特に終末的な変化に対しては、脆弱になってしまいました」
サカモトの研究では、恐竜がゆっくりと消えていった理由には踏み込んでいませんが、多くの要因が関係していると言っています。「我々がモデル化できることは非常に限られています。が、スローダウンからはっきりした減少へと変わった頃、世界は非常に大きな変化の中にあったということは言えます」その変化とは、長期に及ぶ火山活動、超大陸パンゲアの分裂(地球のあらゆる大陸がつながった状態から今の形に近づく)、そして地球規模での寒冷化などです。
Kellerはサカモトらの論文について、「気候に関して強く主張することもできたはず」だと言います。「最終的に(恐竜が)大幅に減ったのは、気候が末期的に寒冷化したときでした。そしてそのとき、絶滅が非常に急速になったのです」
恐竜絶滅の謎は、これからもすべて解明はできないのかもしれません。多くの証拠が時間とともに失われてしまいました。でも我々が研究のツールを洗練させればさせるほど、恐竜が一気に絶滅したわけではないことが明らかになっています。とすれば、今地球上で(一応)繁栄している人間を絶滅させるのも、同じようにゆっくりとした変化なのかもしれません。
Image:Shutterstock、Mark Richards
source: 米国科学アカデミー紀要
Maddie Stone-Gizmodo US[原文]
(miho)
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