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宇宙

788とはずがたり:2016/04/16(土) 17:42:59

断層帯、北東へ地震続発=「大分―熊本構造線」沿い
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-160416X880.html
12:21時事通信

 熊本県益城町で14日夜、最大震度7を観測した熊本地震。16日未明には同県阿蘇地方で震度6強、朝には大分県中部で震度5弱の地震が起きた。政府の地震調査研究推進本部が2013年にまとめた九州地域の活断層の長期評価では、日本列島の形成過程で生じた地質構造による「大分―熊本構造線」沿いに、断層帯が分布すると指摘していた。地震はこの範囲で北東方向に続発している。

 同本部の地震調査委員会は15日夕の臨時会合で、14日夜のマグニチュード(M)6.5、最大震度7の熊本地震は、日奈久(ひなぐ)断層帯の北端部分「高野―白旗区間」がずれて発生したとの評価をまとめた。しかし、余震はT字形に接する布田川(ふたがわ)断層帯でも起きていた。

 気象庁は16日午前1時25分に熊本地震の北西側で発生したM7.3、最大震度6強の地震を、新たに一連の地震の「本震」と位置付けた。地図上では布田川断層帯付近にある。

 地震は布田川断層帯の北東延長線上へ続き、阿蘇地方では午前3時台にM5.8の地震が2回起き、最大震度5強と6強を観測。さらに大分県中部の別府―万年山(はねやま)断層帯付近では午前7時11分、M5.3で最大震度5弱の地震が起きた。

 東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)は「(新たな)本震は布田川断層帯で起きており、地震調査委は評価を誤った」と指摘。「阿蘇で発生した地震は地上では断層が見えないが、地下に埋もれている可能性がある」との見方を示した。

 日奈久断層帯のうち、熊本県芦北町や水俣市沿岸付近に至る南部については「いつ、どういう形で動くか分からないが懸念される」と話した。

<熊本地震>「本震のエネルギー、前震の16倍大きく」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160416k0000e040248000c.html
11:25毎日新聞

<熊本地震>「本震のエネルギー、前震の16倍大きく」
平田直・東京大地震研究所教授=円谷美晶撮影
(毎日新聞)
 ◇平田東大教授「内陸型の活断層地震で、かなり大きい規模」

 14日に熊本県熊本地方で発生したマグニチュード(M)6.5の地震(震度7)以降続いていた一連の地震は、16日未明のM7.3の「本震」を経て、同県阿蘇地方や大分県も含めた3地域で同時多発的に地震が相次ぐ異例の事態となった。16日未明のM7.3の地震の規模は阪神大震災に匹敵する。広い範囲で強い揺れを引き起こし、被害の拡大を招いた。

 平田直・東京大地震研究所教授(地震学)は「16日未明のM7.3の地震は14日夜の地震(M6.5)よりもエネルギーで約16倍大きく、強い揺れが起きた範囲も広い。内陸型の活断層が起こした地震としてはかなり大きい規模だ。こうした大きな地震は周辺にも影響を及ぼすので、大分の地震も誘発されて起きた可能性がある」と指摘する。

 気象庁によると、14日夜のM6・5の地震の発生から16日午前11時までに、熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県で震度1以上の地震は252回あった。

 気象庁はこれら三つの地域の地震は別のものとみているが、青木元・地震津波監視課長は「熊本地方の本震の後、熊本・大分両県で地震活動が活発化している。本震が何らかの影響を与えていると思う」と話した。

 今回、地震が相次いでいる熊本地方、阿蘇地方、大分県中部はいずれも、九州の中でも地殻変動の影響でひずみが蓄積しやすい地質構造の「別府?島原地溝帯」の周辺に位置している。阿蘇地方には目立った断層は確認されていないが、大分県中部の地震の震源近くには、熊本県境まで続く「別府?万年山(はねやま)断層帯」がある。

 古村孝志・東京大地震研究所教授(地震学)は「一枚の大きな断層が一度に割れれば最初に本震が起こるが、今回はいくつもの断層が並行する複雑な地形だったので、より大きい本震が後に起きたと考えられる。これまでよりも大きな余震が起こる可能性があり警戒が必要だ」と語った。【飯田和樹、酒造唯】


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