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宇宙

742とはずがたり:2015/10/26(月) 16:06:19

白色矮星
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F

白色矮星[1](はくしょくわいせい、white dwarf[1])は、恒星が進化の終末期にとりうる形態の一つ。質量は太陽と同程度から数分の1程度と大きいが、直径は地球と同程度かやや大きいくらいに縮小しており、非常に高密度の天体である。

形成過程[編集]
質量が太陽の3倍以内の恒星は、水素の核融合反応により中心核がヘリウム等になって温度が上がると赤色巨星となり、水素でできた外層部は惑星状星雲の形を取って宇宙空間に放出され、残った中心核が白色矮星となる。恒星の中心核であった時の余熱と重力による圧力のために光と熱を発しているのであり、こと座の環状星雲やみずがめ座のらせん星雲、こぎつね座の亜鈴状星雲など、惑星状星雲の中心部には、外層部を剥ぎ取られてできたばかりの、表面温度が5万度から10万度に及ぶ高温の白色矮星が見られる。これらの星は、もはやエネルギー源が無いため、数百億年かけて次第に低温の星になり、最後は黒色矮星となって電磁波による観測ができなくなるとされている。あと約50億年もすれば太陽もこのような終焉を迎えるだろうと言われている。 「白色矮星」という語は、シリウス伴星が白色、スペクトル分類がA型であったところからできたものであるが、観測の結果、他にも青・青白・黄白・黄・橙・赤など通常の恒星と同じものが存在することがわかった。スペクトル型では、それぞれO・B・F・G・K・Mに相当するもので、冷却の段階を示していると考えられる。
1960年代までは、中性子星やブラックホールは理論こそ提唱されていたものの実在は証明されておらず、大質量の恒星が超新星となって爆発した後、その中心核が白色矮星になると考えられていた。

物理的性質[編集]

天王星、海王星、地球、金星などに囲まれている中央の白い星が白色矮星のシリウスB。地球とほぼ同じ大きさであるが、質量は太陽と同程度である。
白色矮星として最もよく知られるシリウス伴星(シリウスB)は、直径は太陽の0.016倍、質量は1.06倍、平均密度は水の40万倍とされる(『2000年版理科年表』より)。そこから、表面重力は太陽の約4100倍、地球と比較すると約11万6000倍と計算される。その高密度のために原子内の電子は、フェルミ縮退しておりパウリの排他律からそれ以上の縮退状態を形成できない、これによる縮退圧の圧力勾配と星自身の重力が釣り合って白色矮星はその形を保っていられるのである。
太陽質量のおよそ 1.4 倍以上の白色矮星は存在しない(チャンドラセカール限界を参照)。1.4 倍以上の場合は、電子の縮退圧では重力による星の収縮を支えきれず、中性子星となるか、重力崩壊を引き起こして一気に重力エネルギーを解放させ爆発するかのいずれかとなる。後者はII型超新星爆発といわれる。


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